29.07.24 貸したらアカン8 NO.1596
<配慮したいこと> 借主が死亡している場合があります。 その場合は、判決を取ってお
れば相続財産を差押え出来ますし、生命保険が出たり・葬儀の香典だって狙い目です。
債務者が相続手続きをしてない場合には相続権者に代わって(強制的に)相続手続きを代
行して行うこともできます。そうしておいて貸金を回収するのです。
この種の回収には「とことん回収するんだという強い意志と行動力」が求められます。
提起から回収までに2年~ほどかかります。
弁護士・司法書士・行政書士に回収を依頼した場合には、貸金が実際に回収出来るかどう
かに拘わりなく、相当な費用がかかります。
時間や労力・費用を惜しまないで、粘り強く自分で進める以外に回収は困難でしょう。 だか
らお金なんぞ人に貸してはいけないのです。
相手側を破産宣告する方法もありますが100万円ほどかかります。
「なごみ通信」2011年7月号「知っ得」シリーズにも書きました。
人様に貸して返ってこんなワースト3は「本」「傘」「お金」です。
貸すということは、友を失なうことにもなります。
終わり。