R 01.05.20 フラト35 (3) NO.2242
昭和の終りと平成のはじまりは「超」が三つつくほどの金融緩和と
言われました。 銀行は借り手探しに血眼のなってしのぎを削り、
それでもノルマが達成できない銀行員は、厳しく𠮟咤されたために
ご近所のタバコやのおばあちゃんにまで(うそを言って)5億円も
借りさせてヨーロッパのリゾート地を買わせたり、高額所得者には
投資(資金運用)と称して「お城」を買わせたりしました。
借りたお金はいずれ返済しなければなりません、返済しないことには
借金は減りません。 でも、一方の購入した土地やお城は買い手がな
くなると、とたんに価格が暴落します。
経験的にいますと、借りたお金で買ったもの(土地・ゴルフ場会員権
・書画・骨董・株式などは大まかに言って、バブル崩壊によっておお
むね10分の一にまで暴落しました。
そうなると銀行は掌を返すように、貸した金を返せ!・・・と言って
来ます。 いわゆる「貸し剥がし」です。 銀行は「天気の良い日
に傘を貸して雨が降ったら 返せと言ってくる」・・・とマークトウ
エインも言っています。
その結果100万人の人が破たんしたのです。