回転しないお寿司屋さんに行くと、「大入額」が飾られていたりします。
例えばこんなの(妄想のなせるコラージュです)。
「大入額」には、「○○賛江」「△△与利」なんて書かれています。
「○○賛江」は「○○(贈呈先)さんへ」、「△△与利」は「△△(贈り主)より」という意味です。
「全部漢字で書きたいから」というよりも、「『へ』はまずい」っつう思いがあるのだと、私は解釈しています。
江戸の町火消し「いろは四十八組」も、「を」組(神門辰五郎親分の組)はあっても、「ひ(火)」組、「ら()」組、「ん組」なんぞと共に、「へ組」がなかったくらいですから、そこは縁起物の「大入額」で「へ」を避けるのは当然のことでしょう。
で、NHKの大河ドラマ「江 ~姫たちの戦国~」(テーマ曲以外のストリングスは弦一徹オーケストラだ)の第2回を観ていたところ、お市の方に宛てた信長からの手紙
が出てきました。
その宛名に書かれていたのは、
市江
さすがに差出人として「信長与利」とは書かれていませんでしたが…
ここでふと思ったのは、お江ちゃんへ手紙を出す場合の宛名は、
江江 か?
まさしく、ええっ ですな…。
しょうもないネタですみません。 m(_ _)m