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 美濃太田から発車する太多線。その一駅目の美濃川合駅と美濃太田駅の間にはJR東海の美濃太田車両区にがあります。ここには高山線や太多線の気動車のほか、国鉄時代の車両が保存されており、一度は訪れてみたいと思っていた場所です。
 岐阜へドタバタ出陣【その6】はこの太田車両区の大特集です。

 保存車両の並ぶゾーンの全景はこんな感じです。





 活躍を終えた車両やラッセル車が留置されていました! 

 「南紀」「ひだ」などで活躍していたキハ82系の先頭車両が後ろを見せて置かれています。この状態だと、デッキに雨風が吹き込んでしまうやん。


↑キハ82系73号機


 シートで覆われた車両もあります。この並びは床下や天井の装置の形状から、キハ82とキハ181のようです、(現地でお会いした人が話しておられました)



 シートで覆われていない床下機器は大分劣化しています。便所下の汚物排出口周辺等はとくに劣化が激しい模様です。



 キハ58・キハ28が!
 快速の種別表示です。国鉄色の姿。さびてます。


↑オハフ46形


 旧型客車オハフ46形です。末期はイベントで使われたそうです。暖房機つき車両です。
 381系と165系も留置されています。2両あるうち先頭車が見えている165系はデカ目車ではないですね。見えない側はわかりません。
 165系の隣にいるのは四国色のキハ181系です。元来、中央本線電化以前「しなの」で使用していたキハ181系をJR四国から戻したものです。しかし、取り返してそのまま放置ですか…。


↑381系特急形電車と165系急行形電車


 381系はトップナンバーぞろいです。貫通型のクハ381-1です。最近営業を終えたJR東海の同系列車は非貫通型でした。関西では貫通型は見れませんので、貴重です。他にモハ381-1など4両で構成されています。



 また、103系も1両先頭車があります。錆びてきていますね。国道側から容易に見ることができます。381系は国道側はパノラマグリーン車です。こちら側は「しなの」の表示が出ています。


↑東海カラーの103系とクロ381形


 私がこの地を訪れている間に、JR東海最後の381系現役編成が活躍し、GW空けに廃車回送されたそうです。まだまだ現役だと思っていた車両も気がつけば次々廃車になり、貴重な存在になっていくんですね。
 関西では体質改善工事を行なっており、まだ10年くらい国鉄型を見ることが出来ると思いますが、485系「雷鳥」といい、置き換えが近づいている車両もありますので、油断は出来ませんね~。

 今回は色々見れて満足しました。なお、新型レール運搬車のキヤ97系もありましたが、それはまた後日にします。

 まだ岐阜編は続きます。粘りすぎか…

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