昨夜、恒例の旧友たちとの飲み会に行ってきました。
酒を飲み交わすうちに、話題がなぜか健康ネタに向かってしまうところに年齢をかんじてしまいます
で、きょうの記事の話題は飲み会のことではなく、飲み会の前と後のこと。
会場の店に行くには、路線バスを乗り継がなければならない私、時間に余裕を持たせて実家を出発し、秋田駅前の本屋さん(高校生の頃はよく帰宅時にこの本屋さんに立ち寄ったものでした…)で時間調整しました。
秋田では老舗の本屋さんだけあって、秋田関係の品揃えはなかなか
そして、衝動買いしてしまったのが、こちらの写真集
40年前の秋田市 価格:¥ 1,890(税込) 発売日:2003-05 |
7年以上も前に刊行された本だそうですが、私は存じあげませんでした
Amazonの商品説明によれば、
大きな変貌をとげる直前の昭和37年、秋田市の街角を克明に活写したアマチュアカメラマンがいた! その250余点の写真で構成する、懐かしいあの日、あの時。
だそうで、私の記憶にも残っている風景(写真が撮られた後も変わっていなかった風景)がいくつも載っていました。
たとえば、初詣帰りに歩いてきた地元の「シャッター通り商店街」の往事のすがた(下の写真)とか、
生家近くの風景とか、繁華街の様子とか…。
どの写真も古めかしいけれど、活気にあふれた光景が繰り広げられていました。
どうしてこんなに街のあちこちがさびれてしまったのでしょうかねぇ…
どこの地方都市も同じでしょうけれど、郊外にボコボコとできた大型ショッピングセンターやロードサイド店が、中心市街地をさびれさせる原因の一つ(っつうか主因)だと思っています。
効率性やら利便性を求めた結果、全国どこに行っても同じような店が道路沿いに並ぶつまらない町並みになり、経済が停滞して、街の中心部に住む人たちにとって不便になるなんて、なんとももどかしい…。
そんなわけで、この本を買った地元の本屋さんにはなんとしても頑張ってもらいたい と強く思う私であります。
飲み会を終えて、タクシーで帰宅すると、冬の秋田では珍しいことに、上空には星空が広がっていました。
冬の大三角形やオリオン座、牡牛座のアルデバランはもちろんのこと、すばる(プレアデス星団)まで見えました
5泊6日の今回の帰省、一度も吹雪くことのない、かなり珍しい穏やかな秋田の冬でした(きょうは朝からしんしんと雪がふりつづいていますが…)。
ふぅ~、明日から仕事じゃ