gendai.netの記事【都知事選 「小泉―細川共闘」は“原発推進”安倍首相潰しだ】(http://gendai.net/articles/view/news/147163)と、
asahi.comの記事【「猪瀬氏は5千万、細川氏は億単位」渡辺・みんな代表】(http://www.asahi.com/articles/ASG1C63DJG1CUTFK005.html)。
「小泉純一郎-細川護煕連合」について、私には、小泉氏による脱原発派の分断にしか見えない。小泉氏が真に脱原発を望んでいるのならば、脱原発派を分断する以外の道があったはずで、それをしなかったということは小泉氏は真の脱原発派とは異なるようだ。私は、今回の件でより一層、彼を、真の意味での脱原発派とは認めない。ましてや、「勝ち・負け」だけで都知事選を小泉氏が判断しているのであれば、「脱原発」を単なる自分の売名に使っているにすぎない、ということを尚更確かめた格好だ。「安倍首相潰し」どころか、小泉氏が意識しているかどうかを別にして、「脱原発派潰し」になるのではないか? それに、細川氏が3.11以前も脱原発に熱心だったのかどうか、を私は知らない。
『●原発人災、犯罪者を追求すべし:
なぜ自民党議員は口を閉ざし、マスコミは黙り込むのか?』
「FUKUSIMA原発人災を引き起こした、歴代自民党議員の責任について、
なぜ自民党議員は口を閉ざすのか? それについてマスコミは黙り込むのか?
言葉は悪いが、くだらないことにはバカ騒ぎするのに、このことに
触れないのはなぜだ。政府は冷温停止〝状態〟だというのだから、そして、
〝収束〟したというのだから、ならば、東電幹部や、電力会社幹部は
当然として、原子力ムラに従事してきた歴代自民党議員の責任を
問うべき時期に来たのではないか? 小泉純一郎氏が自然エネルギーを
唱えるなんて、御笑いである。中曾根(中曽根)氏らの責任を問うべき、
その時期である。風見鶏ぶりを許してはならない」
渡辺喜美氏だって元自民党議員、3.11以前に原発推進してきた責を問われるのじゃないか? それとも、脱原発派だったのだろうか?
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【http://gendai.net/articles/view/news/147163】
都知事選 「小泉―細川共闘」は“原発推進”安倍首相潰しだ
2014年1月10日 掲載
細川護煕元首相(75)の都知事選への出馬が濃厚になり、安倍官邸が真っ青になっている。安倍周辺が危機感を強めているのは、細川のバックに小泉純一郎(72)がついていることだ。原発ゼロを掲げる〈細川―小泉連合〉は、都知事選がスタートしたら、安倍首相の「原発推進」を徹底的に批判し、安倍政権と真っ向から対決するつもりでいる。
■官邸真っ青
2月9日投票の都知事選は、自民党が推す舛添要一(65)VS.細川護煕の事実上の一騎打ちになりそうな情勢だ。
「脱原発を訴えている細川さんは、どうしても小泉元首相の支援が欲しかった。
2人は昨年10月に極秘に会談し“脱原発”で意気投合している。首相経験者の
2人が揃って街頭に立てば選挙戦が盛り上がるのは間違いない。恐らく圧勝する
でしょう。小泉元首相は<細川支援>を決め、すでに安倍官邸に<今回は
細川さんを応援する>と通告したといいます」(政界関係者)
菅官房長官は「出馬する自由はどなたにもある」と余裕を装っているが、自民党が担ぐ舛添要一の勝ち目は薄い。<細川―小泉連合>に戦々恐々となっているのは間違いない。
「政権与党が首都の知事選で敗北したら痛手は大きい。政権凋落の発端に
なっておかしくない。都知事選の後に行われる山口県知事選(2月下旬)まで
“脱原発”が争点になり、自民党候補が敗北する可能性も出てきますよ。もし、
知事選で2連敗したら政界のムードは一変するでしょう。なにより痛いのは、
アベノミクスが頓挫しかねないことです。安倍首相は、財界の要請に従って
電気代を下げるために原発を次々に再稼働させる方針です。でも“脱原発”が
争点になる都知事選で敗退したら、再稼働は諦めるしかない。外国への
原発輸出もストップせざるを得ないでしょう」(霞が関関係者)
■安倍政権の終わりの始まり
安倍周辺は「細川出馬」は小泉元首相がけしかけたと疑っているらしい。実際、小泉元首相は安倍首相に不満を強めているという。
「表向き、安倍首相は<小泉さんは私の政治の師匠だ>などと語っていますが、
2人の関係は決して良好じゃない。もともと小泉さんは、安倍首相を見下している。
その安倍首相が大宰相ヅラしているのを内心、苦々しく見ているといいます。
昨年秋、記者300人を集めて<原発ゼロ>を訴えた時も、安倍首相には
事前に一言も伝えていなかった。記者を相手に<安倍首相は原発ゼロに
踏み切るべきだ>と名指しで注文しているのに、本人には直接伝えていない
のだから、2人の関係が冷え込んでいるのは明らかです。しかも、自分が
<原発ゼロ>を訴えたのにもかかわらず、安倍首相が<原発推進>を
強めていることにカチンときているといいます。いい気になっている安倍首相に
ひと泡吹かせてやるつもりでしょう」(自民党関係者)
都知事選が安倍政権の終わりの始まりになるのではないか。
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【http://www.asahi.com/articles/ASG1C63DJG1CUTFK005.html】
「猪瀬氏は5千万、細川氏は億単位」渡辺・みんな代表
2014年1月11日20時59分
■渡辺喜美・みんなの党代表
今回の都知事選は猪瀬直樹知事が5千万円を受け取ったというところから始まったが、細川護熙元首相が辞めた時は億単位だった。佐川急便から借りたのか、もらったのかよく分からないが、そういった問題で辞めた方がどういう公約をもって都知事選に臨むのか、ぜひお聞きしたい。20年前の話だからと言っても覚えている人は覚えている。当然そういったことは問題にならざるを得ない。単に脱原発を掲げているから、それだけでいいということにはならない。(仙台市内での会見で)
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