暦の上では春ですが、被災現場では、少しづつの復興が続けられています。
石のに刻まれた牡丹の花が、陽春を待つ現場。
とある氏神様の石の灯篭の彫刻です。
大震災の横揺れで、上部が滑り落ちました。
一番下の台座はみかげ石ですが、上部は栃木県那須方面に産する、安山岩質の凝灰岩と推定されます。
みかげ石は硬く、凝灰岩は柔らかい石です。
灯篭の一番上、宝珠と呼ばれる部材の一部です。
雨水を逃がす穴 . . . 本文を読む
昨日は、一日中、雨の茨城笠間でした。
夕方に見る雨上がりの風景に、春が見えます。
ウグイスカグラさんの、早い花芽の先端が色づいています。
里山にて、コブシよりは遅く、ヤマザクラよりも早めに咲いたと記憶しています。
水滴を帯びた枝先の薄桃色。
寒の戻りも予想され、無事を祈ります。
拙宅の前の県道に出ました。
これから近所に、地域関係の書類を届けるのですが、今日は徒歩で向かいます。
ちょうど . . . 本文を読む
近年、日本全国にて、里山は荒れていると言われています。
荒れているという、その象徴は、こちら、アズマネザサさんの藪です。
長年放置されている藪に潜入し、現状を調査しました。
ミツバアケビさんの葉が、落葉しないままで、黒くくすんでいます。
道は、既に埋もれて、不穏な雲行きです。
コナラさんの高い枝の上から、カラスさんがカアと鳴きました。
外敵を退ける藪は、ウグイスさんには、たまらない楽園です。 . . . 本文を読む
日が伸びていますね。
午後5時でも、こうして自然光で写真が撮れます。
ご覧の地味なコロコロさんは、おチャノキさんの実です。
昔は、お茶の生垣が、どこの里にも見られました。
昼間の明るい時間帯ならば、たぶん、濃いチョコレート色に写ります。
茶の実を見ながら、茶飲み話になりました。
お茶というものは、昔、高名な禅僧さんが、大陸から持ち帰られました。
その後は、歴史の節目でも、生活の場の隅々 . . . 本文を読む
寒の空も見納めです。
ムクゲさんの枝が、天を指します。
毎日、かわるがわる一日花を咲かせた実鞘さんたちは、今、一斉に揃って満開です。
開いた鞘の中から、風で種が飛んで、実生で増えます。
冬型の、強い風が大好きなムクゲさんです。
茨城で風の寒い日は、日本海側は大雪に注意の日です。
寒風が好きでない、アオキさんです。
実が、今頃、やっとこさ色づき始めます。
冬眠していたのかもしれません。 . . . 本文を読む
昨日は全国的に豪雪の中、節分でした。
茨城笠間は、有難い晴天の中での節分でしたが、皆々様のご健康とご無事を祈念いたします。
今朝は、青葉の地元、飯田の里の鎮守の森での節分祭のご報告です。
樹齢600年だった先代ケヤキさんの後継も、植えられてから、既に40年余年。
今年も、春を控え、無事に枝を広げて、感謝です。
鎮守の森は、小高い丘になっています。
鳥居の向こうには、一宮・大井神社の森と、 . . . 本文を読む
2月になり、庭の紅梅のつぼみが少しふくらみました。
しかし、今年は、厳しい寒さが続いています。
日本海側と北日本の各地では、豪雪のため、被災されている方々がたくさんいます。
日本中の人々が、春の到来を待っています。
私の住む茨城県笠間市は、雪は降りませんが、異常低温によって、ウメの開花は遅くなる見込みです。
The bud of red flower plum in the garden swe . . . 本文を読む
昨日は、拙宅の里の隣、笠間湖こと飯田ダムに立ち寄りました。
いつものダムサイトから撮っていますが、水面は静かです。
食欲旺盛、お魚をまる呑みするカワウさんも、水面とともに休憩しています。
反対側には、吾国山(わがくにさん)が見えます。
画面中央奥には、筑波山が霞んでいます。
厳寒の時、人の姿は無く、貸切でパノラマを拝見。
笠間湖をご存じない方は、笠間市内にもおります。
笠間が気に入っ . . . 本文を読む
昨日の茨城笠間は、最低気温だったようです。
朝起きて、感覚的に動く青葉ですが、速やかにホッカイロを二つも装着。
朝のラジオでも、関東地方は26年ぶりの寒さとのお話でした。
拙宅の冬水田んぼが、完璧に氷結しました。
寒さに耐え抜く、デデッポーのキジバトさんも、昨日は音無し。
そんな低温をものともせず、小学生諸君は足取り確かに前進していました。
山は、常に、不動です。
小学生に、置いて . . . 本文を読む