未来技術の光と影。
SIYOU’s Chronicle




太陽系惑星8個に 冥王星を除外 国際天文学連合が決定
http://news.goo.ne.jp/news/sankei/kokusai/20060825/m20060825000.html?C=S

 太陽系の9番目の惑星とされてきた冥王星が“降格”され、太陽系惑星が8個になることが決まった。チェコのプラハで開かれた国際天文学連合(IAU)総会最終日の24日、「太陽系惑星の定義」ついて投票による採択が行われた。採択された新しい定義では、太陽系惑星は水金地火木土天海の8個に限定される。1930年に発見された冥王星が惑星の地位を失ったことで、太陽系の姿は76年ぶりに書き換えられる。

「惑星」の定義?

それが、どれほど大事なことなのであろうか。

既に惑星としての地位を確立している『冥王星』を降格させてまで、守らなければならなかったこととは、一体なんなのであろうか。

科学技術の進歩により、新たな惑星が見つかり、太陽系の兄弟が増えていく。それは、素晴らしいことだと思う。

いいじゃないか。惑星が10になろうが、20になろうが。

それがどんなにちっぽけな存在であっても、我々の兄弟として、暖かく迎えてあげようではないか。

そんな中、当の『冥王星』は、遠く離れた兄弟の表面で賢明に生きている我々が、自分のことをいったい何と呼んでいるかなど全く気にせずに、今日も広大な宇宙の中を、文字通り、さ迷っていることであろう。


「今度は、月が8個になるそうですよ。」
「月?もともと、1個しかないだろ?」
「いや、一月、二月の月ですよ。英語では1月から8月までには神や英雄の名前が付いているのに、9月以降は単なる数詞で表されているそうです。」
「そうなの?」
「ええ。しかも本来は、セプテンバーは7月の意味で、その後も2ヶ月ずつズレていることに対して、かねてから是正の声が高かったそうですよ。」
「じゃぁ、一年が8ヶ月になるのか。」
「いえ、9月から12月をまとめて『矮月』と呼び、『矮月30日』の後は『矮月31日』『矮月32日』・・・と、『矮月122日』まで続くそうです。」
「・・・」
「分かります?」
「いや、分からないね。」
「でしょうね。冥王星が矮惑星に降格になった時どころの騒ぎじゃありませんね。」
「そうだな・・・。英語では、何と呼ぶんだ?」
「『ドワーフマンス』だそうです。」
「スペルは?」
「『D・w・a・r・f・M・o・n・t・h』ですね。」
「そうか・・・、それは、困ったな。」
「経済に与える影響は計り知れませんね。どうせなら、4ヶ月分の名称を、オークションにかければ良かったんじゃないですかね。」
「そうか、その手があったな。何に決まると思う?」
「そうですね、『ビル』『ポール』『マイケル』『スティーブ』『ルバート』・・・そんなとこでしょうか。」
「そうか・・・、『ターナー』とか『メイヤー』とかは、いないのか?」
「誰です、それ?」
「いや、いいんだ。」
「・・・何、考えてるンですか?」
「私の人生に与える影響について、考えているんだがね。。。」
「そんな、大袈裟なことでも、ないでしょう。」
「いや、そうでもないさ。erで終わる月が無くなったら、牡蠣が食べられなくなるだろ。」

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