「山谷芳弘の世界」 路上社より
大学を卒業してすぐに就職した和紙の会社にいた時、S百貨店にあった
ショップでのイベントを企画したことがある。
どういう経緯だったのかは忘れてしまったけれど、当時、
青森県五所川原市に住む、山谷芳弘さんに絵だより展の開催をお願いした。
その折、山谷さんに実演のような形で、会場に来て頂いた時の印象は、
控えめで無口で、穏やかな方。
そして津軽の地で培われた絵は、もぞもぞっと素朴でありながら、
芯の強い生命力を感じ、そこに添えられたことばと文字からは、
ほのぼのとしたあったかいものを感じた。
その後、是非東京で益々のご活躍をと、何度かお願いしたけれど、
自分は津軽で活動していきたいときっぱりとおっしゃり、
72歳になられた今も、津軽で活動をされているご様子。
そんなところが、作品の魅力にもなっているのかもしれない。
あ~ ・・私の根っこってどこなんだろう・・・
あっちにもこっちにも居場所があるっていうのじゃなく、
ここにしかない、ここが私の場所だってところ・・
そこがどんな場所であっても、自分らしい場所・・
それを見つけられないと、次へ進めないような気がする。
大学を卒業してすぐに就職した和紙の会社にいた時、S百貨店にあった
ショップでのイベントを企画したことがある。
どういう経緯だったのかは忘れてしまったけれど、当時、
青森県五所川原市に住む、山谷芳弘さんに絵だより展の開催をお願いした。
その折、山谷さんに実演のような形で、会場に来て頂いた時の印象は、
控えめで無口で、穏やかな方。
そして津軽の地で培われた絵は、もぞもぞっと素朴でありながら、
芯の強い生命力を感じ、そこに添えられたことばと文字からは、
ほのぼのとしたあったかいものを感じた。
その後、是非東京で益々のご活躍をと、何度かお願いしたけれど、
自分は津軽で活動していきたいときっぱりとおっしゃり、
72歳になられた今も、津軽で活動をされているご様子。
そんなところが、作品の魅力にもなっているのかもしれない。
あ~ ・・私の根っこってどこなんだろう・・・
あっちにもこっちにも居場所があるっていうのじゃなく、
ここにしかない、ここが私の場所だってところ・・
そこがどんな場所であっても、自分らしい場所・・
それを見つけられないと、次へ進めないような気がする。