2足のわらじでガンバ!
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吉川みつこの〝気ままではいられない〟日記
▲トーヨーボールの足場にシートがかかり始める
■足場にシート
西の端の方は、足場がまだできていません。その横から、シートが掛けられました。中のようすが、これからはみえなくなっていきます。
■私の【?】と思うこと
以前、このブログにも書いたかもしれませんが、トーヨーボールの1フロアは、通常のビルの2階分の高さがあります。この高い梁のアスベストをどうやって取り去るのかな?と思い、県の大気環境課に尋ねました。回答は、「移動式の足場」を使って除去していくとのことでした。
しかし、10月24日の説明会でも会場外で、業者に尋ねました。「吹き付けアスベストが使われている梁の下には、天井板が取り付けてあった鉄パイプが張り巡らされているが、取りはずしてから、除去するのですか?取り外すとき、養生シートが破れるようなことはありませんか?」。11月3日にも業者は同じ説明をしたのですが、「鉄パイプは、そのままで除去します。鉄パイプが外れそうなところは、針金などで落ちないように固定してから除去作業にかかります」と言っていました。
でも、移動式の足場を使うとなると、この鉄パイプが邪魔になって、作業員は梁にたどり着けないと思うのです。私が想像する機械より、更に最新式のものがあるのかもしれませんが、その点、もう少し詳しく説明をしてほしいと思います。
▲愛知県、石原産業を告発へ!
■今まで告発へ一歩を踏み出さなかった愛知県。やっと動き出します。
忙しくて、記事の紹介が遅れましたが、10日、中日新聞に掲載されました。10月24日にダイオキシン・処分場問題愛知ネットワークと愛知県の懇談会を企画しましたが、その折りも、地元団体から強く告発を求める意見が出され、「告発も含めて考えている」との県側の発言もありました。
今までも、フェロシルト問題では、公文書偽造やフェロシルト不法投棄問題がありましたが、三重県・岐阜県・京都府は、告発に踏み切ったものの、愛知県は厳しい態度に出ませんでした。地元の人たちからは、「やっとですね」という声が届きました。
農薬残渣の不法投棄現場は、すでに石原産業が入手(地権者になった)したとも聞いています。どうして石原産業が、不法投棄現場を買うことになったのか。今後、石原産業には、司法の場で、きちんとすべてを明らかにして、コンプライアンスを遵守する企業になって欲しいと思います。
http://www.chunichi.co.jp/article/national/news/CK2007111002063269.html
愛知県が石原産業告発へ 産廃不法投棄で
2007/11/10
化学メーカー石原産業(大阪市)が、愛知県瀬戸市の山林など2カ所に農薬原料の製造過程で出た産業廃棄物を不法投棄していた問題で、愛知県は10日までに、法人としての同社と四日市工場(三重県四日市市)の佐藤驍元副工場長らを廃棄物処理法違反の疑いで愛知県警に告発する方針を固めた。同法に基づき撤去命令も出す予定。
石原産業は、既にこの不法投棄について、元副工場長と搬出した業者の役員2人を津地検に告発しているが、愛知県は同社の責任も解明すべきだと判断した。
同社によると、元副工場長らは2004年11月から12月にかけ、農薬原料の製造過程でできた廃棄物など約257トンを四日市工場から搬出、業者が愛知県瀬戸市の2カ所に埋めていたという。
石原産業は、有害物質を含む土壌埋め戻し材「フェロシルト」を岐阜県土岐市などに不法に投棄したとして、津地裁で廃棄物処理法違反罪で罰金5000万円の有罪判決を受けている。