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どうなる未撤去のフェロシルト

フェロシルト問題にしばらくご無沙汰をしてしまいました。復帰です。
やや浦島太郎状態で、最近の動向を調べています。コメント頂ければ幸いです。

◆瀬戸市の幡中のフェロシルト
   封じ込め案と現地浄化案?

 予想していた展開となってきました。石原産業のずるさでしょうか。

 「幡中地区フェロシルトルト撤去方法等検討会」が立ち上がりましたが、瀬戸市のスタンスはどこにあるのでしょうか?それが見えません。ずっとこの問題に関わり、他の市町の思いは「全量撤去」にあることは、ひしひしと感じてきましたが、瀬戸市だけはちっとも掴めない。

 以前、四日市市の昔の酸化チタン廃棄物「アイアンクレー」の現状について、少しこのブログで書きました。管理なんて不可能です。半減期140億年の放射能を含んだものを、瀬戸市民は、みんなで負の財産として持ち続けるのでしょうか?それで市民の方々は納得されるのでしょうか?

 今回の検討会の結果は、瀬戸市だけの問題ではありません。フェロシルト未撤去現場すべての問題です。いや、産廃不法投棄現場すべての問題と言った方が良いかもしれない。近隣でも「善商問題」・三重県の「大矢知問題」などがあります。瀬戸市の判断によっては、「全国の不法投棄現場は、封じ込めをすれば良い」という判断が横行することになってしまいます。その点を肝に銘じて対応して頂きたい。

◆「幡中地区フェロシルトルト撤去方法等検討会」

 まず驚いたのは、委員の構成。笠倉委員(豊橋技科大元教授)・・・?どこかで聞いたことがあるお名前。そうだ!三重県RDF発電所爆発問題だ!彼は、「ごみ固形燃料発電所事故調査専門委員会」の委員長をつとめ、あの悲惨な事故直後の住民説明会で「RDFはすぐれた技術だ」と説明し、「RDF推進の学者に原因究明ができるわけがない」と、会場から大声が上がったのを覚えています。また「原因究明には、2~3年かかる。2~3年でも無理かもしれない」と言いながらも、3か月後に最終報告書が出されました。

 そして、今回は、データが不十分と言いながら、封じ込め案を口にする。封じ込め案ありきに感じてなりません。

 三重県の2大「偽りのリサイクル事件」(RDF&フェロシルト)。両方の行政会議の委員なんて・・・、偶然でしょうか?大矢知の不法投棄問題を三重県は抱えており、「封じ込め策」に市民権を得たい気持ちは大きい。そして、石原産業も願ったり叶ったり。う~ん、これは、ちょっと考えすぎですかね。 

◆袋詰めにすれば、撤去済みですか?

 テレビで「長久手のフェロシルトの撤去が完了しました。しかし、袋詰めのフェロシルトが現場に残されています」というおかしな報道がありました。「袋詰めにすれば、撤去完了」という判断を県がしたら大変な問題になります。廃棄物処理場の過剰保管、不法投棄現場も、袋詰めにすればOKというとんでもない事態になってしまいます。

 さて、この袋詰め、県はどのようにカウントされているのでしょうか?

 

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旧八開村の土地開発基金が行方不明

◆平成18年5月 第2回臨時議会
「土地開発基金」、独自の調査で指摘!
  1億2千7百万円のゆくえは?

合併前年度(平成16年度)
  八開村決算・期末基金残高  1億2千7百万円
合併初年(平成17年度)
          期首額               0円

「4町村の土地開発基金の決算残高と合併後の期首繰越額が1億2千7百万円合わない。」
 「合併時、すべての財産は愛西市に引き継ぐことになっている。旧八開村の土地開発基金はどうなっているのか」とのみつこの指摘に対し、市企画部長は、「八開村から報告がなく現在調査中であり、出納閉鎖期間中の五月三十一日までに整理したい」と答弁を行った。

 問題になったのは、旧八開村の土地開発基金。平成十六年度八開村の決算書によれば、土地開発基金保有残高は、1億2千772万4千円になっている。基金の内訳は、すべて土地で、3万3千363平米。

 土地開発基金は、4町村合併協議会で、愛西市に全額引き継がれることになっていた。

 しかし、平成十七年四月愛西市発足時に、旧八開村から、土地開発基金保有の土地および現金の報告がなく、愛西市は、旧八開村分を除いたまま会計処理を開始してしまった。

 また、愛西市土地開発基金条例も、旧佐屋町、佐織町、立田村の引継ぎ額のみで制定されている。

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