ようこそ里山へ 茨城笠間・青葉って永遠

茨城県笠間市。観光と陶芸の町の知られざる宝。穏やかな里山と田園は心の原風景。庭と山川草木、体感する旬の言の葉たち。

苔むす巌の道をつなぎました

2014-06-03 06:25:08 | 茨城の復興・石の現場から
 復興の小路を、振り返りました。



既存のみかげ石畳に、被災した石塀の大谷石をつなぎました。



こちらが、正面入り口です。
右側の石畳には排水勾配がありますので、少しづつ、微妙な傾斜を整える作業でした。



奥に進むにつれて、既存のみかげ系も、織り交ぜつつ。
中ほどの横使いの石あたりから、雰囲気を変えました。



大谷石さんと、みかげさんは、意外に仲良しなのです。



軟らかい大谷が多め、堅いみかげが少なめというのが、良いコラボになるようです。

砂で目地を広く取った簡素な施工ですから、仕事は早いです。
あらかじめ資材を搬入し、地盤の掘削をしておけば、本体工事は、二人で一日で完了。
排水対策として、目地の廃材などを、地中に埋設する作業も同時に行いました。



小さな脇役さんや端材さんも、とても大切だと思います。
世の中的にも、良いアクセントになります。



やがて、目地にはコケがのって、さざれ石畳が巌さんへと成長し、既存の奥庭へ続きます。
石は地球さんから分離しておりますが、巌は地球さんの一部です。
地球さんと一体になった道を歩むことが、昔も今も、人間さんの道でしょう。



確かに、苔むす道には、有り難いひらめきがありますね。
お施主さんやご縁の方々のひらめきを、陰ながらサポートすることが出来れば。



コケさんも青葉も、地球さんのお役に立てるかもしれません。
お天道様に、深く感謝いたしました。
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