はなが姿を消して2ヶ月にもなるのに、どうしてここにいないのか、ふと、わからなくなることがある。いないのがじつに不自然な感じがする。この手に負えない状況を修復することは、宇宙のほころびを取りつくろうことが不可能なのと同様に、一生かけてもできそうにないような気がする。
でも、ときには変なことが起きる。数日前になるが、寝苦しくてしばらくうつらうつらしていたら、右足の上に何かが乗っかった。あるはずのない衝撃に動揺し、すっかり目が覚めてしまい、ついでにトイレに行こうと体を起こしたとき、背中の下の方をトンと突かれた。右足にかかった重みは夢かうつつかといった感じなのだが、背中の感触はまさか錯覚ではないと思う。
でも、ときには変なことが起きる。数日前になるが、寝苦しくてしばらくうつらうつらしていたら、右足の上に何かが乗っかった。あるはずのない衝撃に動揺し、すっかり目が覚めてしまい、ついでにトイレに行こうと体を起こしたとき、背中の下の方をトンと突かれた。右足にかかった重みは夢かうつつかといった感じなのだが、背中の感触はまさか錯覚ではないと思う。
はながいないのは悲しいけれど、こうしてたまに来てくれるのは、この上なくうれしい。 はな! いつまでいてもいいんだよ。(2023.3.11)