新・眠らない医者の人生探求劇場・・・夢果たすまで

血液専門医・総合内科専門医の17年目医師が、日常生活や医療制度、趣味などに関して記載します。現在、コメント承認制です。

33歳になりました

2011-10-15 10:08:37 | Weblog

おはようございます

 

いま、出先の寮から帰ってきました。かなり来週は忙しく、その準備に追われております。

 

で、忙しすぎて血液学会の発表に出席できず・・・・(汗

 

とりあえず、今から名古屋(血液学会参加のため)に向かおうとおもいます。ただ、行けるかどうかが不確かだったのでホテルは取っていないんですよね。

さてどうなることやら。

http://blog.with2.net/link.php?602868

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なかのひと 

では、また。

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おまけ:アンフェタミン式計画作成

2011-10-10 09:46:38 | 人生哲学系

追加でもう一つ

 

最近…いろいろ計画を作成したりすることが多い(実情知っている人は笑うでしょうけどw)のですが、個人的には「計画を作る」のが嫌いですw

 

じゃぁ、おまえは無計画人間なのか…といわれると違います。

 

計画は当然立てます。ただ、目標(目的)を明らかにして、どのように進めていくかを線で作ることはないです。

 

僕の計画(人生計画も学習計画もすべて)はおおむね「枠」です。

 

先日少しそういう話をする機会があったので、思い出して今書いていますが…基本的にあまり計画を「きちんと」作りすぎると計画を変更しないといけなくなります

 

そもそも計画通りに行くことなんて皆無に近いw

 

それならば計画に融通性をどれだけつけられるか。それがこの計画の達成できる可能性・・・を表していると思います。

 

僕が何度も書いているように「偏差値32」という素晴らしい成績(素晴らしすぎて、全国模試の成績をすぐに陸上グラウンドで灰にしましたw)をたたき出して、少し勉強の計画を立てたときに…結構ゆるい計画でしたw

 

きつすぎると達成できないし、応用が利かなくなるし・・・・。部活が何よりできなくなる。

要は医学部に入りたいかな~ってこのころから思い始め(偏差値32で何をぬかす…と思いますがw)、どうやったら達成できるか…を考え、実行して・・半年でセンター試験は300点以上、記述試験は1年(2年の秋ですから32は)で65くらいまでは上昇させ・・・です。予定外に浪人(ここは計画に入っていなかったw)したものの無事に医学部に到着~ですね。人生に不可能はない・・・(信じるならば)と思いますねw

 

具体的にどんな計画か・・・というと、大体このくらい・・・。この時期までにここまでは終わらせよう・・・・とかですね。こまごま書くとめんどいのでパス・・・・。

 

ちなみに大学で・・・・うちの学年の国家試験対策委員長とかやらせてもらってましたけど、僕の計画は「全員がおおむね夏休み明けまでに内科、外科、産婦人科、小児科が終わっていること」でした。そのための細かい計画は少したててますが…その程度ですw

僕自身は5年の終わりには100回受けたら100回国家試験に合格できるようにしておけ…といわれていたので5年までに試験対策は終わっていて、6年になってからは人の面倒みているだけで成績は横ばいでしたw

僕は計画には融通が利くようにしなくては成功はないと思っています。

ただ、この計画の柱となるものはなくてはならないとも思っています。

 

人生計画では・・・・僕はMission statementという「個人の憲法」を作成し、その(計画の)柱を作るとともに…この後の人生計画を「ゆる~く」作り直す予定です。

きつくなく・・・・ただ、必ず人生でやりたいことを達成できるように…と思っています。

 

では、また。

 

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Mission Statement作成中

2011-10-10 09:33:45 | 人生哲学系

追加します

 

気が付くと10月10日になりました。これはうちの弟の誕生日であり、両親の結婚記念日でもあり・・・そして「いつも吸収合併されていた僕の誕生日に近い日w」でもあります。

 

ということは誕生日が近いわけですね。

 

誕生日が近い日・・・ですから。

 

あぁ、もうすぐ33歳か・・・・

 

先ほど「7つの習慣」の話をしましたが、この中にMission statementということが書かれています。一言でいうなら「個人の憲法」、「生き方の指針」ですね。

これを作成するというものがあります。

この33歳と誕生日を機に…新たにMission statementを作成してみようと思います。憲法改正ですねw

改悪にならないようにしよう・・・・(汗

 

新たにMission statementを作成することで僕のこれからの道も見えてくることだと思います。

 

医者として働けるのは65歳くらいまでとして(前線ではもっと低いのでしょうけど)・・・残りの「医者人生」で何ができるのか、何をしたいのか。「人生」という大枠の中で何をしたいのか、何ができるのか。

 

それを考えてみようと思います。

では、また。

 

P.S 膵臓癌でジョブス氏が亡くなりましたが、ランディ・パウシュ博士も膵臓癌ですよね。あの方も「最後の授業」で素晴らしい話をされていました。

http://www.youtube.com/watch?v=nrFMRuB2lbA

http://www.amazon.co.jp/%E6%9C%80%E5%BE%8C%E3%81%AE%E6%8E%88%E6%A5%AD-%E3%81%BC%E3%81%8F%E3%81%AE%E5%91%BD%E3%81%8C%E3%81%82%E3%82%8B%E3%81%86%E3%81%A1%E3%81%AB-DVD%E4%BB%98%E3%81%8D%E7%89%88-%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%87%E3%82%A3-%E3%83%91%E3%82%A6%E3%82%B7%E3%83%A5/dp/4270003502

 

 

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ジョブス氏死去:有名なスピーチの中に「葉隠」の思想も感じる

2011-10-10 09:09:18 | 人生哲学系

おはようございます。

 

 

昨日は大学の学園祭だったので、打ち上げに参加してきました。さらに足を延ばして大学病院へ行き、学会の準備をしていたところ・・・

 

「○○さんがCPAで搬送されてきました」

という情報があり、ご家族と話をしてお焼香を上げさせていただきました。奥様とも話をしておりましたが、非常に頑張られていたと思います。

 

頑張られていたといえば、アップルのジョブス氏が亡くなりましたね。非常に残念なことだと思います。

 

 米電子機器大手アップルの創業者、スティーブ・ジョブズ氏が死去した。56歳。ジョブズ氏は体調不良を原因に8月に米アップルの最高経営責任者(CEO)職を辞任していた。

 ジョブズ氏は1976年にアップルを共同創業し、パーソナルコンピュータ「Apple」や「マッキントッシュ」などを発表、同社を世界的な企業に押し上げたが、社内的な対立で85年に退社。86年に設立したピクサー・アニメーション・スタジオは、多くのヒット作を出して、世界屈指の映像制作会社となった。

 97年、経営悪化で苦しむアップルの経営トップに復帰し、2000年には最高経営責任者(CEO)に就任した。復帰後は斬新なデザインのパソコン「iMac」を大ヒットさせ、携帯型デジタル音楽プレイヤー「iPod」で音楽事業をパソコンと並ぶ事業の柱に育てるなど、業績を急回復させた。

 その後も、07年に発売したスマートフォン(多機能携帯)「iPhone」、10年のタブレット型情報端末「iPad」と、革新的な製品を次々と世界に送り出し、同社をパソコン大手から、デジタル家電やメディア配信事業を含むIT企業の雄へと変貌させた。11年4~6月期決算では売上高と最終利益で過去最高を更新、アップルは株式時価総額で世界最大のIT企業となった。

 一方で、04年に膵臓がんが発覚。半年程度の療養後、仕事に復帰したものの、11年1月から再び病気療養で休職し、8月にはCEOを辞していた。

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膵臓癌という疾患と闘いながら、さまざまなものを作り上げていったジョブス氏に敬意と感謝の念を表したいと思います。
また、ジョブス氏というと有名なスピーチがあります。
次の記事の中にもありますが、彼は素晴らしいことを言っております(だから伝説のスピーチなんでしょうけど)
(CNN) 5日に死去した米アップルの創業者スティーブ・ジョブズ氏が手掛けた製品は、パーソナルコンピューターの「マッキントッシュ」から多機能携帯端末「iPad」に至るまで、ミニマリスト的デザインとシンプルな操作性が特徴だった。

ジョブズ氏のこうした革新的なデザインには、禅の影響があるのではないかと指摘する声もある。

ジョブズ氏は若いころインドに旅して仏教に触れ、1970年代にカリフォルニア州の禅センターに通って、日本出身の禅僧、故・乙川弘文氏と交流を深めたといわれる。

乙川氏はジョブズ氏の結婚式を司り、86年にジョブズ氏がアップルのCEOを解任されて設立した「ネクスト」の宗教指導者にも任命されるなど、2人の交流は長年にわたって続いた。

ジョブズ氏がスタンフォード大学で2005年に行った有名な講演をはじめ、同氏の発言の中には禅の自力本願の思想が反映されている。講演でジョブズ氏はこう語った。「過去33年間、私は毎朝鏡の中の自分に向かって『もし今日が自分の人生最後の日だったら、今日やろうとしていることをやりたいと思うだろうか』と問い掛ける。そして答えが「ノー」の日が続いたら、何かを変えなければいけないと思う。自分はいつか死ぬと思い続けることは、私が知る限り、何かを失うかもしれないという思考のわなに陥るのを防ぐ最善の方法だ」。

ジョブズ氏と乙川氏との交流は、フォーブズから近く出版される劇画小説「The Zen of Steve Jobs(スティーブ・ジョブズの禅)」に描かれている。
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これは全くの同感です。思想は少し違いますが、僕は同じようなことを別のものを通していつも考えています。
それは「葉隠」です。
葉隠の聞書1の1には「武道の大意とは何か?」という質問に対してそれをすぐに答えることができる人はまれであると書いています。
武道というのを「あなたの人生の大意とは何か?」に置き換えてみてください。
あなたの人生の目的は何か?
と聞かれたときにすぐに答えられるかどうか。こういうことをいつも考えています。
また、有名な「武士道とは死ぬことと見つけたり」から始まる文章。
これを最後まで読むと「毎朝毎夕、今日が最後の一日であると考えて奉公を続けていれば、武士として落ち度なく生きていけるであろう」という意味のことを書いています。
これも奉公を仕事・生活に置き換えて、武士として・・を人としてに置き換えると素晴らしい文章が浮かび上がってきます。
それゆえ僕の中の「3種の神器」的な本は「7つの習慣」「葉隠」「自省録」の3つになります。「人生の残り時間の思考法」も入れたいですけどね。
いずれにせよ、この世界に大きな変革をもたらしたジョブス氏のご冥福をお祈りいたします。
では、また。
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看護師の労働環境改善:将来のことを考えるととても重要だと思います

2011-10-08 22:53:32 | 医療

こんばんは

 

本日は本を読んだり、来週の学会発表の準備をしたりしておりました。しかし、いろいろあって学会発表当日(金曜日なんですけど)に名古屋に向かうことは難しく・・・

「ど~しよ」

と思っています。

 

それ以外にも忙しくなりそうな…これからの2週間ですが、さしあたりやるべきことをきちんとこなして…と思っています。

さて、本日は木曜日に出されていた、この要望書に関しての記事を一つ。

 日本看護協会(日看協)の坂本すが会長は10月5日、首相官邸で野田佳彦首相と面会し、看護職が長く働き続けられる労働環境の改善を目的とした人員体制の強化について、2012年度の診療報酬改定で評価することなどを求める要望書を手渡した。面会には、日看協の役員5人のほか、民主党の山崎摩耶衆院議員も同席した。

 要望書ではまた、厚生労働省が検討している特定看護師(仮称)の制度・法制化のほか、東日本大震災の被災地で離職を余儀なくされた看護職の雇用創出を進めるため、就労相談体制の強化に対する予算措置などを求めている。

 日看協によると、野田首相は「被災地での保健師の活動には感謝している。第三次補正でも、復興に向けた基金などを上乗せし、人材雇用などを推進していきたい」と話したという。
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医師不足も取り上げられますが、看護師さんの不足も問題だと思います。
護師さんが働き続けたり、復職したりできる環境づくり、おそらくそれは形を変えれば女医さんの復職や環境の改善にもつながると思いますし、今後を考えると大変重要なことだと思います。
すいませんが、明日また記事を書きますが、今日はこの辺で・・・・失礼します(なんか疲れて眠いんですよね)
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予想通り?:僕は地元への愛着だと思いますけど

2011-10-02 17:04:31 | 医療

さて、続いて東北ネタ2つです

 

2つの記事をご紹介します。

 

学生定員、2割を東北枠に=東北福祉大の医学部新設構想

2011年9月27日20時6分

http://www.asahi.com/national/jiji/JJT201109270106.html

 仙台厚生病院(仙台市)と東北福祉大(同)は27日、同大で設置を検討している医学部について検討委員会を開き、学生の2割を東北出身者とする基本方針を決めた。

 厚生労働省によると、東北6県では医師数が全国平均を下回り、東日本大震災で医師不足に拍車が掛かっている。

 基本方針では、学生数を1学年100人とし、2割は東北の出身者に入学優先枠を設ける。市町村や病院が奨学金を拠出する制度もつくり、研修後7年間は東北で地域医療に携わることを課し、卒業生が地域に根付くことを目指す

 「震災関連疾患研究所」の設置も目指し、大量のがれきや汚泥による環境汚染や粉じんによる健康への影響を長期的に調査するとしている。 

ー-------------------------------------------

研修医の希望先、宮城と福島は昨年同期比1割減

<script type="text/javascript"></script> <script src="http://imp.asahi.com/bservers/AAMALL/acc_random=4559253/pageid=78385476/AAMB1/SITE=SOKUHOU/AREA=RECT3/AAMSZ=300X250/OENCJP=EUC"></script> <script></script> <script></script>
http://www.asahi.com/national/update/0930/TKY201109300741.html

 卒業後1、2年目の医師に義務づけられている臨床研修で、宮城、福島両県内の病院を研修先の第1希望に挙げている医学生が、昨年同期と比べて約1割減っていることがわかった。研修医は医療の担い手としても期待されており、大幅に減ることになれば両県の医療に影響が出かねない。

 医学生と受け入れ側の臨床研修病院の双方の希望を組み合わせる業務を担当している「医師臨床研修マッチング協議会」が30日、全国の病院別に、来春卒業予定の医学生の第1希望者数(29日現在)を中間発表した。希望登録の締め切りは10月13日。

 中間発表によると、宮城県では18病院の来年度の募集定員計170人(昨年度比18人増)に対し、医学生の第1希望者は計89人で昨年同期より10人減っていた。福島県は16病院の募集定員計146人(同3人減)に、第1希望者は計54人で8人減だった。

 岩手県は12病院の募集定員計126人(同7人増)に、第1希望者が計62人で1人増えていた。

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1割減ということですが、先ほどの福島の記事を見る限りでは…この程度の減少ではきかなかったのではないかと思います。

 

震災があったことによって、できるだけ地元に貢献したいという気持ちが出ているのではないかと思ったりするのですが。

これもあまり減った減ったと書くよりは「思ったより減らなかった。これは地元への愛着心なども~」とかって書くといいような気がしますね。

僕この記事見たらもっと減るかもって、警戒しますもの。

 

けど・・・あまり事実以外のことを書きすぎるのも・・・・w

情報源は色眼鏡つきと思ってすべて解釈するようにしたので、どっちでも構わないですけど。

 

また、上の東北福祉大の件も、今後どうなっていくのかと思っています。

 

短いですけど、この記事はこれで終わります。

 

なんか、またおなかが痛くなってきた。軽~い、おなかに負担がかからない食事がいいな~

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強制力を働かせるだけでは・・・

2011-10-02 16:19:13 | 医療

こんにちは

 

今日は日本血液学会のスライドづくりにいそしんでおりました。本当はもっと早く終わる予定だったのですが、朝の4時から急に腹痛が出現し…痛みで動けなくなりました。

 

身体所見上、自分の病歴…いろいろ考え、最初は

「十二指腸潰瘍かしら?」

と思い、とりあえず家にあったガスターを内服・・・。痛みは少し軽減したものの、どうも治りが悪い。まぁ、潰瘍まで言ってたらすぐ治るわけないのですけど。

一応、胃痙攣の可能性も考え(病院勤務じゃないから、家に聴診器があったのを思い出し・・・w、さらに聴診などを追加)、ブスコパンを追加。(一応、この時点では結石や虫垂炎とかはないな~と思っていました)

 

しばらくして、ようやく落ち着いたと思ったら9時過ぎでした。

そういうことで何から何までが後手に回り・・・・(なんか最近、虚弱なんではないか・・・?)

 

ということで、スライドづくりも時間がかかってしまいました。はい。

 

で、今日はこちらの記事を紹介します。福島の記事です。

 

 原発から主に20~30キロ圏の緊急時避難準備区域が30日、解除された。だが、インフラや市民サービスの復旧は道半ばだ。特に医療サービスの不足は深刻。南相馬市は常勤医が震災前から半減し、県全体でも約12%の医師が自主退職した。医療現場からは「国の強制力がなければ医師拡充は期待できない」(南相馬市健康づくり課)と悲鳴が止まらない。(中川真)

避難した住民が帰還するための大きな条件のひとつに医療サービスがある。しかし、緊急時避難準備区域から解除された南相馬市原町区にある同市立総合病院では、震災前の3月1日に21人いた常勤医が10人(8月1日現在)に半減した。

 この結果、18科あった診療科のうち、産婦人科や眼科など6科が休診したままだ。「市内での出産は2つの民間医療機関に委ねるしかない」(南相馬市)という。仮に除染が進んでも、妊産婦が安心して帰還できる環境とは言い難い。

 入院機能の弱さも深刻な問題だ。同市内の各病院は震災前、計1329病床を擁していたが、震災後の避難や規制の結果、現在機能しているのは285床だけだという。

 県病院協会の前原和平会長(白河厚生総合病院院長)は、「震災前から医師不足が深刻だった地域で、一旦離れた医師復帰は難しい」と指摘する。

 同協会が7月、県内127病院に行った調査(54病院が回答)でも、浜通りや県北・県中を中心に、震災前に1168人いた医師のうち、67人が3月末までに離職し、7月までに全体の約12%にあたる計135人が離職した

 看護師も同様で、震災前は6554人いたが、7月までに464人(約7%)が離職している。

 日本医師会や日本薬剤師会などでつくる「被災者健康支援連絡協議会」では全国から医師派遣を続けているが、数週間の短期支援が多いのが実情だ。「施設説明などで期間が終わってしまう。半年、1年来てほしいのだが」(前原会長)という。

 南相馬市では「解除されても見捨てられた状況は変わらない」(飲食業女性)との憤りは住民に根強い。全面帰還に向け、国の幅広い対応が求められる。

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難しいですよね。

僕も少し福島にはいましたが、それも2週間くらいでしたから大きなことは言えません。

 

285床しか機能していないという状況であれば、医者の数と病床数という意味では・・・(国が良く言うやつですね、病床数あたりの医師数が・・・ってやつ)よいのかもしれませんが…現在、南相馬市にいらっしゃる方々の医療を行うという意味では厳しいとしか言いようがないと僕も思います。

 

ただ、マスコミの方々がこのように書いてしまうと…責任感がよほど強い医師でも尻込みをしてしまうかもしれません。一人で行っても焼け石に水のようだ・・・って。

 

一人でも来てくれたら助かる・・・という思いを書いてほしいような・・・・。

 

あとは国が規制して…と書いてありますが、やはり医師は規制されてどこかに派遣となるのでしょうか?

以前、地方の医療をどうにかするために・・・・そういうアイデアが出ていたような気がしますが、それを行うと本当に国外逃亡のようなことが起こってしまうかもしれません。医者にも家族などがいるので…強制的に離れさせられるとわかったら、そういうことをされないところに行くのではないかと思います。

また、いろいろな行動科学モデルがありますが、「強制」というのは一番悪い状況だと思います。強制するならばほかに何かを与える必要があるだろう…と思います。

 

たまたま僕が持っている「行動科学の展開」という本を開いたところ、リーダーシップという項目で労働者は何を仕事に求めるか・・・という表があり、作業員の求めるものが書かれていました。

1位 仕事を十分に認めてくれること

2位 仕事に打ち込めること

3位 個人的問題への理解と共感

4位 安定した仕事

5位 よい賃金

・・・・でした。

 

今福島に行け…と強制されても、1はともかく2の仕事に打ち込めるかというのは人によりけりになるでしょう。行きたくないのに来てしまった・・・では手に仕事が付かなくなると思います

3に関しても強制的に行かせることは「家族と離れて暮らす可能性」があります。そういうことも考慮してあげる必要(すなわち、。それに対する理解と共感、感謝の気持ち)があると思います。

4位はそれなりに人が来ないと厳しいような気がするし、5位は…まぁ、国がやるなら国として対応してあげてください。

そんなことを僕はこの記事を見て思いました。

 

もう一つ二つ記事を書きます

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久々に休む・・・・

2011-10-01 09:27:31 | Weblog

おはようございます。

 

先週はあの記事を書いたころから38度台の発熱がありました。熱は日曜日も下がらず・・・。解熱剤を飲んでも38度を下回らない・・・

それでもいつものように「まぁ、今日一日で治るだろう」と思っていましたが…

 

月曜日の朝も37.8度で・・・まぁ、日曜日に比べるといいかな~と思い、(11月半ばまでWeek dayは寮生活をしてますが・・・・)普通に出勤したところ10時くらいに調子が悪そうということで

「○○も調子が悪くて休みだ・・・。これ以上広がると困る。病院を受診して、寝ていろ」

と言われ、強制休養をさせられました。一番元気な人間が…静か~にしているだけで調子が悪いと悟られます

 

 

一日、寝ていたら夕方には36.9度まで下がり・・・夕方に出勤して21時過ぎまで翌日の準備に明け暮れておりました。

 

病院では体調が悪くならないように気を張っているというのもありますが(だいたい、あの勤務体制ですし、一人いなくなったら大変ですよね)、やはり油断があるのでしょうか・・・・。

久々に職場を休むような羽目になりました。まぁ、ただの風邪ですが・・・。

 

このまま体調を維持して・・・あと1か月半程度とりあえず頑張ります。その後はその後で…また別の勤務になるのですけど(病院ではないです)

では、また。

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