67camper's Blog

管理人67camperの空冷VW、北米輸入住宅、キャンプ、ジャズ、自転車、アコギ、カメラ、アメカジに関するログです。

50年代スティットのアルトワンホーンが好きだ!

2008-04-13 02:41:57 | jazz & vocal
New York Jazz/The Sonny Stitt Quartet
(Verve MGV8219 jp reissue)

 50年代後半は、おそらくジャズが最も元気があった年代ですよね。歴史的にも重要な作品がたくさん発表されたため、他の年代ならその年代をする話題作になったようなスウィングするいいアルバムが目白押しです。いわゆる過小評価作品ですが そういったアルバムも燦然と輝くような話題性はなくても鈍いいぶし銀的作品であり今聴けば全て新鮮、「いいじゃん!」となることが多い感じがします。パーカーという大きな存在故、いつも次点ポジションに甘んじてきたソニー・スティットなどは、スウィングするというジャズの本質は充分に追求されているしこういった話題に上らないいい作品が多いです。本日は、このスティットのVERVE盤で"New York Jazz"をアップします。既にアップした同年代の似たタイトルのルースト盤がありますが、これとも甲乙付けがたい内容ですよね。

 57年の録音で、スティットはここではアルト、テナーの両刀使いで、曲によっては一曲の中で持ち替えもやっています。ピアノはJimmy Jones, ベースはRay Brown, ドラムスがJo Jonesというワンホーンカルテットです。持ち替えではA-3の"If I Had You" A-4の"Alone Together"、アルトでB-1の"Down Home Blues", B-3の"Stars Fell On Alabama", Bラスの"Between The Devil And The Deep Blue Sea"が好トラックです。B-4のテナーによる"Body And Soul"もいいですよね。個人的にはアルトが多く収録されたB面が好きで、特にB-1のブルースフィーリングの素晴らしさやキャノンボールに迫るアラバマの歌心あふれる演奏は要チェックだろうと思います。

 所有盤はポリドールの再発モノラル盤ですが、電光掲示板文字を模したタイトルロゴの使用は斬新でゴージャスなNYCの夜のライブシーンを連想させ、なかなかのGood cover だと思います。

新発見!66bugのハイビームスィッチ

2008-04-13 02:04:15 | Volkswagen

 今度は66bugのウィンカーのレバーの構造で新発見です。この66のウィンカーアッセンブリーはどうも年式特有らしい。今まで7年も乗っていたのにハイビーム専用のスィッチがこんな格好で付属しているのを全く知りませんでした。すなわち、ハイビームにする時、皆さんもそうでしょうがレバーを手前にひきますよね。確かにこれでもハイビームにかわります。画像がわかりにくいですが、レバー先端のダッシュ側(矢印)に黒いふくらみが見えるのがわかりますか?このレバーは手前に引かなくても、指で挟んでスィッチに触ればハイ/ローの切り替えが出来るのです。

 実を言うと、異音のためのステアリング周りの整備を終え帰って来た66bugですが、今度はウィンカーがキャンセルできなくなり、用手的に戻さなくてはならなくなっていました。何故だ?!結局はハイ・ロー切り替え時にレバーを操作し続けるとアッセンブリのリングが少しずつステアリング付属の爪から離れ、知らぬ知らぬうちにウィンカーキャンセルが出来なくなっていたのです。このスウィッチは高年式のウィンカーレバーにはない構造ですかねぇ?。さらに65(64?)年式まではハイ・ロー切り替えは確か足踏みですよね。66乗りでは常識なのかも知れませんが、このスウィッチにはビックリでした。

 結局、最後のフラットパワー詣で、アッセンブリーの固定リング位置をステアリングに少し近づけるだけで改善しました。やれやれです。トホホ・・・。

コテコテを絵に書いたようなスーツ姿が最高だ!

2008-04-12 03:41:59 | jazz & vocal
Jackson's Action/Willis Jackson
(Prestige 7348)


 プレステッジのコテコテを代表するサックス奏者の第一人者がウィリス・ジャクソンです。R&B風のアーシーなサックスはまさにコテコテ!フロリダの出身で元はキャノンボールやブルー・ミッチェルとバンドを組んだと言います。妻でシンガーのルース・ブラウンのボーカルなどでも知られていますが、やはりオルガン奏者を加えた一連のプレステッジアルバムが好みです。本日はこのジャクソングループのライブパフォーマンスを収録した"Jackson's Action"をアップいたしますね。

 メンバーはWillis Jackson(ts), Frank Robinson(tp), Carl wilson(org), Pat Azzara(g), Joe Hardrick(ds)のクインテットでオーディエンス一体となった活気あふれる演奏が展開されます。A-1のタイトル曲"Jackson's Action"からパワー前回の快演がきけます。A-2の"A Lot Of Livin' To Do"も乗りのいい佳曲でRobinsonのトランペットがfeatureされます。つづく"I Wish You Love"のAzzaraのギターも見事です。Aラスの"Monkey Hips", B-1の"A'W Right-Do It!"は彼らの真骨調とも言えるこてこてナンバーです。そしてラストは同郷、キャノンボールの"Jive Samba"でドラム、オルガン、ギターで始まるダンシングビートのイントロからストップタイムを駆使した魅惑のテーマが現れます。Robinsonのエキゾティックフレイヴァーのラッパがいいですね。そしてアーシーなジャクソンのテナーソロに引き継がれていきます。キャノンボールのオリジナルに迫るコテコテジャイブサンバで幕を閉じます。

 所有盤はprestigeのblue tridentラベルでpreview copyのスタンプが押されています。なんと言っても真っ赤なコーティングカバーの中に描かれたスーツスタイルからもコテコテフレイバーがあふれていますよね!

連日のフラットパワー詣

2008-04-11 19:58:43 | Volkswagen

 全てが始まったのはタイプ2の車検でした。3月中旬のdeadlineに向けて2月末にフラットパワーに入庫しましたが、エンジンOH、オイルクーラー交換、ホイールシリンダー交換、クラッチOHが必要だったことは、先日のログに書いた通りです。  

 タイプ2を引き取りにいく直前に、今度は66bugにトラブルです。減速して交差点に入るときに“カチン”といういやな異音が・・・。運転中の異音というのは、先日のカフェオーレの時もそうでしたが気になり嫌なものです。「何か足回りの問題だろう?、大事にいたらなければいいのに・・・」なんて思いながらキャンパーと引き換えに66bugを入庫させました。ゆっくり見てもらうつもりだし、丁度キャンパーの「慣らし運転」が必要だったので毎日キャンパー通勤していました。



 66bugを預けて約1週間。足回りを分解したが原因不明。フラットパワーのYさんの詳細チェックで原因はステアリングギアボックスのグリス消失とガタが原因でこのグリスアップで何とか復活です。 故障続きですっかりフォルクスワーゲン貧乏です。トホホ・・・。

 今度は引き取っていたキャンパーのクラッチミートポイントが底付き加減で深く、1・2速、バックギアがはいにくく、入れるときに異音を出すためクラッチケーブルを調整してもらいました。トップ画像はキャンパーでフラットパワーを訪れたときのものです。この調整でクラッチミートのストレスは少し楽になった感じです。3台の空冷を乗っていると、それぞれにミートポイントに癖があって、調子が悪くなってもわかりにくいんですよ!

 贅沢でバカな悩みなのですが自己整備が出来ないつらさですよね。まあ、自分でやると恐ろしくて乗れないですからね。

クラブで活躍した趣味のいい白人ピアノ

2008-04-10 23:20:34 | jazz & vocal
Soulrero/The Eddie Higgins Trio
(Atlantic SD1446)


 白人の小粋なピアノと言うのもいいものですね。ビル・エヴァンスのようにジャズの歴史に残るようなピアニストでなくても、こういったリラックスした趣味のよいピアノも大好きです。エディ・ヒギンズもそんなピアニストの一人だと思います。マサチューセッツの出身ですが“ロンドンハウス”等シカゴのクラブで活躍した名手ですよね。58年のレプリカ盤、60年のVeeJay盤が有名かも知れませんが、本日は65年のアトランティック盤をアップしますね。この女性のアップのカバーが印象に残っている方も多いのではないでしょうか?

 メンバーはEddie Higgins(p), Richard Evans(b), Marshall Thompson(ds)です。趣味のよいファンキーさの中でトリオのインタープレイが見事なA-1"Tango Africaine"で幕をあけます。続く、ゆっくり始まり途中からスィンギーになる"Love Letters"もいいですね。"Shelley's World"はヒギンズの愛娘のためにかかれたリリカルなワルツタイムナンバーで個人的にも大好きなチューンです。A面最後のタイトルチューン"Soulero"はソウルフルな熱い演奏ですよね。B面ではB-2の"Django"では、ヒギンズの荘厳なイントロから、リリカルでピア二スティックな魅力あふれるソロが素晴らしい仕上がりでアルバムの白眉と言えるのではないでしょうか。

 所有盤はatlanticのステレオ盤でグリーン/オレンジラベルです。黒髪の女性のアップを捉えたコーティングがきいたカバーが印象的ですね。

KENTの古いパッケージが印象的だ!

2008-04-09 22:58:59 | jazz & vocal
The Ruby Braff Marshall Brown Sextet
(United Artists UAL4093)


 コントロールの利いた中間派グループの演奏は派手さはないですがBGM的に聴くにはもってこいの演奏が比較的多いように思います。トランぺッターのルビー・ブラフはおなじみのプレイヤーですが、本日のアルバムの双頭コンボの片割れ、マーシャル・ブラウンについては自分も全く知識がないのですが、ここに集う方々にはひょっとして『知ってるぞ~』なんて方もおられるかもしれませんね。楽器はヴァルブトロンボーンでアレンジャー、コンポーザーとして活躍した白人です。1920年マサチューセッツの生まれと言いますから、7才年下のブラフとは同郷ですね。60年代初頭に2人を中心に中間派系のグループを作っていたようですね。本日はSJ社の新・世界ジャズ人名事典にもブラウンの代表作として記載されているUA盤をアップいたします。

 メンバーはRuby Braff(tp, vo), Marshall Brown(vtb), Tommy Newsom(ts), Howard Collins(g), Don Kenney(b), Buzzy Drootin(ds)のセクステットです。ブラフ以外はほぼ無名に近いでしょうが、リラックスした趣味のよいメンバーによって奏でられるスタンダード集的アルバムで捨てがたい魅力がありますね。ブラウンのオリジナル"Cinnamon Kisses"以外は全て有名なスタンダードというのがうれしい限りですね。"Just In Time", "In a Sentimental Mood", "Like Someone In Love", "Crazy Rhythm", "I Got It Bad"(以上A面)、"Love Is Just Around The Corner", "You Are Lucky To Me", "I'm Beginning To See The Light", "Easy Living", "I Let A Song Go Out Of My Heart", "Sweet Georgia Brown"(以上B面)といウスタンダード集です。"Like Someone In Love", "I Got It Bad"ではブラフの渋いVocalまで聴けてしまうサービスぶりです。

 所有盤はUAのモノラル盤で、古いパッケージのKENTをテーブルにおいてレコードを聴いているモノクロ写真が使われていますが粋でいいですね。ノスタルジーを感じられる好アルバムと思います。

偉大なるケリー!

2008-04-08 04:11:38 | jazz & vocal
Kelly Great/Wynton Kelly
(Vee Jay LP1016)


 ジャケット裏の解説でケリーの偉大さについて述べているのは、なんとマイルスバンドで同僚であったキャノンボールです。このなかでマイルスが別のピアニストを使ってアルバムを作ったとき、"Wynton Kelly is the only pianist who could make that tune get off the ground."と語った一説を紹介しており彼のコンボに於ける絶妙なアシストを絶賛しています。ご存知のように、Vee Jayには"Wynton Kelly", "Kelly At Midnite"の2枚のトリオアルバムがありますが、本日アップの"Kelly Great"はJMからモーガン、ショーターを加えたクインテットで演奏され、ソロイストとしての官能的本能的なソロももちろんですが、より伴奏者としての彼の資質が強調された仕上がりになっています。個人的には以前はピアノトリオの2枚を好んで聴いていましたが、このGREATもなかなかの好アルバムだとに認識するようになってきました。

 メンバーはLee Morgan(tp), Wayne Shorter(ts), Wynton Kelly(p), Paul Chambers(b), Philly Joe Jones(ds)というクインテットで奇しくもマイルスバンドとJMの折衷バンドとなっている点が興味深いですね。A-1の自作ブルース"Wrinkles"でのピアノは彼のブルースフィーリングあふれるそろはさすがです。B-1のマイルスバンドを思わせる"June Night"の演奏も大好きだ。ここでのミュートトランペットのモーガンの出だしは極めてマイルス的で、コンプを入れるケリーのはアーマド・ジャマル的ですばらしい。ロングトーンを駆使したショーターも斬新でちょっとコルトレーン的で全体的にマイルスバンドを聴いている感じがして微笑ましいですね。B-2のモーガンのオリジナルブルース"What Know"のブリリアントなトランペットやラストの"Sydney"のリリカルなケリーも好きですね。

 所有盤はVee-Jayのレインボウ/モノラル盤です。改めて聴いてみると、ケリーのソロの軽快、感覚的なタッチの素晴らしさに完全にノックアウトですね。

四月はやっぱりこれだ!

2008-04-07 00:16:57 | jazz & vocal
April In Paris/Count Basie
(Verve MGV8012, jp reissue)


 4月というのは、本邦ではフレッシュマンが多くなり新天地、新体制が始まる我が国では特別な月です。桜にちなんだ曲なんかもたくさん作られているし、歌曲も豊富です。欧米では4月というのはどうなんでしょう?日本ほどではないと思うのですが、やっぱり4月にちなんだ曲って言うのがありますよね。アコギでSimon&GarfunkelをDIGしていた中学校時代に熱中した"April Come She Will(四月になれば彼女は)"は個人的にはとても好きな曲ですね。一方、ジャズでは4月と言えば"I'll Remenber April"と"April In Paris"の2曲がおそらく4月を代表する曲でしょうね?いずれも名演揃いですが、今日は個人的に大好きなベイシーのパリの4月をアップします。

 そうです。例のサド・ジョーンズが"Pop Goes The Weasel"の一節を入れてソロを取り、「ワンモータイム」が連呼され繰り返されるというオルガニストWild Bill Davisのendingの編曲が超有名なバージョンですね。何回聴いても、楽しく元気になれる演奏でA面1曲目にふさわしい演奏です。この"April In Paris"とB-1のFrank Fosterの"Shiny Stockings"はこのアルバムを代表する好演だと思います。他にも、A-2Freddie Greeneの"Corner Pocket", B-3のJoe Newmanの"Midgets"等このバンドの有名曲収録がうれしいですね。ベイシーバンドのゆったりとしたスウィング感、いつ聴いても最高です。また、御大自身のピアノがfeatureされるA-4"Sweety Cakes"とエリントンの曲ですが美しいアンサンブルとニューマンのソロがいい"What Am I Here For"も個人的に愛聴しています。メンバーはWendell Culley, Reunald Jones, Thad Jones(tp), Joe Newman, Quincy jones(tp, arr), Henry Coker, Bill Hughes, Benny Powell(tb), Bill Graham(as), Marshall Royal(as, cl), Frank Wess(ts, fl, arr), Frank Foster(ts, arr), Charlie Fowlkes(bs), Count Basie(p), Freddie Green(g, arr), Eddie Jones(b), Sonny Payne(ds), Wild Bill Davis, Ernie Wilkins(arr)とスターぞろいですね。

 所有盤はSJゴールドディスクにもセレクトされたポリードールの再発盤です。やっぱり四月はこれですね!

最後の清流・四万十川家地川ダム?、2008桜見納め

2008-04-06 19:18:45 | Volkswagen

 清流四万十川にはダムがないと思っていましたが、中流の四万十町に家地川ダムというのがあります。「?」が付くのは、微妙な高さ8mは法律的には堰というらしく、ダムというには15m以上の高さが必要で、別名「佐賀えん堤」とも呼ばれます。最後の清流にとっては、そのキャッチフレーズからいくとダムは邪魔者、この高さの微妙さがなんとも悩ましい・・・。



 ここの周囲が整備され美しい公園になっており桜が美しいという情報を得て、本年最後の花見ドライブということでカフェオーレで行ってきました。なるほど、約300本のソメイヨシノがハナを咲かした状態は納得の花見スポットでした。急に思いついたので、またしてもデジカメのメモリを入れ忘れで携帯での撮影となりました。手前味噌ですが、柔らかい光の中のカフェオーレが美しい。



 レッツプレイのB滝さんやブログ仲間のkubottchiさん等がお得意のJRローカル駅での撮影にもトライしてみました。土讃線の仁井田駅ですが、この駅の構内の桜がきれいで地元の方が宴会をしていらっしゃいました。

桜も終わりかな?

2008-04-06 05:32:43 | Volkswagen

 最近は日曜日になると毎日雨が降ります。今週も予報は雨!。昨日土曜日も、曇りでどうも花曇りっぽい。すかっとした青い空と満開の桜で一枚写真を撮りたいと思っていましたが今年はどうやら無理っぽい。土曜日午後から満開の桜を探してキャンパーでウロウロしてましたが、強い風もあってひらひらと舞う桜吹雪は見えても、だんだん葉桜になって来ました。どうやら今年の桜もそろそろ終わりのようですね。



 と思いきや自宅の直ぐ近くでは、今日日曜日もまだまだ桜を楽しめます。風が当たらないとこなので、泣き出しそうな天気ですがまだまだニアリー満開と行ったところです。でも雨降ったらもう終わりかな・・・