今、日中関係は相当好転しました。一時期、最悪で、日本に対する内政干渉も大きくて、それゆえ、私は、中国を、大陸中国と呼んで、いろいろ分析をしたほどです。
その悪意は、小泉さんが、靖国参拝を決行したことによって、起因したことですが、その参拝をあれこれ、恐れて、大騒ぎしたのは、実は、国際的軍産共同体であり、そちらが、本音としてあれこれ言うことができないので、中国を裏から動かしたと、私は見ています。なぜ国際的軍産共同体が、靖国参拝を恐れるかというと、たぶんですが、東京裁判に後ろめたさを感じているからでしょう。
だけど、その後、北京オリンピック、上海万博と、行事が目白押しになった中国は、それらの成功のために、諜略行為を捨てて、自然な外交の流れに従い始めたので、やや温和な外交表現となってきました。日本人としてはほっとするところです。それに現在の中国の首脳陣が、本質的にインテリ傾向が強そうですね。お品がよい人たちの模様です。
今、中国の内情に関しては、ずいぶんと事実らしきものが、外国へも伝わってくるようになりました。で、1945年以降の内政についても、相当な事実が明らかになってきています。
中で、いわゆる紅衛兵の乱暴を武器とした文化大革命のおぞましさと毛沢東の実像はそうとうに明らかになってきています。
一方で理性もあり、まともだった政治家(中には、粛清された人が多いのだけれど)に対する評価も、上がってきています。
その中でも、衆目の一致する立派な政治家が、周恩来首相と、小平国家主席(首席?)の二人です。私は2009年の秋から、2010年の初夏までの日本のマスコミの異常さは、中国で言えば、文化大革命に匹敵するほどだと考えています。
異常な熱狂で、小沢幹事長をもてはやしました。
すこし、熱気が冷めていますが、本質がどう流れていくのか、じっと注目する必要があると思っています。小沢氏が、闇の帝王になっていくという観測ですが、田中角栄氏とは、その意味がまったく正反対です。民族派として国際的軍産共同体に、刺された結果として闇の帝王になっていく流れと、国民的総意に嫌われて、ひっそくし、闇の帝王になっていくかの違いです。特に、国際的軍産共同体の支援を得ているから、嫌われたというポイントが、正反対なのです。
その没落した田中角栄氏を見舞った人として、記憶に残るのが小平氏です。気骨ある政治家というべきでしょう。毛沢東の悪意からからくも逃れきった人ですから、よい意味でのしたたかさがあったと思われます。
なお、昨日、映画、コーブの部分は、アップしないつもりだったのに、アップされていました。ので、誤変換が各所に残っておりました。お詫び申し上げます。では。
2010年6月7日 雨宮舜
その悪意は、小泉さんが、靖国参拝を決行したことによって、起因したことですが、その参拝をあれこれ、恐れて、大騒ぎしたのは、実は、国際的軍産共同体であり、そちらが、本音としてあれこれ言うことができないので、中国を裏から動かしたと、私は見ています。なぜ国際的軍産共同体が、靖国参拝を恐れるかというと、たぶんですが、東京裁判に後ろめたさを感じているからでしょう。
だけど、その後、北京オリンピック、上海万博と、行事が目白押しになった中国は、それらの成功のために、諜略行為を捨てて、自然な外交の流れに従い始めたので、やや温和な外交表現となってきました。日本人としてはほっとするところです。それに現在の中国の首脳陣が、本質的にインテリ傾向が強そうですね。お品がよい人たちの模様です。
今、中国の内情に関しては、ずいぶんと事実らしきものが、外国へも伝わってくるようになりました。で、1945年以降の内政についても、相当な事実が明らかになってきています。
中で、いわゆる紅衛兵の乱暴を武器とした文化大革命のおぞましさと毛沢東の実像はそうとうに明らかになってきています。
一方で理性もあり、まともだった政治家(中には、粛清された人が多いのだけれど)に対する評価も、上がってきています。
その中でも、衆目の一致する立派な政治家が、周恩来首相と、小平国家主席(首席?)の二人です。私は2009年の秋から、2010年の初夏までの日本のマスコミの異常さは、中国で言えば、文化大革命に匹敵するほどだと考えています。
異常な熱狂で、小沢幹事長をもてはやしました。
すこし、熱気が冷めていますが、本質がどう流れていくのか、じっと注目する必要があると思っています。小沢氏が、闇の帝王になっていくという観測ですが、田中角栄氏とは、その意味がまったく正反対です。民族派として国際的軍産共同体に、刺された結果として闇の帝王になっていく流れと、国民的総意に嫌われて、ひっそくし、闇の帝王になっていくかの違いです。特に、国際的軍産共同体の支援を得ているから、嫌われたというポイントが、正反対なのです。
その没落した田中角栄氏を見舞った人として、記憶に残るのが小平氏です。気骨ある政治家というべきでしょう。毛沢東の悪意からからくも逃れきった人ですから、よい意味でのしたたかさがあったと思われます。
なお、昨日、映画、コーブの部分は、アップしないつもりだったのに、アップされていました。ので、誤変換が各所に残っておりました。お詫び申し上げます。では。
2010年6月7日 雨宮舜