(半紙)
木簡臨書「守富會候」
(候は、原本がよく見えなかったけど、つくりの横画1本多かったかも)
半紙は、15年位寝かせた中国の粉連。
以前はいつもこの粉連でばかり書いていたんだけど、最近は厚めの紙が好きで。
でも、紙は寝かせた方がいいって言うけど、この粉連、ほんと書きやすい。
保管場所とお金に余裕があったら、
何締か買って枯らしたいところだけど、なかなかねぇ
ところで。
いつも紙に向かう時、例えば半紙に四文字書く時、
半紙の中で四つの文字が、笑ったり愚痴言ったり自慢したり・・
会話が聞こえてくるようにって思いながら
で、その会話に私も入れてもらう時もあれば、盗み聞きもあれば、
聞いてないふりやらもあり。
私の場合、臨書は文字の姿かたちを書くんじゃなくて、
文字が発してることばを探しながら書けたらなって
なかなか、文字の思いを汲んであげられるものではないけど、
書と向き合い文字と対話する時間が、私にとっては何よりもいとおしいのでして
とは言っても、臨書するのは、木簡がほとんどだけどね
人との出会いもまた、臨書に似たり、とな