ようこそ里山へ 茨城笠間・青葉って永遠

茨城県笠間市。観光と陶芸の町の知られざる宝。穏やかな里山と田園は心の原風景。庭と山川草木、体感する旬の言の葉たち。

伝統の石灯籠を継承しており

2015-10-09 07:00:28 | 石の仕事誌
 石灯籠が、搬入されておりますが。



かなり大振りですね。
竿もごろんと、ご覧の通り。



震災で、倒れたそうですが。
機械加工になってからの作と拝見しましたが、傷にはなっても、造りは良いです。
その大きさとともに、その時代ならではの石工さんの気骨が伝わります。



一方こちらも、なかなか。
小さくても、やはり造りは良く。
しかも時代は古いようで。



ノミでくりぬいた跡が、ありありと。
とんがったノミ先跡ですから、超合金が普及する前、焼き入れの時代です。



こちらにも、大物が。
仮置き状態で場所ふさぎですので、早急に対処する必要がございます。



ところでこちらは、十余年前に、青葉が立てさせて頂いた県内産ですが。
画像右後方のものも併せ、大震災では倒れませんでした。
何事も、見えないところが大事なようです。



見えないところに力を込めるのが、日本の伝統なのですね。
電灯のない時代に培われた伝統に照らされる、茨城の灯篭さんですが。
この作者さんは、京都や金沢からもオファーがあります。



 さて、ぼちぼち雪見灯篭を立ててみましたが。
なにしろでかいので、場を選び、セオリーを超えたりこねたり。
ちなみに雪見とは浮き見の別名、水辺にあって水面の反映とともに楽しむ意図があります。



中台にあばたがございますが、新品には無い景色もオツなものでございます。



続いて大物さんにも取り掛かりましたが、ここで一端休憩です。
一呼吸置いて、天災対策も検討しつつ。
気骨に満ちたご要望に、着実にお応えいたします。
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