銀座のうぐいすから

幸せに暮らす為には、何をどうしたら良い?を追求するのがここの目的です。それも具体的な事実を通じ下世話な言葉を使って表し、

鎌倉で、大雪山、遭難について考えてみた

2009-07-30 02:12:10 | Weblog
今、猫がずっと、私のひざの上に乗りながら、ごろごろ言いつつ、「お母さん、大丈夫?」と言ってくれています。

私は別に緊張しているわけでもないのですが、疲労困憊はしています。

 今日(と言ってもこの文章を書いたのは、土曜日の25日でしたが)は午後の一時からアドビ、関連ソフトの個人レッスンを受ける予定で、その前に、予習をする時間が全く無かったので、おお荷物になりますが、厚めのフォトショップ用とイラストレーター用の、市販の教則本を持って、東上線常盤台の老人ホームに見舞いに行き、その帰りに、個人レッスンを受けたのです。行き返りに湘南新宿ラインを利用してもたっぷり二時間以上ありますので、勉強が充分できるだろうという目論見をもって・・・・・

 電車の中でずっと勉強していて、大船駅で、自分が平塚行きに乗っているのさえ忘れていて、急に気がついて、飛び降りたのですが、三本ぐらい向こうのホームに横須賀線が待っているのにも、気がついて、それに乗りたくて、あせって急いだのです。東京へ行き返りをすると、どうしても、4時間以内では済まなくて、午前九時前に出たのに、午後一時のレッスン時間に遅れそうで・・・・・その上、ひざの上に教則本を開いていたのも、片手に持ちながら、紙袋等も持ちながらですから、必死の形相で、大船駅の跨線橋をわたったのです。3番線から7番線まで、走って。

 そのとき、心臓を無理したらしくて、ものすごく苦しくなりました。結構心臓は弱いです。電車の中で良く人に、「大丈夫ですか?」と言われる事があるのですが、そのくらい、青い顔になっていたかもしれません。

~~~~~~~~~~

 ところで、木曜日の夜だったと思いますが、午後23時ごろ帰ってきたら、

 鎌倉駅の前で、滑り込みセーフと言う形で倒れきった人がいて、その後で、全く身動きをしないのです。酔っているのは確かで、付き添いに50代の男性と、アラフォーの女性がいるのですが、女性はなんとはない形で帰ってしまって、付き添いがサラリーマン風の男性一人です。

 私はおせっかいですが、「絶対に救急車を呼んだ方が良い」といいました。
倒れている人の年齢は、後で、丁寧に聞くと、72歳だそうです。全く動かないで、全身が伸びきっています。結構太った人で、そんな人だからお肉が緩衝材になって、痛くないのでしょうけれど、意識のない様子が尋常ではありません。

 ふと、テディベアーのお人形を思わせました。両手、両足を縦長に伸ばしきっています。でも、そんなのんきな事を言っている場合ではないと思わせるほど、意識の無さが、おかしいです。

 私の忠告に逆らって、その付添い人たちは、救急車を呼ぼうとしません。

 まあね。他人に迷惑を掛けたくないとか、おおごとにしたくないという発想は分かります。もし、救急車を呼んでしまったら、数時間病院でその人に、付き添っていないと駄目でしょう。だから、明日[その次の日は金曜日でした]の勤務に差し支えます。でも、酔っ払って駅の柱にもたれかかっている人は過去に、見た事があるけれど、

 あそこまで体が伸びきった人は見た事が無くて、異常なレベルになっていると思いました。大雪山の事故でも、『このくらいのレベルなら大丈夫だろう』と、添乗員さんが、判断をしたけれど、実際には駄目だったのです。

 私は小六のときに、日光へ修学旅行か遠足に行って、十月だし、別に高い山でもないのに、雨が降ったら信じられないくらいに寒いので、震え上がった事があって、夏の大雪山が、非常に寒いのは想像が出来ます。

 私は大学のときに、大雪連山の主峰の五合目まで登ったのですが、(全くの登山予定が無いときにです。だから、装備は無し。それでも、今写真を見ると、ちゃんと、ウールのカーディガンは着ています。晴天ですが、夏山はウールものは絶対に必要だと思います。

 縦走だったら、下着には、ウールのばばシャツ、とウールの股引が必要だと教えられていたと思います。

 人間ってなかなか、死なないです。簡単に死ぬものでもありません。だからナイフで刺された途端に死んでしまう、テレビドラマは嘘だと思います。でも、ひょっとすると、意外に簡単に死んでしまうのも人間だから、木曜日の酔っ払いさん程度では、医療の専門家に任せた方が良いと思います。

~~~~~~~~~~~~

 それともう一つ、私が気がついたことは、『人間って意外にも決断ができないものだなあ』と言う事です。そのぶっ倒れている人は一回だけ、意識が戻ったのですが、体は全く動かないままです。あれではどう考えても、

・・・・・重くて、付き添う知人が抱えあげて電車に乗せるわけにも行かないので、・・・・・

 救急車を呼ぶべきだと思うけれど、その50代に見える男性は、十五分以上決断が出来なかったみたいです。

 大雪山系でも、引率添乗員が、正しい決断をしたら、防げたような気がします。まず身を寄せ合って動かないでいるとか、早めに救助をお願いするとかしたらよかったのですが、企画・失敗の、責任を負うことを怖れて、自分たちだけで解決しようとしたのではないかなあ?

 ところで、木曜日の夜の話から、土曜日の昼間の話に戻れば、私は戸塚駅で乗り換えれば、充分に間に合った電車に、大船駅では乗り遅れました。戸塚駅では同じホームで乗り換えられますが、大船駅では、東海道線から、横須賀線まで、階段も入れれば、結構な距離があるからです。

 で、15分程度、ベンチに座って待っているうちに気分もよくなり、普通の状態へと回復しました。誰の助けも得ずに、しっかりと回復してきました。O.K.O.K.オーライ、オーライ。

 ところで、昨日の文章を読んでくださった方、ごめんなさい。最後の方に何個か誤変換が残っておりましたね。村松友視が智己という違う漢字になっていたり、日本の美の基準と言う部分が、日本伸びる・・・・などとなっていました。非常に忙しくしているので、後点検をしませんで、失礼を致しました。

               2009年7月25日    雨宮 舜
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする