R 03.05.07 うなぎ料理 2 NO.3012
ウナギ料理には「江戸焼き」と「大阪焼き」がありますね。
江戸焼きはウナギを「背側」から裂く。 江戸は武士の町だったために、腹側から
裂くのは「切腹」をイメージするからだいう。 だったら背側から斬るのは卑怯と
いうことにならないのか?・・・理屈とごはん粒はどこにでもくっつく。
そして、焼く前に一旦蒸す。 そうするとふっくらと柔らかな焼き物になる。
一方の大阪焼きはウナギを腹側から裂き、蒸さずにそのまま焼く。 焼き上がりは
江戸焼きよりも「硬い」けれど大阪人には大阪焼きの歯応えがある方が好まれる。
それにしても、一時は目をむくほどに高かったウナギですが、最近は中国産が出回っ
て、信じられないほどに安いものがありますね。
でも、中国産ってなんだか気が進みませんね。