さてさて、職場の引き出しから出てきた大量のファミコンソフトについて、順繰りに語っていくこの企画(笑)
まさか、こんなに長編になるとは思わなかったなあ。
いやあ、こんなもんが出てきましたよ、懐かしかったです。
という感じで終わらせる予定で、適当に並べて写真を撮ったわけですけども。
ちゃんと見ていくと、それぞれに強烈な思い入れが詰まっているのですよ。
そりゃあそうだよなあ、少年時代、少ないお小遣いで熟慮した末に購入して、本気で遊んだゲームたちばかりなわけですから。
とてもとても、一言で済ませることができないわけです。
まあ、それぞれのソフトに、
一言だけ言わせてください。
というかたちで、長年の疑問や、イチャモンをつけてますけどね。
さて、今回は、
この右側の列の、覇邪の封印より下にある三つのソフトについて語りましょうか。
まず、覇邪の封印のすぐ下にあるのは、
ファミリーテニス
ですよねっ!!
これは、ものすごく好きなゲーム!!
いやあ、暇さえあれば、これをやりました。
もはやコンピュータは敵じゃなくなって、友人たちでも、おいらに勝てる人がいなくなる始末。
当時のテニス界を代表する選手をもじった名前の、たくさんのキャラクター。
この中から選べるわけですねっ!!
おいらのお気に入りの選手は、
まけろう
でしたな~。
はい、あまりにも古い時代なので、ご存知の方が少ないかもしれませんが、
当時のテニス界では、現在の錦織選手を上回るほどの花形スター!!
ジョン・マッケンロー選手ですよ!!
この人ですねっ!!
審判に暴言を吐いたりとかして、「悪童」なんて呼ばれてましたな~。
おいらはこの選手を使って、ネット際でボレーをかますのが、とても快感でした~。
あまりにも名作で、今でも時間があったら、やりたいくらいのゲームですわっ!!
よって、一言イチャモンは、なしっ(笑)
そしてその下にあるのが、
貝獣物語
ですよっ!!
ドラクエの大成功のあと、雨後のタケノコのように、わらわらと発売された、大量のロールプレイングゲームたち。
その中には、ドラクエの模倣作や、奇想天外な駄作や、あきれるほどの未完成品などがあったのですが。
これはその中では出来の良いほうに含まれるのではないかと。
世界の四隅から、それぞれの勇者が旅立ち、マップの中央あたりで全員がそろう、なんていう泣かせるストーリー。
主人公以外は、背中に貝を背負っている、かわいさ満点のキャラクター。
敵の強さとかのバランスもいいし、そんなに苦労した記憶がございません。
普通にクリアしたはずです。
でも、こういうゲームほど、記憶に残ってないんですね~。
どうしても言いたいほどの、イチャモンはございませんな~。
そして、その下、最下段にあるのが~、
燃えろ!!プロ野球
ですよっ(爆笑)
ドラクエと同じように、ファミリースタジアムの大成功で、やっぱり雨後のタケノコのようにわらわらと発売された大量の野球ゲームたち(笑)
この回でも書いたように、ハリキリスタジアムや、ベストプレープロ野球など、いっぱい出たのですよ。
その中でも、この「燃えろ!!プロ野球(通称、燃えプロ)」はそのゲーム画面が雑誌に発表された時から、多大なる期待をかけられたのです。
一応、解説しておくと、当時は「ファミリーコンピュータマガジン(通称、ファミマガ)」と「ファミコン通信(通称、ファミ通)」という雑誌を、小学生は毎週心待ちにしていて、そこに、開発途中のゲームのグラフィックが掲載されたりしていたのです。
というのも、見てください、「燃えろ!!プロ野球」の、このグラフィックを!
まるで、本物の野球中継を見ているかのような、アングルの映像!!
ファミリースタジアムでは味わえなかった、臨場感ですよっ!!
なもんで、当時の野球ファンの小学生たち(今から考えると、ものすごく多数)は、この作品を待ちに待っていたわけです。
と、こ、ろ、がっ!!
発売されたこのゲームをやってみて、あまりの出来のひどさに、怒りを通り越して爆笑する子供たち!!
たとえば、
ファウルの後は、どこに投げてもストライクになる!
とか
バントの体制なのに、バットにボールが当たるとホームランになってしまう!
とか、
野手のどれを動かしているのか自分でもわからなくなる!
などなど、ハチャメチャな野球ゲームだったのですよ(爆笑)
でも、当時の小学生たちはそれも含めて、
「ファウルの次は大暴投でもストライクじゃけえなあ!!」
とか、
「必殺、オチアイのバント・ホームラン!!」
とか言いながら、けっこう楽しんで遊んでいたもんですわ。
突っ込みどころ満載のこのゲームですが、一言だけ言わせてください。
1試合に1時間ぐらいかかるんだよ、長いんだよっ!!(爆笑)
ちなみに、このソフトを見せるだけで、1度でもこのゲームをやった人たちは、大爆笑します(笑)
というわけで、続きは次号じゃっ!!