東京新聞の記事【格納容器大破の恐れあった 福島2号機 ベント失敗裏付け】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2015052102000137.html)。
『●吉田調書問題:「戦後ジャーナリズム史に残る敗北」
「戦後民主主義を全否定する安倍政権による言論弾圧」』
「格納容器内の圧力を下げるベント(排気)が失敗していた可能性が高いことが二十日、東電が公表した配管などの放射線量の調査結果から分かった」。
あの東京電力原発人災、「ベントができなければ格納容器が大破して高濃度汚染が広が」った可能性・・・・・・今頃言ってらぁ・・・・・・川内、高浜、伊方原発再稼働のためなら、今頃こっそり公表? それにしても、再稼働しようという人達って、「全電源喪失」なんて想像もしていないのでしょうね、きっと。相も変わらず、「想定不適当事故」とでも思っているのだろうか?
でも、「ベントによる高濃度の汚染蒸気がその地点を通り抜けてベントが成功した証拠」っていうのはすごい矛盾を感じるな~。要は大気中に「汚染蒸気」を棄てたんだもんね。それでいて、周辺住民にはその情報を「拡散」させないんでしょ? やはり、核発電なんてやってはいかんです!
『●原発再稼働という恥ずべき選択 ~「新基準は世界一」
「世界最高レベル」ではなく、「世界一の無責任」~』
『●「今後の運転期間はせいぜい三十年間。
その間の噴火はないだろう」との推測下、川内原発規準OK』
『●「吉田氏の肉声を記録した調書」:
『朝日』の「誤報」を叩くだけでいいのか?』
『●川内原発再稼働という暴走: 「これほど地震が多い国で、
原発が安全だと信じる人がまだ残っている」?』
『●東京電力人災時のベントと住民避難、
そして、いま「彼ら」はなぜ反対の声をあげないのか?』
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【http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2015052102000137.html】
格納容器大破の恐れあった 福島2号機 ベント失敗裏付け
2015年5月21日 朝刊
【↑ブログ注: すいません、勝手にコピペ
(http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/images/PK2015052102100053_size0.jpg)】
【↑ブログ注: すいません、勝手にコピペ
(http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/images/PK2015052102100055_size0.jpg)】
二〇一一年三月の東京電力福島第一原発事故で、2号機が危機的な状況にあった当時、格納容器内の圧力を下げるベント(排気)が失敗していた可能性が高いことが二十日、東電が公表した配管などの放射線量の調査結果から分かった。
2号機では事故発生から四日目の三月十四日夜から原子炉の圧力が高まり、注水も難航。ベントで内部の蒸気を放出して圧力を下げようと何度も試みたが、電源喪失の状況下では弁の操作は困難を極めた。ベントができなければ格納容器が大破して高濃度汚染が広がり、福島第一の収束作業そのものができなくなる可能性も十分あった。
十五日早朝、格納容器下部にある圧力抑制室が破損したとみられ、圧力が下がって注水も再開。辛くも最悪の事態は回避された。
東電は昨年十月、ベントに関連する配管や弁、弁の誤操作で汚染を外部に出さないための配管内の薄い金属板「ラプチャーディスク」周辺の線量を調査。高線量が計測できれば、ベントによる高濃度の汚染蒸気がその地点を通り抜けてベントが成功した証拠になる。
しかし、ディスクの前後の部分で線量はほとんど変わらず、ベント弁の線量も高くなかった。東電は「ディスクは破れず、ベントは失敗した可能性が高い」と結論づけた。今後、ディスクを直接調査して、さらに裏付けを進める。
東電のテレビ会議や政府事故調の記録などでも、事故発生当時、東電は暴走を始めた2号機をほとんどコントロールできていなかったことが分かっている。テレビ会議では「ベントできないと格納容器が壊れる」「できるならすぐやれ!」など悲痛なやりとりが記録されていた。
<ラプチャーディスク> 格納容器から蒸気を外部放出するベント配管に設置されているステンレス製の薄い板。誤ってベントの弁が開いてしまった場合に格納容器から気体が漏れるのを防ぐ装置。逆に格納容器破損の恐れがあるほど内部圧力が上昇した場合には破れる。東京電力福島第一原発2号機のラプチャーディスクは設計上、格納容器の圧力が約5・3気圧になると破れる仕組み。
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