新・眠らない医者の人生探求劇場・・・夢果たすまで

血液専門医・総合内科専門医の17年目医師が、日常生活や医療制度、趣味などに関して記載します。現在、コメント承認制です。

おまけ:アンフェタミン式計画作成

2011-10-10 09:46:38 | 人生哲学系

追加でもう一つ

 

最近…いろいろ計画を作成したりすることが多い(実情知っている人は笑うでしょうけどw)のですが、個人的には「計画を作る」のが嫌いですw

 

じゃぁ、おまえは無計画人間なのか…といわれると違います。

 

計画は当然立てます。ただ、目標(目的)を明らかにして、どのように進めていくかを線で作ることはないです。

 

僕の計画(人生計画も学習計画もすべて)はおおむね「枠」です。

 

先日少しそういう話をする機会があったので、思い出して今書いていますが…基本的にあまり計画を「きちんと」作りすぎると計画を変更しないといけなくなります

 

そもそも計画通りに行くことなんて皆無に近いw

 

それならば計画に融通性をどれだけつけられるか。それがこの計画の達成できる可能性・・・を表していると思います。

 

僕が何度も書いているように「偏差値32」という素晴らしい成績(素晴らしすぎて、全国模試の成績をすぐに陸上グラウンドで灰にしましたw)をたたき出して、少し勉強の計画を立てたときに…結構ゆるい計画でしたw

 

きつすぎると達成できないし、応用が利かなくなるし・・・・。部活が何よりできなくなる。

要は医学部に入りたいかな~ってこのころから思い始め(偏差値32で何をぬかす…と思いますがw)、どうやったら達成できるか…を考え、実行して・・半年でセンター試験は300点以上、記述試験は1年(2年の秋ですから32は)で65くらいまでは上昇させ・・・です。予定外に浪人(ここは計画に入っていなかったw)したものの無事に医学部に到着~ですね。人生に不可能はない・・・(信じるならば)と思いますねw

 

具体的にどんな計画か・・・というと、大体このくらい・・・。この時期までにここまでは終わらせよう・・・・とかですね。こまごま書くとめんどいのでパス・・・・。

 

ちなみに大学で・・・・うちの学年の国家試験対策委員長とかやらせてもらってましたけど、僕の計画は「全員がおおむね夏休み明けまでに内科、外科、産婦人科、小児科が終わっていること」でした。そのための細かい計画は少したててますが…その程度ですw

僕自身は5年の終わりには100回受けたら100回国家試験に合格できるようにしておけ…といわれていたので5年までに試験対策は終わっていて、6年になってからは人の面倒みているだけで成績は横ばいでしたw

僕は計画には融通が利くようにしなくては成功はないと思っています。

ただ、この計画の柱となるものはなくてはならないとも思っています。

 

人生計画では・・・・僕はMission statementという「個人の憲法」を作成し、その(計画の)柱を作るとともに…この後の人生計画を「ゆる~く」作り直す予定です。

きつくなく・・・・ただ、必ず人生でやりたいことを達成できるように…と思っています。

 

では、また。

 

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Mission Statement作成中

2011-10-10 09:33:45 | 人生哲学系

追加します

 

気が付くと10月10日になりました。これはうちの弟の誕生日であり、両親の結婚記念日でもあり・・・そして「いつも吸収合併されていた僕の誕生日に近い日w」でもあります。

 

ということは誕生日が近いわけですね。

 

誕生日が近い日・・・ですから。

 

あぁ、もうすぐ33歳か・・・・

 

先ほど「7つの習慣」の話をしましたが、この中にMission statementということが書かれています。一言でいうなら「個人の憲法」、「生き方の指針」ですね。

これを作成するというものがあります。

この33歳と誕生日を機に…新たにMission statementを作成してみようと思います。憲法改正ですねw

改悪にならないようにしよう・・・・(汗

 

新たにMission statementを作成することで僕のこれからの道も見えてくることだと思います。

 

医者として働けるのは65歳くらいまでとして(前線ではもっと低いのでしょうけど)・・・残りの「医者人生」で何ができるのか、何をしたいのか。「人生」という大枠の中で何をしたいのか、何ができるのか。

 

それを考えてみようと思います。

では、また。

 

P.S 膵臓癌でジョブス氏が亡くなりましたが、ランディ・パウシュ博士も膵臓癌ですよね。あの方も「最後の授業」で素晴らしい話をされていました。

http://www.youtube.com/watch?v=nrFMRuB2lbA

http://www.amazon.co.jp/%E6%9C%80%E5%BE%8C%E3%81%AE%E6%8E%88%E6%A5%AD-%E3%81%BC%E3%81%8F%E3%81%AE%E5%91%BD%E3%81%8C%E3%81%82%E3%82%8B%E3%81%86%E3%81%A1%E3%81%AB-DVD%E4%BB%98%E3%81%8D%E7%89%88-%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%87%E3%82%A3-%E3%83%91%E3%82%A6%E3%82%B7%E3%83%A5/dp/4270003502

 

 

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ジョブス氏死去:有名なスピーチの中に「葉隠」の思想も感じる

2011-10-10 09:09:18 | 人生哲学系

おはようございます。

 

 

昨日は大学の学園祭だったので、打ち上げに参加してきました。さらに足を延ばして大学病院へ行き、学会の準備をしていたところ・・・

 

「○○さんがCPAで搬送されてきました」

という情報があり、ご家族と話をしてお焼香を上げさせていただきました。奥様とも話をしておりましたが、非常に頑張られていたと思います。

 

頑張られていたといえば、アップルのジョブス氏が亡くなりましたね。非常に残念なことだと思います。

 

 米電子機器大手アップルの創業者、スティーブ・ジョブズ氏が死去した。56歳。ジョブズ氏は体調不良を原因に8月に米アップルの最高経営責任者(CEO)職を辞任していた。

 ジョブズ氏は1976年にアップルを共同創業し、パーソナルコンピュータ「Apple」や「マッキントッシュ」などを発表、同社を世界的な企業に押し上げたが、社内的な対立で85年に退社。86年に設立したピクサー・アニメーション・スタジオは、多くのヒット作を出して、世界屈指の映像制作会社となった。

 97年、経営悪化で苦しむアップルの経営トップに復帰し、2000年には最高経営責任者(CEO)に就任した。復帰後は斬新なデザインのパソコン「iMac」を大ヒットさせ、携帯型デジタル音楽プレイヤー「iPod」で音楽事業をパソコンと並ぶ事業の柱に育てるなど、業績を急回復させた。

 その後も、07年に発売したスマートフォン(多機能携帯)「iPhone」、10年のタブレット型情報端末「iPad」と、革新的な製品を次々と世界に送り出し、同社をパソコン大手から、デジタル家電やメディア配信事業を含むIT企業の雄へと変貌させた。11年4~6月期決算では売上高と最終利益で過去最高を更新、アップルは株式時価総額で世界最大のIT企業となった。

 一方で、04年に膵臓がんが発覚。半年程度の療養後、仕事に復帰したものの、11年1月から再び病気療養で休職し、8月にはCEOを辞していた。

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膵臓癌という疾患と闘いながら、さまざまなものを作り上げていったジョブス氏に敬意と感謝の念を表したいと思います。
また、ジョブス氏というと有名なスピーチがあります。
次の記事の中にもありますが、彼は素晴らしいことを言っております(だから伝説のスピーチなんでしょうけど)
(CNN) 5日に死去した米アップルの創業者スティーブ・ジョブズ氏が手掛けた製品は、パーソナルコンピューターの「マッキントッシュ」から多機能携帯端末「iPad」に至るまで、ミニマリスト的デザインとシンプルな操作性が特徴だった。

ジョブズ氏のこうした革新的なデザインには、禅の影響があるのではないかと指摘する声もある。

ジョブズ氏は若いころインドに旅して仏教に触れ、1970年代にカリフォルニア州の禅センターに通って、日本出身の禅僧、故・乙川弘文氏と交流を深めたといわれる。

乙川氏はジョブズ氏の結婚式を司り、86年にジョブズ氏がアップルのCEOを解任されて設立した「ネクスト」の宗教指導者にも任命されるなど、2人の交流は長年にわたって続いた。

ジョブズ氏がスタンフォード大学で2005年に行った有名な講演をはじめ、同氏の発言の中には禅の自力本願の思想が反映されている。講演でジョブズ氏はこう語った。「過去33年間、私は毎朝鏡の中の自分に向かって『もし今日が自分の人生最後の日だったら、今日やろうとしていることをやりたいと思うだろうか』と問い掛ける。そして答えが「ノー」の日が続いたら、何かを変えなければいけないと思う。自分はいつか死ぬと思い続けることは、私が知る限り、何かを失うかもしれないという思考のわなに陥るのを防ぐ最善の方法だ」。

ジョブズ氏と乙川氏との交流は、フォーブズから近く出版される劇画小説「The Zen of Steve Jobs(スティーブ・ジョブズの禅)」に描かれている。
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これは全くの同感です。思想は少し違いますが、僕は同じようなことを別のものを通していつも考えています。
それは「葉隠」です。
葉隠の聞書1の1には「武道の大意とは何か?」という質問に対してそれをすぐに答えることができる人はまれであると書いています。
武道というのを「あなたの人生の大意とは何か?」に置き換えてみてください。
あなたの人生の目的は何か?
と聞かれたときにすぐに答えられるかどうか。こういうことをいつも考えています。
また、有名な「武士道とは死ぬことと見つけたり」から始まる文章。
これを最後まで読むと「毎朝毎夕、今日が最後の一日であると考えて奉公を続けていれば、武士として落ち度なく生きていけるであろう」という意味のことを書いています。
これも奉公を仕事・生活に置き換えて、武士として・・を人としてに置き換えると素晴らしい文章が浮かび上がってきます。
それゆえ僕の中の「3種の神器」的な本は「7つの習慣」「葉隠」「自省録」の3つになります。「人生の残り時間の思考法」も入れたいですけどね。
いずれにせよ、この世界に大きな変革をもたらしたジョブス氏のご冥福をお祈りいたします。
では、また。
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