29.07.07 定 石 NO.1579
「定石」とは囲碁の手順です。 相手が桂馬(の形)でかかってくれば当方も桂馬で受ける
(守備的)か、または一間飛び(攻撃的)で受けるか、その次の手はAならばA・BならばBと
いう具合うに、決まった手順で打つことです。 そして、その定石を覚えないことには囲碁
は上達しない。 ところが一方「定石を覚えて一目弱くなり」という俚諺もある。
基本を取得すると実力が弱くなるというのは「衣食足りて礼節を知る」と同じことなのかもし
れません。 ところで、我が不動産業界では「宅地建物取引主任」の試験に合格しないと
不動産売買の「仲介業務」ができません。 でも、不動産会社の支店長クラスになっている
人でも、この人沢山います。
そういう人は不動売買の仲介業務はできないけれど、企業の従業員5人に一人だけその資
格を持っていれば、営業は出来ることになっているのです。
でも、こんな資格いくら持ってたって、それで生活が成り立つというほど甘いもので勿論あり
ません。