未来技術の光と影。
SIYOU’s Chronicle




グリコとバンダイ、「ガンプラ」入りの「ポッキー」パック製品を発売、数量限定
http://news.goo.ne.jp/article/infostand/business/it/1453780.html?fr=rk

 江崎グリコとバンダイは、「機動戦士ガンダム」のプラモデル(ガンプラ)を同こんした菓子「ポッキー」のパッケージ製品「ポッキー<ガンプラ>パック」を2006年12月11日から全国のコンビニエンスストアで発売する。

コラボレーションと言う言葉も、すっかり定着した。

もはや、ただ、コラボレーションだと言うだけでは、あまり話題にも登らない。

「モビルスーツ」と「ポッキー」。

この組み合わせは、ちょっと意外では、ある。

コラボレーションを行う場合、お互いの特性が相乗効果をもたらして、1+1が、3にも4にもなってこそ、その真価が発揮されると言えよう。

だが、今回のコラボレーションの場合、それは余り期待できない。

「ポッキー」好きの女の子が、これを機会にガンプラ好きになる可能性は、限りなく0に近い。

購買層は『限定』の言葉に引かれたガンダムマニアか、良くて、コンビニでちょっと見かけたサラリーマンが、手軽に購入できるという点であろう。

だがそれは、食玩としての立脚点であり、ポッキーであることの優位性は感じられない。

なぜ、今の時期にこんな展開を?

ひょっとすると近々、ポッキーを武器に戦うMSが登場するテレビシリーズが始まるのかも知れない。

・・・さて。

最近の私のお気に入りのコラボレーションはこれだ。

PSP「プレイステーション・ポータブル」ピンク
「Samantha Thavasa(サマンサタバサ)」とのコラボレーション実施

http://www.jp.playstation.com/info/release/nr_20061101_psp_samantha.html


今年のクリスマスの「おねだりアイテム」No.1であろう。

「何か欲しいものある?」
「私、ゲームが欲しいなぁ。」
「どんなゲーム?」
「PSP。この専用ポーチがとっても可愛いの。。。」

・・・まぁ、頑張ってくれたまえ。

サマンサタバサの「ポッキー専用ポーチ」とかの方が、人気が出そうだ。

ポーチを買った次の日からは、おやつは必ずポッキーにして、これ見よがしに持ち歩くであろう。その行く末には、『ポッキーがおやつ=セレブ』と言う構図が待ち受けている。

だが果たして、『ガンダム=セレブ』という時代がやって来る日は、あるのだろうか。


「そろそろクリスマスだね、何か欲しいものある?」
「私ね、最近、MSに興味があるの。」
「SM?」
「言うと思ったけど、違うわ。モビルスーツよ。」
「モビルスーツって?免許持ってなきゃ、買えないだろ。」
「来年からMSにも、オートマチックパイロットが導入されるのね。オートマ限定なら、女子でも取得し易いらしいのよ。」
「去年買ってやったアストンマーチンも、殆ど乗ってないじゃないか。」
「だって、あれ、あんまり可愛くないんだもの。」
「運転が下手だから、右ハンドルじゃなきゃダメだ。って言ったのは、お前だろ。」
「良く考えたら、普段はオートパイロットにしてるから、どっちでも良かったのね。」
「どーせMSも、『ライブコンサートバージョン』とかが出るんだろ?」
「なに?それ?」
「ガンダムシードに出てた、ピンクのMSだよ。」
「そんなの、あるんだ?」
「いや、実機ではないと思うよ。」
「まぁ、MSが可愛いからとかの理由で、欲しいワケじゃないのよ。」
「珍しいこともあるもんだね。じゃぁ、免許取ったら、お祝いに買ってあげるよ。」
「ほんとぉ?嬉しいぃぃぃ。」
「まぁ、無理だろうけどな。」
「じゃぁ目標として、今年はカバーだけ買ってくれる?」
「カバー?」
「うん。駐機中のMSを保護するカバーがサマンサタバサから発売されるのよ。」
「カバーだけあっても、しょうがないだろ。」
「そのカバーをしまっておくバッグが、とっても可愛いのよ。」
「・・・なるほどね。でも、そのバッグを手に入れたら、もう免許なんて、どうでも良くなるんじゃないか?」
「そんなことないわ。絶対に頑張って、免許を取ってみせるわ。」
「ホントかい?」
「ええ。だって、中にシートが入ってたら、バックとして使えないでしょ。」

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