勝手なつぶやき

今日あった事、見たり聞いたりして感じた事、
ふと思い出して記憶がよびさまされた、そんな事を呟いてみようか・・

一日入院の記

2010-11-17 15:25:46 | Weblog
参った参ったの二日間でした。
二日間に8回の採血と検査より参ったことは、お話好きの同室の女性の存在だった。

4人部屋には78歳の女性が一人ベッドに臥せっておられた

今回の一泊はある意味 本番(?)より嫌なことだったので、リラックスしようと、
読まずに大事に取っておいた本を1冊持参し、ラジオとそれから病院内でテレビカードも
買った。

ベッド周りをセッティングして「さて!」と寝転がったところに話しかけられた。
歳よりもずっとお若くしっかりした方だ。

いろいろな病を抱えていて今回は大腸癒着で既に2週間入院しているとか。
こちらは一泊とはいえ新参者だから丁寧にご挨拶した。

まぁ、それからが困った。
本を読もうとすると話しかける、テレビを見ようとするとベッド脇まで来て話しかける。
たまりかねてベッド周囲のカーテンを引いて寝たふりしても隙間から入ってくる

ご自分とご主人の何十年もの間の病歴、子供達のこと、その婿さんの勤務先、孫の勤め先も
全て聞いた。

彼女の生い立ちも。  どうでもいいけどお母さんを19歳で亡くしたんだって。
その後の苦労話もね。

合間に合いの手のように「初めての方にこんなお話を聞かせてねぇ」と入る。

病院の先生方の評判なんかは参考になったわね。(*⌒д⌒*)あは

そうそう、胸からお腹にかけての大きな傷痕も見せてもらった。
ご自分で浣腸するときの器具とポーズもみせてくれたな~

昨日午後4時の退院時には名残を惜しむ彼女を振り切るようにして逃げてきた。
家に着くまで荷物を抱えて走るようにして急ぐ自分には笑えた~(家が近いんです)
とにかく早く病院から離れたかったのです。