前期「アバランチ」を観ていた。
「北香那」が良かった。
凄く良かった。
誰か北香那を知っている人に会ったら「アバランチ観てます?北香那、すごくいいですよね。」と、話したくなるぐらい、この気持ちを分かち合いたくて、誰か北香那を知っている人に逢いに行きたいくらい、北香那が良かった。
「アバランチ観てます?」
「今年40年ぶりに・・・」
「いや、ABBAの昼食シーンの話ぢゃないです。」
「・・・良く解りましたね。」
「元ネタ、『はみだしYOUとPIA』ですよね。」
そんな話の出来る相手がいないので、せめてもと、空想のお友達と話をしてしまったくらい、北香那が良かった。
「恋せぬふたり」が始まって、北香那が出ていて喜んだ。
「わーい!」って感じだ。
でもね。ちょっと違和感。
あれ?主人公の実家の妹役?
あまり出番がなさそうな、正直、誰でも良いような役だ。
んー何故?アバランチ、観てなかったのか、このキャスティングした人は。
アバランチの時のような北香那がまた観たいとの欲望が、肩透かしを喰らった。
そんな感じだった。
だが、今日放送された第6話。
なぜ、北香那がキャスティングされたのかが明らかになった。
もうね。北香那に「堪能された」。
ちょっと変だが「堪能された」って。
ディスプレイのこちら側から北香那を眺め、「堪能する」のとはわけが違う。
向こう側からこちら側に身を乗り出し、腕を口に突っ込まれ、心をグルグルとかき回され、無理やり堪能させられた。
そんな感じだ。
北香那は演技が上手いとか、そう言うのとは違う。
心が心臓にあるのなら、あばらの下から手を突っ込んで、直接、心臓を揉み解されているような、そんな衝撃が心を襲う。
「岸井ゆきの」ですら、普通に女優さんが演技しているように見えてしまうほどだ。
いや、でもさ、アバランチ観てから今回の配役を決めたのでは、遅いのではないか?
今日の「みのり」を北香那に演じてもらおうと、このキャスティングに結びついた、私の見逃している北香那がいるに違いない。
北香那になら、心臓を取り出して、喰べられても本望だ。
いや、その前に、もっと心をぐちゃぐちゃに踏み躙って欲しい。
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