新・徒然煙草の咄嗟日記

つれづれなるまゝに日くらしPCにむかひて心に移りゆくよしなし事をそこはかとなく紫煙に託せばあやしうこそものぐるほしけれ

ギッター先生、凄い! (前編)

2011-01-22 17:30:27 | 美術館・博物館・アート

1月10日の記事「千葉市美術館でつながる、つながる…」で書いた千葉市美術館の「開館15周年記念 帰ってきた江戸絵画 ニューオーリンズ ギッター・コレクション展」、どうしたことか、私は先週の日曜日で終わったと思い込んでいました。

110122_2_1 それが、ひょんなことから今週末(明日1月23日)までであることに気づき、あわてて観に行ってきました。
詳細は、巡回展の宣伝の意味も込めて、後日書きますけれど、取り急ぎご報告を…。

いやはや、満腹感、いや満足感でいっぱいデス
片道1時間半もかけて出かけた甲斐があったというものです。

土・日・祝日だろうが平日だろうが関係なさそうなじさま&ばさまが、わざわざ土曜日に大挙して観にいらしていたり、2度も携帯の呼びだし音が鳴り響いていたり(どちらもおばさま。同一人物かも…)と、ちぃと観る側に問題がありましたけれど、展示されている作品群が素晴らしいし、説明プレートが懇切丁寧で、かなり楽しむことができました。

どうしようか迷っているア・ナ・タ
迷っているくらいなら行ってしまいましょう

これを見逃したら、静岡(2月5日~3月27日)か、福島(6月11日~7月24日)か、京都(9月3日~10月16)に遠征するか、一生観られないのどちらかですゾ(恐らく

ちなみに千葉市美術館の開館時間は、きょう(1月21日)は午後8時まで[入館は午後7時半までですが、30分間じゃ足りません、K.I.T]、明日は午前10時~午後6時[入館は午後5時半まで]です。
ご近所にお住まいなら、まだ間に合う

つづき:2011/01/27 ギッター先生、凄い! (後編)

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「ソーシャル・ネットワーク」を観てきた

2011-01-22 10:22:25 | 映画

昨夜、サッカー・アジアカップ準々決勝「日本 vs カタール」戦のことをすっかり忘れて、レイトショー(\1000)で映画を観てきました。


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ソーシャル・ネットワーク」です。


あらすじは(公式サイトからの引用)、


2003年の秋の夜、ハーバード大の学生であり、コンピュータ・プログラミングの天才=マーク・ザッカーバーグはPCに向かって座り、ある新しいアイディアに夢中になっていた。大学寮の小さな一室で始めたブログやプログラミングに対する彼の激しい情熱は、すぐに世界的なソーシャル・ネットワーク・サービスへと成長し、コミュニケーションの革命を起こすことになる。
わずか6年で5億人が登録。マーク・ザッカーバーグは歴史上もっとも若い億万長者となった。しかしこの成功と同時に、彼には複雑な人間関係と、権利トラブルが待ち受けていた…。


というもの。「コンピュータ・プログラミング」「複雑な人間関係」「権利トラブル」と、これを見ただけで、先日観てハラハラ&ドキドキを楽しんできた「アンストッパブル」とは正反対っぽいことは容易に想像がつきます。


しかも、登場人物たちは、私のようなフツー日本人のおっさんには理解不能な方々がほとんど
名門大学の秀才たちに、コンピュータ・オタクに、超ハイソサエティなお坊ちゃまに、揚げ足取りや「重箱の隅つつき」が大好きな弁護士たち…。
お友達になれないっつうか、お友達になりたくない方々がわんさかでてきます。
主人公のマーク・ザッカーバーグジェシー・アイゼンバーグが好演)とか、Napsterの開発者のショーン・ファニングとかとは、とうてい会話が成立しそうにありません

それでいて、悪人らしい悪人は出てこないところがリアルです。


早口の会話の応酬の連続で、(字幕読みネ)とフル回転せざるを得ない中、一服の清涼剤というかなごめたのが、大富豪のご子息にして、ハーバード大の学生にして、ボート競技のオリンピック候補(実際、北京オリンピックMen’s Pairに出場)にして、イケメンのウィンクルボス兄弟アーミー・ハマーがCG合成で二役)


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強烈なエリート意識とプライドを持っていて、「アイデアをマーク・ザッカーバーグに乗っ取られた」と怒りつつも、「ハーバード人はマスコミや訴訟に頼ってはいけない」なんて見得を切ったりします。それは良い心がけだと思うのですが、代わりに採った方法が、パパの会社の顧問弁護士を通じてマーク・ザッカーバーグ警告書を送ったり、パパのコネを使って学長に面会して「マークったら、学生倫理規定に違反してるんだよ」と直訴したりと、お子ちゃまなのが笑えます。(学長=元財務長官のサマーズさんにけんもほろろにあしらわれるのが痛快


   


繰り返しますが、この作品、とにかく会話が多くて、しかも早口

おかげで、映画を観に行ったのか、字幕を読みに行ったのか判らない、、、、というのは冗談ですが、少なくとも映像に集中することはできませんで、かなり見逃したシーンがありそうです。


そんなわけで、もう1回は観に行きたいと思っています。


こちらの「クラブ」のシーン(かなりお気に入り)は、


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後でBlu-rayディスク版を買ったとしても、自宅で堪能するのはぜぇ~ったいに無理(近所から苦情が来るのは必至)ですし。


   


万人にお薦め」ではありませんが、かなり特殊な人たちのかなり特殊な物語で、楽しめる人には「来る映画」だと思います。


それにしても、実在の人物、それも現役の人物を実名で、虚実取り混ぜて(制作側が公言しています)映画を作ってしまうなんて驚きです。日本ではあり得ないと思いますし、ましてや訴訟大国の米国ですぞ 当然、法的な準備は万全なのでしょうけど…。


ソーシャル・ネットワーク」のことは、後日、書き足すかもしれませんが、とりあえずきょうのところはこれまで

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