心の免疫力~書とことばから

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求めて~ by 沙於里

臨書は対話

2011-10-17 | 木簡

                      (半紙) 

 

 

木簡臨書「守富會候」

(候は、原本がよく見えなかったけど、つくりの横画1本多かったかも)

 

半紙は、15年位寝かせた中国の粉連。

以前はいつもこの粉連でばかり書いていたんだけど、最近は厚めの紙が好きで。

でも、紙は寝かせた方がいいって言うけど、この粉連、ほんと書きやすい。

 

保管場所とお金に余裕があったら、

何締か買って枯らしたいところだけど、なかなかねぇ 

 

ところで。

いつも紙に向かう時、例えば半紙に四文字書く時、

半紙の中で四つの文字が、笑ったり愚痴言ったり自慢したり・・

会話が聞こえてくるようにって思いながら 

で、その会話に私も入れてもらう時もあれば、盗み聞きもあれば、

聞いてないふりやらもあり。

私の場合、臨書は文字の姿かたちを書くんじゃなくて、

文字が発してることばを探しながら書けたらなって 

 

なかなか、文字の思いを汲んであげられるものではないけど、

書と向き合い文字と対話する時間が、私にとっては何よりもいとおしいのでして 

 

とは言っても、臨書するのは、木簡がほとんどだけどね 

 

人との出会いもまた、臨書に似たり、とな  

 

コメント (4)
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