心の免疫力~書とことばから

もっと暮らしに書やARTを~
雲のように水のように あっけらかんと自在に生きるヒントを
求めて~ by 沙於里

縁起物の演技力?

2008-02-13 | つれづれ
                       (ネパール手漉き紙 76×53)



実は、去年友人に頼まれていた手描きカレンダー・・やっと先週末お届け
奥様が自宅を中心に整体治療院をされていて、その治療室に、
たくさんの人が訪れるように、招き猫とおめでたいことばで・・と。

瑞気集門(ずいきしゅうもん)。
瑞(おめでたい)気が、門に集まりますようにという意味。

招き猫は、右手を上げると金運を呼び、左手を上げると人を呼ぶと
言われていて、両方訪れますようにと、両手を挙げてみた。

おまけに達磨さんにも寄り添ってもらって。
達磨さんの目は、向かって右、達磨さんの左目から願い事をしながら入れる。
左は東を意味し、日の昇る方向だとか。
願いが成就したら、お礼を唱えながら、右目に墨入れする。

縁起物の決まりごとを調べると、案外おもしろい。
ダルマさんのまゆげは鶴の形、髭は亀の形、口は富士山を表していたり、
黒い招き猫は厄除け、商売繁盛、黄色い招き猫は金運上昇、紫は健康、
ピンクは恋愛成就、青は合格などなど。

縁起物の効果を信じるか信じないかは、気持ちひとつ。

家にも頂いたり、作ったり・・の招き猫がたくさんいるけど、いつ見ても
笑顔で手を上げてる姿を見ると、なんだか「ご苦労さま」って言いたくなる。

願い事は、ダルマや招き猫に託して、ただ叶えてくれるのを待つのではなく、
そんな彼らの姿を見ることで「そっか、頑張ろう」って思うことなのかな。

縁起物の演技力に、乾杯  ! そして感謝  !


追記:
昨日新しくブックマークに「デザイン・スタジオMAKI」を追加させて頂きました。







コメント (6)
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