gendai.netの記事【未来を見通せない安倍反動政府が続けばこの国はお先真っ暗】(http://gendai.net/articles/view/news/146998、http://gendai.net/articles/view/news/146998/2)と、
東京新聞の記事【首相が地元で経済優先強調】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2014010402000192.html)。
東京新聞のもう一つの記事【認知症の妻は凍死か 北区・高齢夫婦死亡】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2014011202000116.html)と、
mynewsjapan.comの記事【歳末越冬救援キャンプを襲撃し、重傷の生活困窮者を厳寒の路上に叩き出した「福祉のまち」シブヤの野蛮行政】(http://www.mynewsjapan.com/reports/1968)。
「未来を見通せない」安倍晋三首相、「情報公開の時代に罰則強化で秘密を守れると思っている発想がナンセンス」。「壊憲」「戦争出来る国」しか脳内に無いのが恐ろしい(脳があればですが)。
『●閉塞の時代に: 安倍晋三首相の危険な「思い入れの強さ」』
『●「『平成の治安維持法』をつくった総理」の
非常に危険な思い入れ、それに手を貸す責任』
『●安倍首相の脳ミソは「壊憲」「戦争を出来る国へ」で
いっぱい(脳ミソがあればの話ですけれどもね)』
それにしても、「先進国」の「首都」で、凍死ってどういうことなんだろう?
そして、三宅勝久さんの記事、「職員や警官隊は、「公園の管理権」と「警戒警備」を口実に問答無用で実力を行使し、毛布などの荷物も満足に取らせないまま厳寒の路上に放置した。人の命をなんと思っているのか・・・年の瀬に、路上生活者を救援しようとボランティアが設置した救援キャンプを暴力的にぶち壊す。しかも厳寒の深夜である。前代未聞の暴挙ではないか」・・・・・・。これが「先進国」の「首都」で起こっていること。これが「豊かな東京」の現実なんですね? 軍拡や五輪に金使うよりも、他にやることがあるでしょうに。
『●生活保護費切り下げと監視社会を歓迎する社会って・・・冷たい国だ』
「真に生活保護を欲している人の中で一体何%の人が「仕事をせず、
遊んで暮らしているという」のか? マスコミや一部の政治家の言動に
踊らされていはいけない。「「生活保護受給者らしく」生活しているか、
パチンコをしていないかどうかを監視し、隣近所に通報(密告)を
奨励している自治体があります」・・・・・・監視社会なんて、ゾッとする。
「オーウェルの「一九八四年」・・・まで、あと一歩ではないか」」
『●「60万人雇用増の正体」: アベ(ホ)ノミクスの現実』
『●「アベノミクスの化けの皮」『週刊金曜日』(2013年7月5日、950号)についてのつぶやき』
『●『自然と人間』(2013年7月号、Vol.205)についてのつぶやき』
『●炭坑王一族の末裔による凄まじいまでの暴言・差別意識』
『●「敗戦特集」『週刊金曜日』(2013年8月9日、955号)についてのつぶやき』
『●湯浅誠さん達の試み:
真に「苦境にある」人が救われない社会でいいのか?』
================================================================================
【http://gendai.net/articles/view/news/146998、http://gendai.net/articles/view/news/146998/2】
【2014年午年はこの国最大の岐路】
未来を見通せない安倍反動政府が続けばこの国はお先真っ暗
2014年1月3日 掲載
ICT革命やグローバル化の波にさらされる2014年は、これまで以上に激動の年になるだろう。そこでの舵取りは非常に難しいが、よりによって、このタイミングで安倍政権というのは最悪だ。後ろ向きの国家主義者で、高度経済成長期の幻想を追いかけ、日本人の「誇り」みたいなことにこだわり、中韓だけでなく米国にも異端視される首相である。およそ、この時代にふさわしくないのだ。
多摩大学学長で評論家の寺島実郎氏は、日刊ゲンダイ本紙のインタビューで「このままでは、日本は国際社会から脱落し、世界史から置き去りにされてしまう」と話していた。日米同盟を中核とする「自由と繁栄の弧」で中国の脅威を封じ込めるという安倍外交の基本姿勢は、東西冷戦時代じゃあるまいし、時代錯誤も甚だしいというのである。
安倍は保守政治家を気取っているが、保守とは時計の針を過去に戻すことだと勘違いしているのではないか。やることなすこと、世界の趨勢(すうせい)に逆行することばかりだ。
特定秘密保護法なんかがいい例で、情報公開の時代に罰則強化で秘密を守れると思っている発想がナンセンスだ。その目的は安全保障とか言っているが、他国に一番ケンカを売っているのは安倍なのである。
「グローバル時代は、世界が共に生きる時代です。必要なのは包容力や寛容性。
時代遅れの国家主義をひた走り、日本さえ良ければいい、と考えているように
見える安倍政権は、世界にとって危険な存在でしかありません」(浜矩子氏=前出)
こんな安倍政権に高支持率を与えて黙認し、「株価が上がった」と内輪の宴に興じているだけでいいのか。時代遅れの反動政府に任せていたら、グローバル化の潮流に取り残され、日本は北朝鮮のようになってしまう。
国民も、もっと賢くならないと、この国は安倍政権とともに世界通史から消えていくことになる。
================================================================================
================================================================================
【http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2014010402000192.html】
首相が地元で経済優先強調
2014年1月4日 夕刊
安倍晋三首相は四日午前、地元の山口県下関市を訪れ、後援会会合に出席した。首相は「雇用も賃金も、間違いなく良くなっている。全国津々浦々まで景気回復の実感が届けられるよう全力を尽くす」と、経済再生に最優先で取り組む考えを示した。
また安全保障政策については「積極的平和主義の下、もっと世界の平和と安定に貢献する。国民の生命・財産、美しい海、領土、領空、日本人の誇りを断固守り抜く」と強調した。
首相は同日朝に昭恵夫人と地元入り。選挙区の衆院山口4区に入るのは二〇一二年十二月の就任以来三回目。午後は父の安倍晋太郎元外相の墓参りをする。
================================================================================
================================================================================
【http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2014011202000116.html】
認知症の妻は凍死か 北区・高齢夫婦死亡
2014年1月12日 朝刊
昨年暮れ、東京都北区赤羽のアパートで、年老いた夫婦の遺体が見つかった。妻(79)は夫(75)の死後に凍死したとみられ、認知症だった。妻の介護担当者は何度も連絡を取ろうと試みたが、遺体発見は死後1カ月以上たってから。プライバシーの壁が結果的に発見の遅れにつながった面も否めない。 (堀祐太郎)
夫婦が寄り添うように暮らしていたアパートは、JR赤羽駅から続く商店街の外れにある。1Kで家賃は四万円台。住民に夫婦のことを尋ねても「住人同士はあまり話をしないので」と言葉少なに話す。
代わりにアパートの管理人が「奥さんは車いすに乗っており、外出の際はご主人がおぶって三階から下りていた。少なくとも十数年前から住んでいました」と教えてくれた。
北区や赤羽署によると、妻は糖尿病や慢性心不全を患って車いす生活となり、二〇〇五年に要介護認定された。区が委託する介護事業所のケアマネジャーが車いすの点検に月に一回、自宅を訪れていた。
ところが、昨年十一月の電話に応答せず、その後も計八回したが出ないため、十二月上旬にアパートを訪ねた。「ケアマネジャーはプライバシーの問題で、すぐにドアを開けることをためらったようです」と区の担当者。この時、ドアにカギはかかっていなかった。
隣人らが「入院したのでは」と話したので、ケアマネジャーは妻の複数のかかりつけの病院に連絡を取ったが、「個人情報で答えられない」などと言われ、入院の有無が確認できなかった。その後、用事で区を訪ねた際、「夫婦と連絡が取れない」と伝えた。
十二月二十八日夕方。夫の親族とケアマネジャー、区職員らがアパートを訪ねた。二人は居間であおむけの状態で死んでいた。夫は昨年十月三十日、妻のかかりつけの病院で薬を受け取ったのを最後に連絡が途絶えていた。解剖の結果、夫はこの直後に脳疾患で死亡し、妻はしばらくして凍死したとみられた。
遺体から離れた所にスイッチが入ったままの電気毛布があった。妻は認知症のため暖を取れなかったとみられる。食事の世話も夫がしていたといい、炊飯器にはご飯が残っていた。
年の瀬に起きた夫婦の孤立死。区の担当者は「ケアマネジャーは積極的に夫婦の所在確認に努めていた」と語った。
◆相次ぐ「家族の孤立死」 自治体苦慮
高齢者らの孤立死が問題化する中、最近は先に同居の家族や伴侶が亡くなり、その後に家族の世話が必要な人も亡くなる「家族の孤立死」が相次いでいる。
北区では七十五歳以上の高齢世帯を対象に民生委員らの見守りを実施しているが、亡くなった夫婦は申し込んでいなかった。区の担当者は「奥さんの世話をご主人ができていると考えていた」ことを異変に気付くのが遅れた一因に挙げる。
都内では二〇一二年、立川市で母親=当時(45)=の死亡後、知的障害の息子=同(4つ)=が孤立死したとみられる事案が起きた。厚生労働省は各自治体に民間事業者や地域と連携して見守り強化を要請した。
それでも自治体の担当者は「介護や見守りは人と人との付き合いの問題で、ケースはそれぞれ異なる。どのくらい連絡が取れなかったら行政に報告すべきかなど、機械的な取り決めはしにくい」と明かす。
孤立死問題に詳しい淑徳大総合福祉学部の結城康博教授は「プライバシーの壁もあるが、ケースによって無理してドアを開けるなど積極的な対応を取る自治体もある。室内を確認すれば命を救えるかもしれないし、仮に亡くなっていても死者への尊厳の観点から、早く発見してあげなければならない」と指摘している。
================================================================================
================================================================================
【http://www.mynewsjapan.com/reports/1968】
歳末越冬救援キャンプを襲撃し、重傷の生活困窮者を厳寒の路上に叩き出した「福祉のまち」シブヤの野蛮行政
三宅勝久 17:03 01/16 2014
昨年末の12月29日深夜、渋谷区(桑原敏武区長)で、先進国の名を返上するような事件が起きた。同区宮下公園に支援ボランティアが開設した生活困窮者向けの救援キャンプに対し、土木清掃部職員(黒柳貴史部長)や渋谷警察署員多数が襲いかかり、たたき出したのだ。キャンプには頭蓋骨にひびが入る大けがを負った高齢の重傷者もいたが、黒柳部長率いる職員や警官隊は、「公園の管理権」と「警戒警備」を口実に問答無用で実力を行使し、毛布などの荷物も満足に取らせないまま厳寒の路上に放置した。人の命をなんと思っているのか――江戸時代の悪徳高利貸しも顔負けの非人道的な野蛮行政に非難の声が高まっている。
【Digest】
◇大マスコミが黙殺した救援キャンプ「襲撃」
◇別の公園に「避難」した避難キャンプ
◇寝込みを襲った警官隊
◇行政がサボっているから救援活動しているのに
◇「強制排除」ではありません
◇「警察が実力を使ったこともない」
◇大マスコミが黙殺した救援キャンプ「襲撃」
昨年12月29日深夜10時半。渋谷区の宮下公園に開設されていた経済困窮者向けの救援キャンプに渋谷区職員と警官隊多数が襲い掛かり、支援者とともに避難者を寒空にたたき出した――この話を筆者が聞いたのは30日午後。新聞・テレビではなく口コミだった。ツイッターやブログ、インターネット中継で話題になっていると知人が教えてくれたのだ。
VJU(ビデオジャーナリストユニオン)の撮影した動画がネット上に公開されていた。――深夜の公園で数十人の炊き出しボランティアや支援者と警官隊・職員が激しくもみあっている。「人殺し」「暴力反対」。怒号と悲鳴。とうとう警官隊はボランティアたちを公園の外に押し出し、周りを囲んだフェンスの門を力づくで閉じ、かぎをかける。
大事件だ――映像を見て筆者は思った。「助け合い」の声が街角で聞かれる年の瀬に、路上生活者を救援しようとボランティアが設置した救援キャンプを暴力的にぶち壊す。しかも厳寒の深夜である。前代未聞の暴挙ではないか。
似た光景を見たことがあった。20年前、北半球の最貧国といわれていた中米ニカラグアでのことである。
1993年、筆者はニカラグアを取材で訪れた。当時の同国は親米政権下にあった。社会主義国の支援を受けたサンディニスタ革命政権のオルテガ大統領が1990年の選挙で敗北、代わりに、親米チャモロ大統領が誕生した。貧困と内戦からの「変化」を望んだ国民の選択だった。結果、内戦は終わった。しかし貧困は相変わらずで格差が広がりつつあった。
このような庶民の窮状を首都マナグア市で取材していた筆者は、ある朝、現地新聞の一面記事と写真に目を奪われた。ダンボールや廃材、トタンで作った貧民街の家々を警官隊が壊している様子が衝撃的なトーンで伝えられていた。
現場に行くと、板切れやダンボール紙が散乱するなか、追い出された住民たちが鍋や食器などを拾い集めていた。地主の要請を受けて警官隊が追い払ったということだった。いったいどこに住めというのか、チャモロはやることがひどすぎる――悄然とした表情で住民たちは口々に嘆いた。
貧者の拠り所を力で壊したという点で、宮下公園の事件はニカラグアと一緒だ。だが決定的な違いがあった。ニカラグアでは現地の新聞が大きく報道した。マナグアで知らない者はまずいなかっただろう。一方、宮下公園の事件は大マスコミが無視を決めこんだ
・・・・・・・・・。
================================================================================