(はがき)
ふと気づくと日も短くなって、空気も秋めいてきて
昼間は暑くても、風がさらっとしてすっ~として気持ちいい
最近自転車通勤をするようになって、前よりも季節の移り変わりを感じられるようになった。
帰り道に林のそばを通ると、ヒグラシと蝉の大合唱。
ヒグラシ。
なんて心地いい声なんだろう・・
この声をずっと聞いていられるなら、何もいらないって思えるくらい。
もう20年位前、父の同郷・同級生のA画伯の長野かどこかの別荘にお邪魔したことがある。
古い民家で、古い重厚感のある木の引き戸の食器棚には、骨董品のような古伊万里の
蕎麦猪口や塗りの器が何気なく置かれていて、食事のときはその食器を使って。
朝は隣家にガラス瓶を持って行くと、飼っている牛さんの搾りたての牛乳を頂き。
その頃から、いつかそんな生活がしたいなぁって思ってた。
なのに、もうずっと忘れてたなぁ・・って、ヒグラシの声にくすぐられながらふと、思い出した。
大学の同級生のKちゃんが、アメリカ人と結婚して日本を離れるとき、私にこう言った。
「夢はね、思い続けていたら絶対叶うんだよ」
今からでも遅くないかな・・
ベランダで猫とお月見しながら、ひとりごと。
この10年、ぼんやり過ごしてきてしまったけれど、また夢を描いてみようかな
「江月照我心」は、蘇軾の詩。「江水洗我眼」と続く。
江月は私の心を照らし、江水は私の心眼を洗い清めるの意。
ふと気づくと日も短くなって、空気も秋めいてきて
昼間は暑くても、風がさらっとしてすっ~として気持ちいい
最近自転車通勤をするようになって、前よりも季節の移り変わりを感じられるようになった。
帰り道に林のそばを通ると、ヒグラシと蝉の大合唱。
ヒグラシ。
なんて心地いい声なんだろう・・
この声をずっと聞いていられるなら、何もいらないって思えるくらい。
もう20年位前、父の同郷・同級生のA画伯の長野かどこかの別荘にお邪魔したことがある。
古い民家で、古い重厚感のある木の引き戸の食器棚には、骨董品のような古伊万里の
蕎麦猪口や塗りの器が何気なく置かれていて、食事のときはその食器を使って。
朝は隣家にガラス瓶を持って行くと、飼っている牛さんの搾りたての牛乳を頂き。
その頃から、いつかそんな生活がしたいなぁって思ってた。
なのに、もうずっと忘れてたなぁ・・って、ヒグラシの声にくすぐられながらふと、思い出した。
大学の同級生のKちゃんが、アメリカ人と結婚して日本を離れるとき、私にこう言った。
「夢はね、思い続けていたら絶対叶うんだよ」
今からでも遅くないかな・・
ベランダで猫とお月見しながら、ひとりごと。
この10年、ぼんやり過ごしてきてしまったけれど、また夢を描いてみようかな
「江月照我心」は、蘇軾の詩。「江水洗我眼」と続く。
江月は私の心を照らし、江水は私の心眼を洗い清めるの意。