お待たせいたしました、茨城町の小幡城址探訪の続きです。
いよいよ、城内へと進み出しましたが。
紆余曲折の堀底に、高くて急な土塁が、両面から迫っており。
最初の大曲を越えたところで、早くも分岐点が見えました。
それでも、随所に案内板があるから大丈夫、とは、皆さんからの伺っておりましたが。
確かに、有り難い標識。
雪の中ですから、特にこの赤い矢印がいい感じ。
しかしながら、風雪に耐えかねて、既にこうべを垂れており。
ビスのあたりが腐食していたようですので、ひとまず勝手ながら、ブログ主流の応急処置を施し。
こんな感じでなんとか、本来のお役目の方向へと、その先を再び保持して頂きつつ。
その先の切通しへ進む前に、反対方向へ分岐する空堀も、ご参考までと一枚。
立ち入るべからずの簡易柵がありますが、こちらも一級品。
案内板がなければ、この場できっと、敵さんもうろたえるはず。
そして、再び本来の順路を見れば。
切通し越しに、次の矢印。
ちなみに、この切通しは後年の開削らしく、本来の城郭施設ではないようです。
ということは、隣に潜んでいる、もう一つの入り口から入らない限り、主郭には近づけない構造ということ。
ということで、その切通しを過ぎつつ、矢印に従ってさらに奥の右手方面を見通しました。
しばらく行くと、またまた右方向への屈曲がありますが、ひとまずここで、反対方向も一枚撮影。
回れ右して撮影するとこんな感じですが、こちらも立ち入り不可バリケード有り。
ここを辿れば、もう一つの入り口方向へ導かれるようですが。
ひとまず順路に戻り、さらに歩を進めましょう。
それにしても、矢印のお陰様で順調ではありますが。
順路通りとは言いながら、さすがにこのあたりまで来ると、何がなんだかわからなくなります。
もしこれが戦の最中ならば、入り組んだ全方位の土塁上から、交錯しつつ矢の雨が降り注ぐこと必定。
今でこそ、森閑と息をひそめる大堀切ながら。
往時の記憶を再現するかのように、枯れ込んだ太い枝などが頭上に差し掛かっており。
自然さんからの直撃砲にも、要注意の状況。
ついでに、土塁上の杉の大木さんも撮りましたが。
尾根的な地盤にも関わらず、ことのほかお元気です。
太い藤づるさんも随所にあり、水には不足なしの森と感じつつ。
さらに、もう一度右に折れ曲がり。
そういえば井戸の伝説もあったよね、とか思い出しつつ。
さらにまた、向こうに続く堀底にも、太い一本杉を確認。
おお、なんともいい感じ。
こういう目印こそが、埋もれた古城址では有り難い。
依然、主郭への道は不確かながら、決然と前進を続けました(続く)。
※関連記事→雪ニモマケズ小幡城探訪の序
小幡城址関連サイト↓
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全国のお城めぐりさん
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紆余曲折の堀底に、高くて急な土塁が、両面から迫っており。
最初の大曲を越えたところで、早くも分岐点が見えました。
それでも、随所に案内板があるから大丈夫、とは、皆さんからの伺っておりましたが。
確かに、有り難い標識。
雪の中ですから、特にこの赤い矢印がいい感じ。
しかしながら、風雪に耐えかねて、既にこうべを垂れており。
ビスのあたりが腐食していたようですので、ひとまず勝手ながら、ブログ主流の応急処置を施し。
こんな感じでなんとか、本来のお役目の方向へと、その先を再び保持して頂きつつ。
その先の切通しへ進む前に、反対方向へ分岐する空堀も、ご参考までと一枚。
立ち入るべからずの簡易柵がありますが、こちらも一級品。
案内板がなければ、この場できっと、敵さんもうろたえるはず。
そして、再び本来の順路を見れば。
切通し越しに、次の矢印。
ちなみに、この切通しは後年の開削らしく、本来の城郭施設ではないようです。
ということは、隣に潜んでいる、もう一つの入り口から入らない限り、主郭には近づけない構造ということ。
ということで、その切通しを過ぎつつ、矢印に従ってさらに奥の右手方面を見通しました。
しばらく行くと、またまた右方向への屈曲がありますが、ひとまずここで、反対方向も一枚撮影。
回れ右して撮影するとこんな感じですが、こちらも立ち入り不可バリケード有り。
ここを辿れば、もう一つの入り口方向へ導かれるようですが。
ひとまず順路に戻り、さらに歩を進めましょう。
それにしても、矢印のお陰様で順調ではありますが。
順路通りとは言いながら、さすがにこのあたりまで来ると、何がなんだかわからなくなります。
もしこれが戦の最中ならば、入り組んだ全方位の土塁上から、交錯しつつ矢の雨が降り注ぐこと必定。
今でこそ、森閑と息をひそめる大堀切ながら。
往時の記憶を再現するかのように、枯れ込んだ太い枝などが頭上に差し掛かっており。
自然さんからの直撃砲にも、要注意の状況。
ついでに、土塁上の杉の大木さんも撮りましたが。
尾根的な地盤にも関わらず、ことのほかお元気です。
太い藤づるさんも随所にあり、水には不足なしの森と感じつつ。
さらに、もう一度右に折れ曲がり。
そういえば井戸の伝説もあったよね、とか思い出しつつ。
さらにまた、向こうに続く堀底にも、太い一本杉を確認。
おお、なんともいい感じ。
こういう目印こそが、埋もれた古城址では有り難い。
依然、主郭への道は不確かながら、決然と前進を続けました(続く)。
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