未来技術の光と影。
SIYOU’s Chronicle





「引用元:XG - MASCARA (Choreography) - YouTube

XGの待望の2ndシングル「MASCARA」がリリースされた。

XG - MASCARA (Official Music Video)


前回以上に「ふてぶてしい程に挑発的で挑戦的」な、とてつもなく素敵なMVになっている。

今回は、韓国メディアへの露出も積極的に行われ、話題沸騰状態だ。

とても嬉しい。

そんな中、XGに対するavex会長の発言が物議を醸しているようだ。

私も関連動画を見たが、確かに配慮に欠けた「これは、ないわ。」な、内容であった。

「『こんな日本人』によって作られたグループなんて・・・」

と、韓国の方々からの反感を買っても仕方のない発言があるのだが、それだけの理由でXGを嫌ってしまうのは、ちょっと待って欲しい。

日本にも「BTS」や「BLACKPINK」の様な、世界に認められるPOPグループが現れて欲しい。

これは日本の一人の音楽ファンの意見ではなく、日本の音楽産業に従事している者の、大半が抱いているであろう願いだ。

だが、殆どの者が「でも、それは不可能だ」と考えていたはずだ。

まだ「世界が認める」までにはなっていないが、十分にその素質を持ったチームの実現を可能にしたのは、XGの総括プロデューサであるSIMON(サイモン)氏の情熱と活躍があったからである。


「引用元:@simonjakops - Instagram: "XG with Hikaru
韓国音楽放送8人が一緒に〜
エクスマップファイティング🔥
ケプラーもヒカルドファイティング🔥
👽👽👽👽👽👽👽👽"


元、韓国の5人組K-POPアイドルボーイグループ「DMTN」のメンバーであり、現在は音楽プロデューサーとして、韓国語/日本語/英語の3か国語に精通し、グローバルに活躍している。

彼がいなければ、ここまで韓国勢の協力が得られたかどうかは不明だ。

そして、韓国勢の協力がなければ、XGがここまでのハイスキルなグループになることは、不可能であった。

XGのメンバーも、韓国陣営への敬意と信頼があるからこそ、自分の人生を捧げる覚悟も持てるし、厳しいトレーニングにも耐えられる。

5年間を共に過ごしたこにより、XGメンバーと韓国陣営のお互いの理解と信頼が、一層強固な物になっている。彼女たちのただ可愛いだけではなく、自信と誇りに満ちた表情や瞳の輝きが、雄弁にそれを物語っている。

どうか、彼女達の情熱の成果を、今後の活躍を、温かく見守って欲しい。

そしてXGが世界に認められる日が来ることを、XGのメンバーのみならず、彼女達を支えてくれたコリオグラファー、ボーカルトレーナー、楽曲制作、MV制作、衣装、美術、メイク、その他大勢のアーティスト、語学指導や出演交渉などの多大な支援で支えてくれたスタッフの方々、プロモーション撮影の場所を提供してくれたスタジオ、数えきれないほど多くの韓国の方々もまた、彼女達の成功を我が事のように祈ってくれていると思う。

組織のトップの発言には、それなりの責任が問われる。とは言っても、現場で注がれた真摯で膨大な情熱と、そのあまりにも素晴らしい成果が、そのことで犠牲になってはならない。

是非一度は観て欲しい。


「引用元:@simonjakops - Instagram: "ニューヨークマンハッタンタイムズスクエア
XGが載せられました!
本当に信じられません。ありがとうございます!"


※P.S.
今回のエントリーを書いていて「少女隊」のことを思い出した。
3人の少女による日本のガールズグループであるが、1984年8月28日のデビューシングルと同時に全編英語でラップしている12incシングル「ESCAPE」を発売している。

Forever / 少女隊& RED BUS ST PROJECT


私のHIPHOPとの出会いは1983年公開の「フラッシュダンス」であるので、これをレコード屋で見つけた時は歓喜感涙した。「Wild Style」の日本公開は「フラッシュダンス」の後だった(その順で劇場で観た)ので、かなり意欲的な取り組みであった。

詳しくはWikiを見て欲しいが、不運に見舞われ、韓国の皆様には温かい応援をして頂いた

1988年にはソウルオリンピックのイメージソング「Korea」を歌い、韓国でも大ブレイク。1988年8月18日には日本語の曲が禁止されていた韓国で、戦後初めて放送で日本語で歌った。

のだが、日本国内の音楽業界上層部の事情で、5年の活動で解散してしまった。

※P.S. 2
「Wild Style」だが、40周年記念上映として、2022年9月2日からヒューマントラストシネマ渋谷、新宿シネマカリテなどで全国上映されるようだ。
映画『WILD STYLE』 公式サイト - シンカ
これは立川シネマシティあたりで、爆音上映して欲しい。

ブログ内リンク

XG - 「Tippy Toes」
XG - Dance Performance 解析
XG の衝撃
XG - Solo Dance Performance
XG - 2nd Single - 「MASCARA」
XG - MASCARA - RELAY DANCE(リレーダンス)
XG を支えるコリオグラファー(振付師)
XG TAPE #2 GALZ XYPHER
『TR-808』
XG Reaction 集
世界を侵食しつつある「XG」AT COACHELLA
[XG TAPE #3-B] Nothin' (JURIN, COCONA) 背番号17に込められた思い
XG - GRL GVNG / CHOREOGRAPHER
[XG VOX #5] XGLEE CLUB (HINATA, JURIA, CHISA)
XG - TGIF
SHOW YOU CAN - MAYA & COCONA of XG
XG - NEW DANCE
XGを支える音楽 - XG ‘NEW DNA’ SHOWCASE in Japan
XGを支えるルイ・ヴィトン
[XG TAPE #4] - XGを支えるHIPHOPガチ勢
XG は HIP-HOP なのか
XG - WOKE UP MV 解析
XG - SOMETHING AIN'T RIGHT
XGは「反韓アイドル」なのか?

■Choreographers
「Hyojin Choi」Performance Director
「Bailey Sok」Dance Performance (#COCONA)
「Natalie Bebko」Dance Performance (#JURIN)
「The Lab / Sienna Lalau」Dance Performance #1
「Galen Hooks」Dance Performance (#CHISA)
「Spella」Dance Performance (#HINATA)
「Jojo Gomez」Dance Performance (#MAYA)
「May J Lee」Dance Performance (#JURIA)
「YANIS MARSHALL」Dance Performance (#HARVEY)
「Sienna Lalau」&「May J Lee」Tippy Toes
「Sienna Lalau」&「RENAN」MASCARA
「Aiki」Dance Performance #3
「RIEHATA」TikTok XG-MASCARA with RIEHATA
「AKANEN」TikTok COCONA she certified
「RENAN」MASCARA choreographer
「LadyBounce / BIGGY」Choreography Director

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