「とのからの手紙 咬みつき合い」は次のとおり。
あるネコ国軍事評論家が指摘した、かつてのネコ国の軍事政策上の「8つのノー」とは、海外派兵はしない・集団的自衛権の行使は認めない・戦力投射能力は持たない・宇宙の軍事利用はしない・武器輸出はしない・軍事技術を他国と共有しない・防衛予算は国内総生産(GDP)の1%を超えない・核兵器は持たないであった。しかし、現在のネコ国のノーは、曲がりなりにも、「核兵器は持たない」ただひとつになってしまった。
※「戦力投射」とは、軍事力を準備、輸送、展開して軍事作戦を遂行すること。
軍事政策をここまでなしくずしに変えた上に、ネコ国憲法九条を「猫の命を守るためなら、他国との咬みつき合いを許す」と改変したならどんなことになるか。
現在、海外の国々では、外患にあおられて、国内の利益を守ろうとするナショナリズムがぐんぐん台頭している。節操のないこのネコ国が、オオカミ国やブタナベ国の脅しや冗談にさらされることがあったなら、虚勢を張りたいだけのネコ様方が、外交戦略なんていう、まだるっこしいやり方をすぐにでも放り出し、ネコ国世論を咬みつき合い態勢に誘導するのは明らかだ。なので冷や汗が止まらなくて気持ち悪い。(2016.3.16)
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