法科大学院雑感

2016-10-17 21:08:37 | 法科大学院関連

古い話になりますが、平成28年度の法科大学院の入学者数を見ると、早稲田が129名とのこと。ちょいとビックリですね。151名(H27)・179名(H26)と3年連続で200人割れですが、減り方が急な感じがします。

平成25年度は244名で、それまでは250名前後で推移していました。平成24年度と比べると4年で半減していることが分かります。ここ数年、司法試験の結果自体は、絶対数では上位に来ているのでやや不思議な感じがします。

合格率が問題と言うのであれば、中央も似たような状況にありますが、平成28年度の入学者数は192名です。昨年までの状況から中大は受かりやすいとの印象を持った受験生も多かったかもしれませんが、今年の出願者数は170名増と昨今の情勢からすると、かなり増加していると言えます。今年の出願者数も、慶應・中大が増加に転じたのに対して、早稲田は苦戦しているようです。

入学者数の変動は、数年後に合格者数などに現れ始めるので、入学先を決めるときの指標にはなりますね。

しかし全般的に、ここ4年の間に入学者数が半減しているローは旧帝大を含めても目立ちます。やはり、合格者数と合格率を共に上げていかないと、受験生から選んで貰えないということなのでしょう。

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