小言コウベイN

日々感じた風刺等について書いています。

こけし

2018-02-13 20:25:52 | 日記

     30.02.15     こ  け  し     NO.1801

確か書いたつもりでしたが、記録上載っていませんので書かせていただきます。

今やどこへ行っても土産店で売っているこけしですが、もともとは東北地方の特産品で

した。 深い雪に閉ざされた長い冬、囲炉裏に薪をくべながら、掘った人形のこけし

(子し)。  あの子がもし生きていたらいまころはこんな姿だっただろうか?・・・

と偲びながら黙々と彫ったものなのです。  つまり、その子は死んでいるので

す・・・というより殺したのです。

極貧のために子供が増えると生活が成り立たないために、生まれてきた嬰児の何人かに

一人を「間引き」と称して、木根っこなどに埋めて殺したのです。  日本という国は

それほど貧しかったのです。 運よく育てられた子供でも、女子の場合は成長すれば遊

女として多くは都会に売られて行ったのです。

昭和20年ころまでは、そういう人身売買が公然と村役場などが仲介していたのです。

手も足もないこけし人形ってなんだか薄気味悪い感じがするのは、私だけでしょうか?

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サラリーマン

2018-02-12 20:14:24 | 日記

     30.02.13       サラリーマン    NO.1799

 

「サラリーマンは気楽な稼業ときたもんだ・・・」という植木等の歌がありましたし

が、いまどきサラリーマンは決して気楽な稼業ではありません。 イジメ・セクハラ・

パワハラ・過労死・リストラなどなど。

高度成長期には考えられなかった劣悪な環境になりました。

営々として真面目に働いてきた会社が突然倒産する。 転職しようにも倒産した会社の

社員を拾う会社はありません。

でも、サラリーマンならやめようと思えばいつだってやめられますが、零細であっても

会社を経営している人にはそういう自由はないのと同然です。

転職してサラリーマンになろうと思っても適応する仕事がありません。

何かほかにいい商売があるかと言えばそんなものはありません。

サラリーマンも厳しい世の中になりましたが、自営業者にも厳しい時代になりました。

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アイヌの熊捕り

2018-02-11 18:41:24 | 日記

     30.02.12        アイヌの熊捕り    NO.1798

「新聞にウソがないのは日付だけ」(立川談志)といいますが、それは週刊誌だって・

ましてテレビならなおさらのこと。 私はテレビをほとんど見ませんし週刊誌も読みま

せん。 情報源はほとんど新聞か図書です。

新聞がウソ八百でも図書は信頼できるのかと言えばもちろんそうではありません。  

Aという図書とBという図書には全く反対のことが書かれています。 ですから、私は

どんな情報(源)だってその真否は半値・7掛け・2割引き位に思っています。

ですから、私の情報の正確さもおおむね30%くらいと思っていただいて結構かと思いま

す。 「アイヌの熊取」というお話がありました。 アイヌは海辺に塩カズノコ子を撒

いておく、するとクマがそれを食う。 するとのどが渇くから海水を飲む・・・すると

計にのどが渇く・ますます海水を飲んで、腹がポンポンになって動けなくなるから、ア

イヌは労せずしてクマを生け捕りするのだ・・・とどこかに書いていました。

人間には「お金」というカズノコがあります。  手にすればするほど余計にほしくな

って、魔の手にかかってしまうのです。

仮想通貨って「塩カズノコ」じゃないんですか?

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仮想通貨

2018-02-10 19:10:43 | 日記

    30.02.11        仮 想 通 貨    NO.1797

  仮想通貨というものがどんなものなのか幸いにして全く知りません。

いまある日本の「円」やアメリカの「ドル」だって「強制的に」通貨として使用させら

れているから、モノとの交換手段としての「通貨」扱いになっているだけのことではな

いでしょうか?

かつて日本の軍隊が第2次世界大戦のときに、東南アジアで「強制的に」通貨として押

しつけて、戦争が終わった途端にただの紙切れになってしまった「軍票」と同じで、円

だってドルだっていつ単なる紙切れになってしまうかは知れたものではありません。

なのに、さらにその上に仮想通貨を発行し「流通」させるというのは、タヌキが木の葉

をお札に見せかけるのと同じで、なんの価値もないものをありがたがって戴くようなも

のではないでしょうか?

そういえばマリリンモンローの「毛」というお話しをしませんでしたか?

*ありました。 2013.11.30 NO.246 です。

 マリリンモンローの恥ずかしいところの「毛」の値段がうなぎ登りに高騰し、最後に

は誰も買わなくなった・・・これ「経済の過剰流動性」(つまりバブル)というお話で

した。

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仁義

2018-02-09 18:12:11 | 日記

     30.02.08        仁    義       NO.1794

 

「仁義」と言えばヤクザ用語のようですがそうではありません。 「人」遍に「二」で仁です。  

つまり、人が二人よればお互いに護るべき道義です。 浮浪者の社会にもこの「仁義」がある

といいます。

浮浪者には2種類あって、人様から恵みを受ける浮浪者を「乞食」といい、人様から恵みを受

けないで自活する人を「ルンペン」といます。

だからルンペンにものを与えようとすると「おれは乞食ではない!馬鹿にするな!」と反撃さ

れます。 つまり、著しくプライドを傷つけることになるからです。

ところが両者の社会に共通した仁義があります。

寒い夜浮浪者がたき火をしている。 浮浪者の仁義を知らない堅気の人が酒に酔って、何の挨拶

もなくそのたき火にあたろうとうとしますと、仁義を知らん奴ということで、ぶん殴られるかも

しれません。

そういうときにはなにがしかの薪を持参しなければならないのです。

そういうことは何も浮浪者の社会のことだけではありません。

何か新しいサークルなり団体に加入する際・居宅を引っ越してきた時・人様にお世話になった時

等には、茶菓子の一つも持参するのが「仁義」ではないでしょうか?

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