林檎の唄 ~ アップルビデオ高津店オフィシャルブログ

アコースティック・バンド「アップルビデオ高津店」
火曜に店長、木曜にVROOOM、土曜につぁんが投稿します。

バンドの歴史6(つっかさんとの出会い)

2015年04月26日 16時45分53秒 | バンドの歴史




さてさて、おいらは、店長とバンドを組み、池袋で路上ライブを繰り返しながら、音楽を楽しんでおりやしたっ。

店長の前にコンビを組んでいた大学の友人は、「彼女ができた」の一言を残して、音楽をやめたので(爆笑)
それこそ店長と二人で、ギターを練習しておりやした。


ところがですねえ、店長はおいらより10歳くらい年上でして、友人というよりは、師匠って感じ。

いまは、おいらもおじさんになったので、敬意は払いつつも、立場はほとんど対等なのですが、当時は畏れ多い師匠でございました(笑)

これより少し後に、VROOOMを交えて、3人で路上ライブをやったときの動画(これから登場する「つっか」さんが撮影してくれた映像)があるのだが、

おいらがいつものように、ギターの弦をぶち斬って(笑)おろおろしていると、

店長が、


「(にこにこ弦は2セットでも3セットでも持ってきておけい!!


とおいらを一喝するシーンがございまして、
それはそれは畏れ多い師匠でございました(爆笑)


で、音楽を話せる同世代の友人がほしいなあ、と思いつつ、大学で講義などを受けておりました。

すると、何かの講義でグループワークをすることがあって、その同じグループに「つっか」さんがいたのです。

おいらは当時大学3年だったのだが、つっかさんは、うちの大学の系列の短大から、試験に合格して編入してきていたみたい。
初めて見る人だなあ、と思いつつ、グループ全員が名前を書いて回す紙を見ると、おいらとつっかさんは、下の名前が同じ(笑)


おおお? めずらしー。おいらとおんなじ名前だあ!


と思ったおいらが話しかけたっす。


「つっかさんって、俺と同じ名前ですね!」

「お、そうだねー。俺は北海道の短大から編入してきたんだよ」

「北海道っすかあ、俺は広島なんすよ~」

「生まれはね、北海道の利尻島なんだよ~。」

「利尻っすか?? カニと昆布ですよね??」



ええと、おいらにとっては、北のさいはて(爆笑)



なんて、話し始めたんですが。


おいらね、北海道人と縁が深いのよ(笑)

ちなみに北海道出身だし、このつっかさんをはじめとして、けっこう北海道人と話す機会が多いっす。


簡単に言うと、北海道人、好きです(爆笑)


というのは、おいらやVROOOMなんかは、広島出身なので、


とにかく熱いし、理屈っぽいし、負けん気が強いし、権威に反抗的(笑)




それに比べて、おいらが出会った北海道人たちは、みな、




のもーん(爆笑)




としていて、広大な大地のようです(褒めてます・笑)


おいらのイガイガして、とがったところも、

ほわーん

と包み込んでくれるような、つかみどころのなさが、

いっしょにいて、まったく疲れないのです(褒めてます・笑)



で、たちまち仲良くなって、大学の帰り道に、渋谷の山下公園のベンチで、ずっと話し込んだのを憶えております。

つっかさんは、邦楽が大好きで、おいらは筋金入りの洋楽好き。

これまた、真逆だったのが、良かったのだと思うざます!!

これが、20年後に、バンド「アップルビデオ高津店」の裏の顔、「アップル裏ビデオ高津店」の元になるのですね!!


で、つっかさんの第一印象は、以上のような感じだったのですが、

じつは、北海道人の、


のもーん


の裏には、詩人としての顔があったり、カメラマンとしての顔があったり、おいらより権威に反抗的だったりする、一筋縄ではいかない、別の顔があったのでした!!

続きは、次号だっ!