こんばんは
9月になりましたね。
一昨日、昨日と夜は研究会に参加してきました。それぞれ面白い話を聞けて、勉強になりました。
今日は日直で病院で勤務しておりましたが、予定より病棟業務などが多く、やっておきたかった仕事ができませんでした。まぁ、仕方がないのですが。
さて、今日は学生時代に聞いた話が現実化しているとびっくりしたので、ちょっと紹介します。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180829-45339140-bbc-int
献血者から提供された血液を、安全な緊急輸血に必要となる、どの血液型にも対応できるタイプに変える確実な方法が発見された。
この発見では、腸内細菌の酵素がヒトの血液型A型をO型に効果的に変えられることが分かった。O型は、不適合反応のリスクなしに誰にでも輸血できることで知られる。
カナダのブリティッシュ・コロンビア大学の研究者らは、まもなくこの処置の臨床試験を開始できるだろうとしている。
腸内細菌の酵素は、A型の赤血球の表面にはあるがO型にはないマーカーを除去する。
このマーカーを除去することで、血液提供を受けた人の免疫系はA型の血液をO型だと勘違いし、「異物」として攻撃することはない。
(以下略)
学生時代に某基礎医学系の教授が話していました。
「腸内細菌が血液型をO型に変えたりすることができるんだよ。だから、血液型は細菌が作っているのかもしれない」
と。
飲み会の席だったような気がしますが、相槌を打ちながら「遺伝子はどこに行ったのか・・・」と思った記憶があります。
これが「細菌」によってO型の血液になるという噂のやつか・・・。
と衝撃を受けたわけです。20年越しの衝撃でした。
その話がこういう結果を生む可能性があるとわかっていたら、研究していたかもしれませんね〜。
気がつかなかった(というか、聞き流していて思い出した)
いろいろなところにヒントは隠されているのかもしれないと思った記事でした。
今月からかなり忙しくなりそうな気がします(特に今月)。とりあえず頑張ります!
いつも読んでいただいてありがとうございます。今後もよろしくお願いいたします。