未来技術の光と影。
SIYOU’s Chronicle




※2021/8/29更新 動画を探している方は、こちらの記事をどうぞ

いや、凄いよ。凄い。

【それって!?実際どうなの課】 次回予告(2020年6月3日放送)


森川のその特殊能力ばかりが目に付きがちだが、実は森川、さりげない所でもかなり凄いことになっている。

1.体操服の様な衣装が、可愛いのかどうか良く解らない。

いや、ちょっと変な格好だ。街でこんな娘が近寄って来たら、ちょっと避けたくなるレベルではある。

少なくとも、女優さんが人前に出る格好ではないのだが、それがまた、これから臨む内容を踏まえて、それに集中出来るようにとの、万全の態勢の表れである。

「体を動かすから、運動服だよね?」との安易な発想に留まらず、前かがみになった時に胸元が気にならないように。などなど、集中をミリでも妨げるような要素を全て排除した、本気度MAXの勝負服である。

ちょっと変であろうが、なんであろうが、技を成功させることの方が大事。との、真剣さが伝わる。

2.驚いた顔が変だ。

目を見開き、想像以上に大きな口を開く。

一見、ちょっとマヌケだ。

もともとがかなり可愛いので、ギリ、モザイクなしで放送可能だが、普通の人であれば、放映を躊躇するレベルである。

達人のお手本にスタジオから「おっ、きれい」の感嘆の声が入るが、Vのなかでも森川がすぐに「おーきれい」と反応している。驚いたり感嘆したりの様子が、ただ大袈裟なのではなく、的を得たものであり、心から感嘆している様が見て取れる。

ヘンな顔がこんなにも気持ち良い。そんな驚き方をする娘を、他に知らない。

3.「よっしゃい!」

あまり聞いたことがない。

「よっしゃい!」

今時の娘は、何か上手く言った時に、そう言うのか?

バラエティ番組で良くあるパターンだと、苦労の上に努力を重ね、やっと出来た瞬間に、感涙に打ち震えながら何か言う所であるが、一発で出来てしまう森川に、それはない。

「よっしゃい!」と、明るく喜ぶ姿が、ワイルドスピードにはぴったりだ。

4.自慢が嫌味にならない。

「ここまでノーミスで女性初取っちゃいました」

など、ちょいちょいアピールが入るのだが、嫌味が感じられない。

ヘタに謙遜するとシラケてしまう。ここまで出来てしまうと、それに触れないのも違和感が残る。さりげなくでありながらも、自信まんまんのアピールが入るのが自然であり、それがまた終始ニコニコとご機嫌な様子なので、こちらも嬉しくなる。

達人に「ここまで凄いとは」と褒められると、「嬉しい嬉しい」と、目をキラキラさせる。

5.達人をちゃんとリスペクトしている。

達人がお手本で示した技を、ちゃんと驚き、大喜びしてくれる。

溜めの部分ではちゃんと一緒に緊張し、技を出した瞬間に体をビクっとさせ、ちゃんと成功を確認してから、大喜びしてくれる。そしてそれに偽りが感じられないので、達人も非常に気持ちいいはず。

6.真剣な時は、ちゃんと真剣な表情

達人ですら、衣装の帽子を脱いで、真剣に挑んだ技。

さすがにそれに挑戦する時は、真剣さが違う。ありありと。

「おー。ワイルドスピードも、さすがに緊張しているな。」と、見ているこちらにも緊張が伝わる。

7.挑戦している感が、ちゃんと出ている。

「待って、ヤバイかも、いや大丈夫、最後まで引き切るよ」と、自己奮起しながらの挑戦。

「なんでも簡単に出来る。」のではなく、「なんにでも果敢に挑戦して結果を残す。」

天才ではあるのだが、「なんでも簡単に出来てしまう」のであれば、ここまでは盛り上がらない。森川は「出来てしまう。」のではなく、恐れることなく果敢に挑戦して「結果を出してしまう」のだ。

8.達成すれば、人並みに安堵する。

大技に成功した後で、「良かったー、ちょー緊張したー」と、床を転げ廻りながらケラケラ笑ってみたり、クロスをヒラヒラとさせながら「やったーうれしー」と喜びの舞を舞ってみたり。

その、普段の他のテレビ番組では見ることの無いちょっとヘンな姿から、ただ「出来た」のではなく、「やり遂げた」との満足感が、視聴者にも伝わる。

9.番組進行もばつぐん

受け答えもテキパキしている。

達人の言葉に解らないことがあった時に、ちゃんと的を得た、視聴者も知りたいであろう質問を投げる。

さらに難しい技に挑戦する時に、今までとどう違うのか?のレポートが、的を得た的確なものであり、言葉も解り易いので視聴者にもちゃんと伝わる。

素人の天才少女が、ただ技を成功させているだけであれば、司会進行役のMCが大袈裟に騒ぎ立て、ワンパターンのドラムロールに辟易するところだが、森川一人でご機嫌に進行しているのがまた、非常に気持ち良い番組に仕上がっている。

10.グラスを自分で積んでしまう。

終盤の大技に挑戦する段階で、森川が自分でグラスを積み始める。

かつて、見たことの無い清々しい光景だ。

あまりバラエティ番組を見ないので偏見で言わせて頂くことになるが、この手の番組って、スタッフが周到にお膳立てした上で、最後の見せ場だけを女優さんが演じてみせるのが通常のパターンと思われる。

特に今回のような場合、グラスの積み方一つにしても、達人が長年の経験にて体得した、微妙なノウハウというものがあるはずで、今日初めて挑戦する娘が安易に手を出せるものではないはずだ。少なくとも、その場の全員がそう思っている。

もし、私の積み方が悪くて失敗したらどうしよう。
達人に任せておけば良かったと、後悔することにならないか?
ここでしゃしゃり出ては失礼ではないか。

など、など、と思い巡り、安易な道を選びがちである。

その点、森川は「自分で積んで成功しらた、もっとカッコイイよね?」ぐらいのことは思ったかもしれないが、純粋に、達人がグラスを積んでいるのを見て「私もやってみたいです。」と、ワザに挑戦する時と全く同じスタンスで、いてもたってもいられない気持ちになり、果敢に挑戦してしまうのだと思う。

これこそが、森川をワイルドスピードたらしめている『強靭さ』だ。

野球や歌やなんにしても、自分がちょっと他人よりも得意なことを、一生懸命にやって、努力を重ね、結果を出す者は多い。

だが森川の場合、生まれながらに、なんでもホイホイ出来て来たのではなく、人生のどこかで自分の欠点として自覚している部分をなんとか克服しようと、全力で取り組んで来た結果としてこの『強靭さ』を会得したものと思われる。

「何も努力しなくても、何でも出来てしまう人はいーよね。」とナゲた見方をしてしまうと、自分の成長もそこで止まってしまう。

「自分を変えようと思えば、ここまで素晴らしいことが成し遂げられるようになるんだ。ちょっとは葵ちゃんを見倣ってみよう。」

そう思うことが出来れば、この先の人生も、少しは生きやすくなるような気がする。

11.忘れてならない。

前回のエントリーでも書いたが、制作サイドの番組にかける気構えが素晴らしい。恐らく他局では、ここまで森川が本領を発揮することは出来なかったはずだ。

ナレーションの妙も楽しいし、選曲も素晴らしい。

DJ Snake, Lil Jon - Turn Down for What


絶好調なワイルドスピードだが、ネットではそれを疑う声が上がっているようだ。

では、一つ一つ検証してみよう。続きは次回→『ワイルドスピード森川マッハファイブ』

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