ようこそ里山へ 茨城笠間・青葉って永遠

茨城県笠間市。観光と陶芸の町の知られざる宝。穏やかな里山と田園は心の原風景。庭と山川草木、体感する旬の言の葉たち。

田んぼの流氷は千変万化です

2012-01-21 06:37:02 | 里山に捧ぐ
 昨日は、恵みの雨の茨城笠間でした。 低気圧が接近した今週は、田んぼの氷も薄く。 繊細な変化は、寒の楽しみであります。 薄い氷の下に空気があれば、氷原は白く。 氷原に、表現されるは田んぼの銀河。 織姫彦星、七夕まではあと幾月。 会うは別れのはじめとか。 幾山川を乗り越えて。 やって来ました南米ペルー。 氷河時代もあったとさ。 ナスカと見ナスか田んぼの地上絵。 干戈 . . . 本文を読む

近くの森で、祖先を想像しました I imagined my ancestor in the hometown from the nearby forest.

2012-01-20 08:04:05 | Welcome to SATOYAMA
 私は、先週に引き続き、近くの森を散策しました。 今日の記事では、陽の当たる森の小道をご案内します。 たくさんのナラとクリの落葉が、小道の上を覆っています。 私は、たくさんの落ち葉を踏みしめながら、坂道を登りました。 I strolled in the nearby forest continuously last week. In today's article, we will guide . . . 本文を読む

美酒の泡立ち夢見る草のお話

2012-01-19 06:52:18 | 野の花の笠間茨城
 伝統の蔵にて、銘酒が醸されるときの泡立ち。 それに見立てて、泡立ち草さんです。 そしてこちらの泡は、背が高いゆえに、セイタカアワダチソウと名乗る由来でございます。 休耕田にある、秋の黄色い花の後の、実の泡立ちを撮りました。 あまり好まれてはおりません。 たぶん、強すぎるからだと思います。 大都会にも、そこかしこにありますね。 元々は、北米大陸から、黄色い花を観賞用にと、移入されたらしいので . . . 本文を読む

東京の早春に絆を思いました

2012-01-18 06:55:15 | 今日の一歩
 昨日は、仕事の調査と研修を兼ねまして、上京しました。 ここは、午後の西東京市、家庭菜園の一角です。 ただ今、アブラナさんの上に、リンゴさんの葉が、一枚落ちました。  遅すぎる落葉ですが、都心の千代田区神田、学生街の街路樹のプラタナスさんは、さらに青々としていました。 学生街の喫茶店を過ぎて、並木道。 プラタナスの枯葉舞う冬の道。 振り返っても、そこにはただ、風が吹いているだけという歌は、既に . . . 本文を読む

時にはぬるむ冬水田んぼです

2012-01-17 05:42:48 | 田んぼ風土記
 今朝は、少し寒さがゆるい茨城笠間です。 時々は、こうして田んぼの氷もゆるむ時があります。 数日前にも、こうして、底の氷結が消え、水面のみの透明で薄い氷だけになりました。 快活な野鳥さん、セグロセキレイさんとカワラヒワさんたちが、薄い氷の上で群れていました。 思わずカメラを構えますが、うまく撮れません。 デジカメさんの目玉を恐れるのか、まことに敏感な野鳥さんたちです。 畦の緑も、この日は、ほ . . . 本文を読む

人知れず実る冬苺さんの森で

2012-01-16 06:37:35 | 野の花の笠間茨城
 今頃、寒い寒い時節の里山でも、彩りはあるものです。 森の木陰のフユイチゴさんが、赤い実をたくさんつけています。 里山の知られざる真冬のスターさんです。 どこにでもあるような林の上の緑地は、他の下草さんと混じりつつも、ほぼ全面がフユイチゴさんです。 舗装された生活道路が脇を走ってますが、皆さん素通りです。 一歩入れば、そこはフユイチゴ村。 奇跡の甘味が無数に熟しております。 小鳥さ . . . 本文を読む

厳寒の日に鏡が開く祝福です

2012-01-15 06:41:30 | 里山に捧ぐ
 先週の茨城笠間は、厳寒でした。 どれくらいの厳寒かといいますと、氷点下8度超。 じつは寒がりのくせに、真冬の早朝をなぜか好むという青葉も、この度は厳寒を認めました。 葉っぱも凍りつきました。 ここは、稲田石の石切山脈ですから、岩肌を走る北風さんも厳寒です。 それでも、葉っぱさんがあると、そこだけは早くとけるんですね、氷さんが。 おてんとうさまとともに生きた枯葉というものは、枯れてもなお、お . . . 本文を読む

里山めぐる、ヤマフジの山道

2012-01-14 06:51:00 | 里山に捧ぐ
 拙宅の西側を登っていけば、ここ、遠くの山が見える小道に出ます。 ただ今は、山々が、まだら模様の茨城笠間。 落葉樹の間に、常緑樹が存在感を増しています。 さて、今日は、さらに歩いて行きます。 山道を歩くと、歳を忘れ、夢を追い直しますね。 少年追いやすく、楽鳴りやまず。 カソコソカサコソ、カサマコソ。 森の縁を伝い、落ち葉を踏んで、歩いて行きます。 向こうの土手の上に、先日の記事でご紹介した、 . . . 本文を読む

I walked in the nearby forest. 私は、近くの森を歩きました 

2012-01-13 06:34:30 | Welcome to SATOYAMA
 毎日、寒さが続いています。 茨城県笠間市の農村を囲む森には、落葉樹の間から、冬の陽光が射しています。 私は、久しぶりに、自宅近くの森を散策してみました。 The cold continues every day. Sunshiny of winter shines between deciduous trees to the forest where the farm village in I . . . 本文を読む

伐られゆくクヌギさんの物語

2012-01-12 06:56:17 | 里山の言の葉
 いきなり切り株さんの登場ですが、樹齢60年余りのクヌギさんです。 ただ今、ご近所さん宅に隣接する林では、伐採作業が進行中です。 早朝、K親方一座の作業前に、現場を拝見しました。 戦後、いろいろな変化があっても、樹木たちは成長を続けました。 しかしながら、この景色には、自然の成長力を負の遺産にしてしまうという、現代文明の影が映っています。 ご当主さんも、ついに、涙をのんで伐採を決断しました。 . . . 本文を読む