小言コウベイN

日々感じた風刺等について書いています。

将棋

2017-07-03 21:19:42 | 日記

          29.07.04       将   棋    NO.1576

 藤井4段の快進撃が素晴らしい。  ところで戦後の一時期GHQ(アメリカ進駐軍)によっ

て将棋が禁じられていた時代がありました。

囲碁の場合は敵側から奪った石は使用できませんが、将棋の場合は敵側から奪った駒(捕

虜)を自軍の兵士として使用できるということが、米英の思想では容認できない裏切り行為

だというのがその理由でした。

チェスがどんなルールなのかは知りませんが、多分奪った駒を自軍の兵士として使用する

ことはできないのではないかと思います。

我が国の歴史上では、強制ではなく相手側(敵だった側)の政策が間違いだったと気づいた

虜囚が、願い出て元の主君に対して刃を向けるということはかなり多くあったと言われてい

ます。

さて、仕事でも趣味のクラブでもできるかぎり「敵」を作らない方が賢明ですが、こちらに敵意

がなくても誰彼なしに敵意を抱くちょっと性格が歪んだ人がどこにでも居ること知っておく必

要があるかも知れません。

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口下手

2017-07-03 14:55:22 | 日記

29.05.12     口  下  手   NO.1523

 

私は子供のころから人前でしゃべるのが大の苦手の「口下手」でした。

加えて歯並びが悪く慢性鼻炎にもかかっているために発声が聞きつらく困ったものです。

でも、私たちの若いころは「沈黙は金・弁論は銀」「巧言麗色少なし仁」(上手に話す人は人徳がない)とか「知者不言・言者不知」(何でも知っている人はしゃべらない・何も知らない人がペラぺラしゃべるのだ)と言ったし、コマーシャルだって「男は黙ってサッポロビール」でした。

それが時代変わって前知事のように、酢のコンニャクだのとわけの解らないことをまくしたてたり、人の揚げ足を取って頓珍漢な罵声を浴びせたりする、三百代言みたいな人が注目される時代になった。

親には「人様に笑われるような人間になるな」と教えられましたが、今や人様を笑わせるような馬鹿馬鹿しい言動が出来ないと出世しない。

価値観がどんどん変わって行くからとてもついて行けません。

*三百代言・・・弁護士法ができる前の弁護人の名称が「代言人」でした。 300文(というわずかな金銭)をもらえば法廷で「カラスは白いとか、カラスの勝手でしょ」など「あほだら経」みたいなことをだらだら述べる程度の低い弁護士を差した蔑称です。

そう言えバ「ウソはついていない、記憶違いだっただけ」と言った弁護士上がりの大臣がいますが、こういう人のことを三百代言というのでしょう。

 
 
 

 

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