銀座のうぐいすから

幸せに暮らす為には、何をどうしたら良い?を追求するのがここの目的です。それも具体的な事実を通じ下世話な言葉を使って表し、

桜田淳子という情熱家・・・・・『病院坂の首縊りの家』

2010-04-20 19:54:49 | Weblog
 この前テレビを見ていたら、ちらっとですが映画『天河殺人事件』をこれから放映するという予告が出ました。実は本日月曜日のよる、デジタルジャパンであります。別にお勧めはいたしません。実は自分だって見ないかもしれません。

 どうしてかというとタイミングが、あざとすぎる思うからです。企画をしたのは、故人である市川昆監督の遺族か、テレビ局かは知りませんが。ところで、どうして、あざといというのかは、ここでは、理由を明かしません。わかる人はわかるということで抑えさせてくださいませ。

 市川昆監督という方は、政治については発言をせず、かつ社会問題を扱った映画は作らなかった方の模様です。『泥の河』の小栗こう平監督とか、『異母兄弟』の家城巳代治監督とか、新藤兼人監督とか、内田吐夢監督とは違います。ビルマの竪琴はあるが、あれも、原作そのものがフィクションなので、フィクションに含めれば、ずっと、生涯を通じて、エンターテインメントに終始した方です。だから、どんなに映画の批評が良くても、映画館までいってみようとは思いません。もっぱらテレビ鑑賞です。

 でも、インターネットで調べてみましたところ、『病院坂の首縊りの家』と言うのも監督しておつくりになったことに気がつきました。それだけはやや面白かったと考えています。後で、『何かを学んだ』という感想を得ることはないけれど、見ている間中は画面に引き込まれました。
 で、その原因のひとつとして、主演の桜田淳子さんの熱演があったと思います。

 彼女は、歌手としてデビューした人だと思いますが、歌については、同じ中三トリオのなかで、『調子が、外れるところがあるなあ』とは、感じていました。あの三人の中で、歌が一番上手なのは、森昌子さんでしょう。山口百恵さんも最初はちょっと調子が外れると感じました。でも、表現力があり、上品だったので、演技と歌の両方で、大人気を得ましたね。大映ドラマの赤いシリーズは中国でも大人気だったとか。

 だけど、演技者として、三人の中で一番、格と質において、高かったのは、桜田淳子さんでしょう。特にこの映画内では、魅力的でした。
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 この人はどういう風に成長をしていくのだろうと思っていたのに、突然に、引退してしまいました。それも結婚による・・・・・その結婚が、普通の人にはなかなか理解しにくい形でした。

 芸能界をすっぱりと、引退する形での結婚でしたが、相手の選び方が、統一教会の教祖・文鮮明氏に任せたというところが、特殊だったのです。
 
 今、インターネットで調べると、もう一回芸能界へ、復帰しようと言う試みもある模様です。市原悦子さんのような演技派へ、成長をなさると、面白いですね。待っています。

 私は、統一教会には、反対です。そここそ、韓国人に日本を支配させると言う仕組みの橋頭堡といってよいかなあ? あれよ、あれよという間にその荒い荒い作業が進んで市民権を得てしまいました。
 だけど、芸能界にさまざまな矛盾を、桜田淳子さんが、感じていたとしたら、止むを得ないことだったかもしれません。彼女はとてもまじめな人であるという感じを受けますから。
    2010年4月20日          雨宮 舜
コメント
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