もう一つ続けます。
Yahooニュースでこんな記事がありました。
医師はやっぱり大変な職業! 当直明けに「ヒヤリ」とした経験がある医師は何割?
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20171225-00000005-ovo-life
12/25(月) 18:01配信
医師は多くの人が憧れる職業である一方で、人手不足や過酷な勤務体制がしばしば問題となっている。メディウェル(札幌市)は、医師1,649人を対象に「当直の実態」についてアンケート調査を実施した。最初に、「当直業務」の有無を尋ねると、73.2%が「当直あり」と回答した。ひと月の平均当直回数は「2.5回」だが、当直を行っている医師に限定すると「3.5回」となり、多くの医師が週に1回程度当直を行っているという実態だ。
(中略)
そして8割以上の医師が、当直の当日も当直明けの日も通常勤務を行っている。その結果、当直している医師の52.5%が勤務中、何らかの「ヒヤリ・ハット」を経験。(中略)
医師本人のためにも、患者のためにも、当直明けは完全に休みにするなどの対策が求められている。
当直明け、当直の状況にもよりますが疲れていることは多いです。当直明けだから寝てきたらいいのに・・・と言われて眠れる医師はあまりいません(そういう体制にはなっていないので)。
僕は結構患者さんが来るタイプなので、睡眠時間も短い方だと思います。ただ、それより問題なのは「叩き起こされる」ことを予測して眠るので、睡眠が浅いことだと思います。
良質の睡眠が取れない・・・これが実はきついです。多分3時間でもいいから「今から3時間は休憩」と言われたら、かなり楽になるのでしょうけど・・・
単科当直だと1人で病棟の対応と救急外来とをやらなくてはいけませんし、寝ている暇はあまりないです(病院と人によるかもしれませんが)。
だいぶ昔ですが(ブログを探すと出て来るかも)、病棟の急変対応で救急外来の対応ができないことがありました。その時は救急隊に「今、こんな状況ですぐに対応するのは無理。本当に急ぐのであれば、他を当たって欲しいし、待てるのであればきても構わないが、結構待つかもしれない」というような話をしたら、他に搬送していきました(どちらかはわかりません。待つのが嫌なのかもしれないし、本当に急いでいるのかもしれません。急ぐ患者を単科当直に回すなとは思いますが)。1人当直だとそういうことも起こり得ます。
まぁ、やり方は実際はいろいろあるのですが、患者さんが来る当直の病院(基本的に何も起こらないはずの病院はいいのかもしれませんが)では翌日の勤務を少し考えても良いかもしれませんね。
いつも読んでいただいてありがとうございます。今後もよろしくお願いいたします。
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それでは、また。
クリスマスの夜も正月も 昼夜関係なく勤務している医師やナースがたくさんいますね。
介護施設の介護職も。
頭が下がります。 世の中が浮かれている時にも「弱っている人のため」に職務を全うして 重たい責任を背負っている。
感謝しかありません。
身を粉にして働く人達で この国が支えられていることをしみじみ感じます。
救急車の隊員さんも ご苦労様ですし。
そうして働く人々の 待遇処遇は考えなければいけないのは当然ですが そのご家族も‥。
重責な仕事担う親御さんがいると 子供たちも寂しかったり、我慢をしなければならなかったり。
我々患者は 大勢の犠牲の元にあり そのお陰で安心して治療を受けられると感じます。
だからこそ過労でダウンしたり辞職したりがない様、社会をあげて見直さなければなりませんね。
ずいぶん前、イブイブに入院していて イブに退院したんですが、夕食が少しだけクリスマスメニューでした。 小さなケーキがついていて ナースの手作りクリスマスカードが添えられて。
それだけでも心があたたまるのに、相部屋の方と見せ合ったらみんな違う。 すごく字や絵が「?」というのがあったりして。
説明を聞いたら、ナース・看護学生の実習生・院内学級の子供たちが手分けして作ったとのこと。
感動でした。
500以上の病床があるから みんなの分を作るのはどれほど大変か‥。
忙しい合間に 気持ちをこめて丁寧に。 嬉しかったです。
院内学級の子たちだって おうちで家族とクリスマスしたいだろうに と思うと切ないし。
ちなみに私のは 看護学生さんからでした。
病院でクリスマスや年越しをする。 それはとてもつらいけれど 患者のために頑張ってる方々がいることはありがたく幸せなことです。
アンフェタ先生が家族と過ごした一時も サンタのプレゼントと仰るのはまさにそうですよね。
ミッション系学校で学んだクリスマスの話があります。
ある少女が「サンタは本当にいるの?」と神父さんに尋ねます。
神父さんは「目に見えるものや触れるものだけが贈り物ではないですよ」「形あるものだけが幸せだとしたら、世界の半分以上の笑顔がなくなってしまいます」と諭すんです。
時間、愛情、平和、希望。 様々な形のない贈り物がありますよね。
誰の元にもサンタはいますね。
おうちをプレゼント‥。
う~ん、それはそれで(汗)。
お花1輪でも女性はときめくほど嬉しいんですよ。
いつもありがとう、お疲れさま の一言を添えて。
それだけでまた1年頑張れるんですから。 ちょっと贅沢なスイーツなんかでもいいし。
来年はご検討ください(笑)。
私は粉瘤の抜糸と腎臓内科に行ってきます。 検査結果はサンタの贈り物というより、勉強しなかった後の通知表のようで‥。
切開の出血は もしかしたらヘルニアで投与されてるリマプロストかもしれません。
一時期 下肢の痺れもあって使ってます。 血小板も低めなのでそれが原因かと思いましたけど、アンフェタ先生が薬の名前を挙げてくださって ふと気付きました。
また一つ 勉強になりました。
ありがとうございます。
‥うかうか傷も作れませんね。
おはようございます。コメントありがとうございます。
おっしゃられるようにクリスマスも正月も、大晦日も何もありません。患者さんがいれば、患者さんに対応できる体制は取ります。
年末年始は検査会社なども休みに入るので、診療体制もできるだけ縮小はするのですが、それでも0はないです。
結婚して子供ができるまでは、年末年始も何も気になりませんでしたが、家族ができると色々時になることも増えてまいります。
僕は仕事も大事ですが、子供達も大事なので。できるだけ一緒に過ごす時間は取りたいとは思っています。
やりがいのおかげで過労は感じにくくなっていますが、そういう人間ほど過労死したり、突然死したり・・・(汗
クリスマスのカード、うちの病棟でもやっていましたね。患者さん宛てに看護師さん総出で書いていました。患者さんは喜んでいましたね、大人でも・・。
幸せは探すものではなくて、見いだすもの。僕もそういう気持ちで、概ね幸せを感じて生きております。
出血しやすい薬はいくつかありますので、手術前に薬の確認をしてもらうのは重要かもしれません。
また、コメントいただければと存じます
2008年10月の記事でした。
医師の過労死を防ぐために・・・か
http://blog.goo.ne.jp/amphetamin/e/1fa16761886704450a5dde1b0f17da53
これを最後まで読みながら、そういえばこの時期はまだベッド稼働率は120%くらいだったな。いつのまにか150~200%くらいで運営していたが・・・とツッコミ入れ。
ちなみに記事の中で書いている「寛解導入療法をおこなったAMLの患者さん3人」は皆さん元気に過ごされています(僕の知る限り)。もう直ぐ10年目ですね。皆さんが幸せに過ごされていることを祈っております。
こんばんは、コメントありがとうございます。
どの職業も大変だとは思いますが、システムでエラーを減らすことができるように改善しなくてはならないと思います。そのような立場になれれば良いのですが。
また、コメントいただければと存じます