石川芳雲先生 自詠の詩
昨日お邪魔した、書海社選抜展のご紹介をば。
いつもは大作ばかりの石川先生も、今回は小品展とのことで、
半切1/2サイズの自詠の詩。↓の左上が全体像。
文字は伝統的でありながら、字間、行間に遊びがあって、心地よく。
左上:石川先生 右上:宮山一琴氏
下:清水澄秋氏
この日は、母の兄弟子となる石川芳雲先生と、宮山一琴氏がいらっしゃり
書について色々とお話を伺っていたら、偶然、大五郎先生こと渡部大語先生が
お見えになり、更にあれこれ、書について話が弾み。
大語先生:行草でもなんでも、文字の流れ、行間が滑走路のようにまっすぐでは
冷たい印象になるし、面白くないから、揺らぎがないとね。
石川先生:僕のは揺らいでるよね?
沙 於 里 :先生のはお人柄のまま、格調が高いのに遊び心がありますよね
とかとかとか。
石川先生、大語先生、ありがとうございました
宮山氏・大語先生・石川先生・母
書海社同人選抜展は、9日(日)まで、銀座鳩居堂画廊で開催中。
詳細は→こちらから
続いて、鳩居堂からあるいて10分程にある東京銀座画廊美術館へ。
ここでは階下の会場を含めて、3ヶ所程、書展開催中でして。
まずは、香川倫子氏が代表をされている(と思う)第34回 馨香会展。
右から2番目が香川氏の作品「問」。
(すみませ~ん、画像抜けてたの今気づいたので載せました)
全部で25点、刻字のほかは、全て抽象(前衛)。
阿部芳氏「真心」 浅見由紀子氏「風の音」
佐藤詠子氏「アダージェット」 野口加奈氏「天青」
加藤如石氏「王維詩」 鈴木春江氏「再生」
平田悦子氏「流星」 須田清子「いろはうた」
また、馨香会展も9日(日)まで、銀座貿易ビル8階の
東京銀座画廊美術館で開催中。
さらに、馨香会展会場となりでは、同じ系列?のゆーゆの会書展、
階下の東京セントラル美術館では、書道芸術院秋季展も開催中なので、
一度に色々な展覧会がご覧になれます。 ぜひお立ち寄り下さいませ~。
ゆーゆの会展、書道芸術院展の模様はまた明日にでも。
ゆーゆの会:恩地春洋氏・香川倫子氏・村野大仙氏・辻本大雲氏・千葉蒼玄氏他。