ようこそ里山へ 茨城笠間・青葉って永遠

茨城県笠間市。観光と陶芸の町の知られざる宝。穏やかな里山と田園は心の原風景。庭と山川草木、体感する旬の言の葉たち。

友と二人で思案の城址でした

2017-05-03 09:39:50 | わが里の飯田城址ほか中世城館の記
 昨日の続き、オオルリさんに背中を押されつつ、森の奥に進みました。



少し上ると、こんなふうに。
そそり立つ巨岩さんに、思わず仰天。
その威容が、二人の前に忽然と現れ。



見上げれば、遥かなてっぺんまでも。
のけぞるほどの断崖絶壁さんですが。
さらに、振り返りますと。



さすが、名にしおう仏国寺さんで(こちら➡伝説の山と僧兵ゆかりのみち)。
有難い岩窟さんと、お石塔もあり。
奥の院的な、静かな空気が。



ヤマアジサイさんの青葉の周りにも。
岩石と植物好きのブログ主には、たまらぬ展開でございます。



まさしく、思いがけないジオ景観ですが、鉱山も近い土地柄ゆえ、人工の掘削による歴史景観の感。
それでもなお、岩盤上の植生は、なかなか貴重なものと拝見しました。
山腹の温暖帯で、ヤブツバキさんやツツジさんなど、暖地系も繁茂しておりますが。



ふと、往時の僧兵さんを思いつつ見上げますと、お城的な意味も考えます。
麓には美田があり、山中にはお宝の金属がございましたゆえか。
僧兵さんが拠点を維持する財源も、きっと確保されていたのでしょう。



 さて、オオルリも岩盤さんも、友人のガイドのお陰様でした。
返礼といたしまして、ブログ主も、飯田城址をご案内。



友人も、かつてここを歩いたことはあったそうですが、今回初めて、城址と認識して驚嘆。
森に埋もれつつ、確かに残る遺構に、深く感動しておりましたが。
そういえば、飯田の地も、まさに田んぼと金属にまつわる地名も多く。



大名級の城館が成り立つほどの財源としては、どこか仏国寺さんとの共通点もありそうです。
かねてよりの埋蔵金伝説の真偽など、しばしセンノキさんの樹下にて、二人で思案しましたが。
それとは別に確かなことは、森の育む善玉菌さんの大切。



まさしく、キンはキンでも埋蔵金以上に、美味しいお米の米蔵菌の大切を思いつつ。
これからの、地域の史跡と森の保存、それに対する某計画と。
熊楠先生の心を思いつつ、慎重に対処いたします。
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