小言コウベイN

日々感じた風刺等について書いています。

善医の罪

2020-11-15 18:27:10 | 日記

      R 02.11.16  善 医 の 罪       NO.2847

 今年読んだ本の中で一番の力作だったと思う。 「善医の罪」。

人はお金や地位を守るためは、平然と嘘をつき、前言を躊躇なく

翻すということです。  この作品は尊厳死と安楽死をテーマにし

た作品ですが、中でも医療訴訟についての貴重な記述がある。

弁護士社会は一種のピラミッド社会になっている。

訴訟を依頼する場合相手側の弁護士が、当方が依頼する弁護士が

その配下ある場合には、依頼人の立場立った弁護をしてもらいえ

ないという現実があること。

弁護士を依頼するということは、相当のお金がかかるということ

です。  じゃあどうすればいいのかちということですが、一番

無難な方法は「人権派」弁護士に依頼することです。

宇都宮健児はそうでしたが、大阪では橋本敦が立ち上げ「北大阪

総合法律事務所」かまたは、東中光雄が立ち上げ「関西合同法律

事務所」が安心です。

 

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ダイエット

2020-11-14 14:52:40 | 日記

      R 02.11.15  ダイエット    NO.2846

    ダイエットなんてできるものではありませんね。 

生活習慣病の大半は肥満が原因だから、肥満を解消すれば

高血圧・高脂血などの生活習慣病は解消すると医師に言わ

れてダイエットに取り組みました。 8ケ月かかって5K g

の減量に成功しました。

主として米・パン・麺類などを食べない・・・というのが、

メインでした。  ところがその後、同じ食事を続けているの

に、その時点から体重は増え始め、1年経った現時点では、

元の体重に回復してしまいました。

つまり、人間の体というものはベストコンデイショッンを

維持しようと働くのではないでしょうか?

ダイエットなんてできない! と解りました。

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菊6

2020-11-13 16:34:27 | 日記

    R 02.11.14   菊 6         NO.2845

坂口安吾が書いているのです。

その時東京も復興したが、人間も復興したのだ。 否 今まで

狐憑きだった日本に、始めて人間が生まれ・人間の礼節や人間

の人情や・人間の学問が行われるようになった証拠である。

陛下よ ただいまの旅行のようでは、狐憑きの信仰が増える一

方で、帽子を振って手を振る背広姿の人形がメーデーに現れたり

「あっ そう」などというような流行語あふれて、不敬罪が流行

「天皇陛下にささぐる言葉」 景文館書店 より

終わり。

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菊5

2020-11-12 18:22:45 | 日記

  R 02.11.13     菊  5        NO.2843

 坂口安吾が書いているんです。

天皇が現在のごときあり方で、旅行されるということは、

つまり、また、戦争へ近づきつつあると言うこと、日本

がばかになりつつあるということ。  狐憑きの気違い

になりつつあるということで、かくては日本は救われぬ。

陛下は当分宮城に閉じこもって、好きな生物学でも熱中

されるがよろしい。

そしてそのうち国民から忘れたころに、東京もどうやら

復興しているであろう。 そして復興した銀座へ研究室

からふらりと散歩に出てこられるがよろしい。

陛下と気付いた通行人の幾人かは、別にお辞儀もしない

であろうが道を譲ってあげるであろう。

・・・続く 

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菊4

2020-11-11 20:21:41 | 日記

R 02.11.11     菊  4        NO.2842

坂口安吾が書いているんです。   天皇が人間の礼節の限度で

敬愛されるようにならなければ、日本に文化も礼節も正し人

情も行われはせぬ。

いつまでも旧態依然たる敗北以前の日本であって、いずれま

た馬鹿な戦争でもおっぱじめて、また負ける。

性懲りもなく同じようなことを繰り返すに決まっている。

本当に礼節ある人間は戦争などやりたがるはずがない。

人を敬うに地に額ずくような気違いであるから、まかり間違

うと腕ずくで暴れるほかにうさ晴らしができない。

地に額ずくということが、つまりは戦争の性格で人間が右手

を上げたり、国民儀礼みたいな狐憑きをやりだしたら、ナチ

スでも日本でももう戦争が近づいたと思えば間違いない。

・・・続く。

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