未来技術の光と影。
SIYOU’s Chronicle




コロナ関連のニュースで、イマイチ良く解らないのが、

「子供がすることがない」「YouTubeばかり見ている」「家にばかりいてストレスが溜まっている」

など、などの声。

家ですることがない。という状況が良く解らない。

今の子は恵まれている。高機能のPCが10万円程度で手に入る。

プログラム作成や、イラスト作成、動画編集、DTMなどなど、高機能だが無料で利用できるソフトが充実している。

家にPCがあれば、いくらでもやることがあるはずだ。

YouTubeはミュージックビデオ以外はあまり見ないので、偏見だけで言わせてもらうと、ちょっと「アハハ」と笑って終わり、ただ消費するだけのものが人気のような感じている。

没頭出来るほどの満足感がないので、次から次へとコンテンツを漁っても、心が満たされることはない。

子どもにクリエイティブな体質を付ける。

親にとって重大なことだと思うのだが、世間ではあまり重視されていない。

自分で何かやりたいことがあれば、放っておいても、いつまでもそれをやっている。

逆に、特にやりたいことがないと、暇だヒマだと、なんとなく近場にある娯楽を消費するだけの生活しか出来なくなる。

今こそ、子供にクリエイティブな体質=クリエイティブなことに興味を持てること。自分で創らなくとも、他人の創ったものの凄さが理解出来て、素直に感動出来ること。

何かの作品を見ても、それを感動することが出来なければ、得られる満足度は低い。

普段食べられないような極上の料理を食べたとき、その美味しさが解れば得られる満足度は高い。

それが数万円であっても、金額相当の満足度が得られるので、「また、こんな料理が食べられるように」と、明日の活力にも繋がる。

だが、味覚音痴であれば、その良さが分からないので、ただ「量が足りない」ぐらいの感想しか得られない。

映画、音楽、ドラマ、マンガ、アニメ、小説、ミュージックビデオ、絵画、舞台、・・・。

全てに、同じ理屈が当てはまる。

アニメであっても、「これ、面白いね。」と、1本見ただけで高揚感が得られる者と、30分間時間潰しただけ。との感想しか持てない者もいる。

これからの人生を通して、様々な作品から喜びを得られるか、暇潰しのためにコンテンツを消費するだけで終わるのか。

そんな中、素敵な番組を見つけた。

テクネ「映像の教室」


私が見たのは「同ポジ2」だった。

「同ポジとは?」との技法の説明。
「同ポジ」で作成された素敵な作品の紹介。

そして、「同ポジ」で作品を作る方法。

これが、素敵だ。

先に制作風景を紹介して、次に小学生によって、実際に作成してみる。

アニメ「映像研には手を出すな!」を見て、「私もアニメ作ってみた~い!」と思っても、実は結構ハードルが高い。

絵心も必要だ。

だが、これなら、カメラかスマホがあって、pcに無料の編集ソフトを入れれば、割と簡単に出来そうだ。

映像編集は、初めは親がしてあげる必要があるだろうが、すぐに子供たちが高度な映像編集が出来るようになる。

まずは、この辺からかな。

つくろう!コマ撮りアニメ | コマコマ隊のコマドリル

めざせ!!

Her Morning Elegance / Oren Lavie





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