未来技術の光と影。
SIYOU’s Chronicle




ガンダムの大型模型発売 バンダイ、35万円で
http://news.goo.ne.jp/news/kyodo/keizai/20060803/20060803a2210.html?fr=rk

部品を組み立てる方式で、高さ約150センチ、重さ約35キロ。手の指や腕の関節など14カ所が動き、さまざまな姿勢を取ることができる。価格は35万円。インターネットや模型店などで、2006年度中に1000体の販売を見込んでいる。


岐阜県職員が裏金400万燃やす、個人など2億円保管
http://news.goo.ne.jp/news/yomiuri/shakai/20060803/20060803i317-yol.html?fr=rk

 岐阜県の組織ぐるみの裏金問題で、県は3日、県庁内で裏金を集約した1998年度の時点で、県教委分を含め、4億4100万円の裏金が存在していた、と発表した。


世の中には、良く解らないことが多い。

正直な感想は、「こいつら、バカじゃないの?」と言うものだ。

こんなことになる前に、もうちょっと頭を使っていれば、県政に役立てたし、少なくとも、現金を焼かなければならないようなハメには、陥らなかったはずだ。

人間は、もっとちゃんとしたことに、頭を使うべきであろう。

そうすれば、一見、何の関連もないようなニュースの間にある、意外な真実に辿りつくこともあるかもしれない。


「おはよう。。。これ、何?」
「例のアレです。」
「例の。って??」
「ガンプラですよ。」
「ガンプラって?」
「ガンダムのプラモデルですよ。」
「ガンダムの、プラモデルなのか?」
「はい。」
「これが?」
「はい。ちょっと、デカいですけどね。」
「ちょっとか?」
「かなり、デカいですね。」
「そーとーでかいよな。」
「そーとー、でかいですね。」
「これ、何個入りなの?」
「これで、一個です。」
「これで、一個なの?」
「ええ。これで、一個です。」
「10個買ったんじゃないの?」
「残りは、会議室にあります。」
「こんなもんが、9個もあったら、会議ができないだろ。」
「どーせ、意味のある会議なんか、やってないじゃないですか。」
「意味のない会議する以外に、やることないだろ。」
「そーですね。」
「お前だったよな、限定モノだから、何年か寝かせておけば、値上がりする。って、言ってたのは。」
「ええ。確かに、そう言いました。」
「机の隅に入れておけば、誰も気が付かないって、言ってたのは。」
「ええ。確かに言いました。」
「じゃあ、ちょっと入れてみようか。」
「机の隅にですか?」
「ああ。別に真中でもいいけどな。誰も気が付かない所ならなっ。」
「さっき、やってみたんですが、ダメでした。」
「やってみたのか?」
「ええ。だから、一個だけ、ここにあるんですよ。」
「本当に、そんなことしたのか?」
「・・・やるワケないでしょ。」
「どーすんだよっ。」
「どーしましょうか。」
「発覚する前に、焼却するしかないだろうな。」
「そうですね。どうします?焼却する前に、組み立ててみます?」
「10個全部か?」
「1個だけで良いですよ。後の9個は、会議室で皆で組み立ててますから。」
「組み立ててるのか?」
「ええ。組み立ててます。」
「なんで、組み立ててるんだよっ。」
「出来あがったら、会議してるように見せかけるんですよ。」
「そーか。その手があったか。」
「ええ。素晴らしいアイデアでしょ。」
「そうだな。人間、必死になって考えれば、良い智恵が浮かぶもんだな。」
「ええ、これからは、県政に付いても、必死に考えた方が良いでしょうね。」

「そなんことよりさ、これ、細かくして、ゴミに混ぜて出すの、大変だろ。」
「ええ、凄く大変ですね。」
「現金のまま処分した方が、楽だったんじゃいなのか?」
「そうですね。・・・でもですね。一個だけ組み立てて、その中に他のを隠して処分すれば、楽なんじゃないですか?」
「頭いーね、お前っ。だから皆、お前の言うこと、すぐ聞いちゃうんだよな。」
「・・・一個だけにしとけば、良かったですね。」
「そーだな、残りは現金のまま取っておけば、中に隠せたのにな。」
「400万円くらい、軽かったですね。」
「ああ、4億4100万円、全部入っただろうな。」
「誰かに、教えてやりたいですね。」
「そうだな。県庁舎に、等身大のガンプラがあったら、要注意。ってね。」

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