ようこそ里山へ 茨城笠間・青葉って永遠

茨城県笠間市。観光と陶芸の町の知られざる宝。穏やかな里山と田園は心の原風景。庭と山川草木、体感する旬の言の葉たち。

巌を訪ねる朝のひとときです

2016-07-07 06:39:51 | 石の仕事誌
 川底に、露出しておりました。



こちらは、ブログ主の地元・飯田川の中ほど。
橋の下に、岩が見えました。



巌さんは、上流まで、ずっと続いておりました。
げに、巌さんはというものは、常にどこまでも一枚であり。
地球さんから離れていないというのが、岩と石ころさんの最大の違いです。




こんなふうに、ところどころに頭は別々に見えますが。
その根っこは全部つながり、ふた山三山越えて、水戸市岩根町まで一枚でしょう。
そして。



下流域に向かいましても、海を潜って、おそらく北米プレート南端まで。
この壮大なスケールを、天の川さんはいかに御覧になるでしょうか。



そういえば、今日は七夕ですが。
お天気も有り難く、ついでに石置き場を巡りつつ。
古代の夜と朝の間にも、巌さんがあったことなどを、思い出しました。



置き場には、大きな石もあります。
が、たとえ大きなものであっても、地球さんとは切り離されたキャリア。



その結果、岩戸開きの記憶を宿しつつも。
転がる石として、個別の存在として座しておりますが。
それでも古来、石組と書いて、イワグミと読むならわしも有り。



日本のお庭の基本でございますが。
悠久の地球さんの記憶を伝えつつ、あらゆる命の一切を支えるという。
有り難い巌さんの心で、石を生かせれば幸いです。

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