銀座のうぐいすから

幸せに暮らす為には、何をどうしたら良い?を追求するのがここの目的です。それも具体的な事実を通じ下世話な言葉を使って表し、

桜田淳子ー2、その人生から、私たちが学び取れること

2010-04-21 12:51:52 | Weblog
 前報で、桜田淳子さんの結婚には驚いたし、文鮮明氏(師)に、あいて選びをゆだねるのには反対だと書きました。が、実際には、彼女は幸せな生活を送られている模様です。とても賢いです。中流の上の人間というのは、マスコミになど出ないのが普通です。そういう道を選び取っておられる。だから、結果よければすべてよしとなるわけです。

 だけど、あのころの驚きを、もう一回再現すれば、どうして、彼女がそのような結婚を選び取ったのかについては、山口百恵さんとの比較があったと考えられます。
 桜田淳子さんは、少女期にさして、劣等感がない育ちだったのではないかなあ? それで、まじめです。多分、十分すぎるぐらいに誠実でもある。ということは、芸能界の男の子との恋愛がなかったと考えられます。みなさん忙しくて、いつも他人に囲まれています。そういう中で、相手を見つけるのはもともと容易ではない上に、彼女のひたむきさが、・・・・・恋愛、即、結婚でなければならない・・・・・という、強迫観念を男の子たちに与えてしまっていて、芸能界では、彼女の格や、収入にふさわしい男の子が、名乗りを出るチャンスがなかったと推定されます。
 だから、一気に相手選びを、他者(教祖様)にゆだねてしまった。その影に、輝かしい成功例としての百恵さんの結婚が、影響をしていたかもしれません。ここからは、例の私固有の見てきたようなうそを言いの類で、真相はわかりません。が、ご自分のお色気の部分の百恵さんに比べればの少なさとかは、自認しておられたと私は推定します。

 ただ、その後は(偶然なる結果ですが)、かえって幸いしたともいえます。結婚なんて、ひざをかがめないと出来ないものです。ある種の諦めとか、劣等感があったほうが、安定して妻として生きていくことが出来ます。才能と収入に恵まれた女性が、よく離婚に至るのは、ご自分に自信があって、ひざをかがめたくないからでしょう。しかも長い歳月が続くものですから、お色気だけが勝負の世界でもないのです。
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 さて、今回、まったくの偶然で、桜田淳子という項目でインターネットサーフィンをしていて、彼女が東京へ拠点を移したことを知りました。ご主人は、安定した収入の道を確保した上で、都心へ引越しをされたと出ています。

 <<<なあるほど。マンションかビルをお建てになって貸しておられるのでしょう>>>。などと、想像をします。この世の中には、忙しい立場と、忙しくない立場があって、貸しビルを持つという仕事は、やや楽な仕事です。ただし、元手がなくてはできませんが。
ただし、これも見てきたようなうそを言いの類です。ご主人の収入源について正確に知っているわけではありません。

 これが、桜田淳子さんの女優復帰へつながるのか、それとも、ただ、お子さんのチャンスを広げるためなのかさえも、今はわかりません。
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 だけど、彼女がもし女優復帰をされるのだとしたら、逼塞の20年間に彼女が何を獲得されたのかは見たい思いもあります。
 ただ、女優業に復帰することが、彼女と周辺に幸いをもたらすかどうかはわかりません。

 女優業というのは、時間が無制限で、束縛をされる仕事です。撮影現場以外では切り替えて素顔に戻る・・・・・などという器用なタイプでもなさそうだし、また、それでは、立派な仕事は出来ないとも考えられます。
 私なんかもその振り分けはひどく難しいのですが、50代の後半で、三年間一人暮らしで引きこもったことが、現在の生活スタイルの確立に役立っていて、やや落ち着いているし、共同生活者が、夫だけなので、もっている向きもあるのです。こどもが独立しちゃってそばに居ません。それも、このスタイルを、保持しやすいことにつながっています。

 桜田淳子さんが、もし、女優業を再開するのでしたら、彼女は、家族四人のものではなくなって、日本人の数百万人のものとなるのだと、家族は、ご認識なさらないとだめでしょう。彼女の達成感を、確立してあげるために、その方向へ流れていくのか、それとも、そうではないのか? いろいろあるが、ご主人の力量にもかかってきます。

 才能があり、個性がある女性のこれからの生き方の見本としても、どうなさるのかに興味はあります。有馬稲子さんの私の履歴書でも、本日21日の部分で、二回目の結婚(相手はビジネス社会の人だから情報は明らかにされていない)が危機に瀕していたころに、当たり役の提示がなされたと、書いてありました。

 有馬稲子さんは、たまたま、ご結婚相手との間に、実子が居ないです。これは、動きが自由になるひとつの、利点です。だけど、すでに三人ものお子様がいる桜田淳子さんが、どうこれから、行動なさるのかについては、興味が深いです。
 この件は、山口百恵さんの生き方にもつながっていきますが、

 人間は、だいたい無欲であるほうが幸せにつながります。女優業で、成功するのも良いことですが、人気とお金が、若いころに莫大に降り注いだ身に、これ以上は望まないというのも、子孫を残す(お子様や、孫の世代が幸せになるため)には、必要なことかもしれないのです。人間としての摂理の問題です。

 山口百恵さんのことに関しては、これから書く文章の中では、残間里恵子さんが、大きく前面に出てきます。それを、書けばいつもの私の文章らしくなっていくでしょう。決してエンタメだけが、主題ではないのです。この社会を覆っている問題は、どの分野にも顔を出します。
     2010年4月21日               雨宮舜
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